<第1章>肥満はたんぱく質不足が原因?

<第1章>肥満はたんぱく質不足が原因? 

 

アルブミン値で健康状態を見定める》

 

筋肉はエネルギーを多く消費する器官です。

呼吸をする、心臓を動かすなど、生命の維持に必要となるエネルギー量(基礎代謝)のうち、筋肉が3~4割を消費するとされています。

筋肉には脂肪をエネルギー変えて消費する機能もあるため、筋肉量が増えれば痩せやすく太りにくい体質になります

 

筋肉を増やすためには、筋力トレーニングなどの運動に加え、筋肉のもととなるたんぱく質を十分にとることも大切です。

たんぱく質が十分に足りているかは、「アルブミン」の数値が目安になります

 

血液中に含まれるアルブミンは、たんぱく質の一種。

主に人間の体内でアミノ酸を体中の組織に運ぶ役割を担っており、アルブミン量が十分にあれば筋肉を維持することができるとされています。

理想の値は5.0~5.3g/dlで、4.4g/dl以上あれば筋肉が増えはじめます。

また、アルブミン値が高いほど健康で、長生きであることもわかっています。

一方、3.6g/dl以下だと体の機能が衰弱するといわれています。

 

アルブミン値を見れば、たんぱく質の摂取量が足りているかに加え、健康状態もわかります。

内科や消化器内科、糖尿病内科などがある医療機関人間ドッグの血液検査で調べることができるので、気になる方は受けてみてはいかがでしょうか。

 

 

アルブミン値と体の状態

 

アルブミン値(g/dl):    ~3.6 体の状態:体の機能が衰弱する

アルブミン値(g/dl):    ~4.1 体の状態:新型栄養失調

たんぱく質を食べればアルブミンが増えて中性脂肪が減る体に!

アルブミン値(g/dl):    ~4.4 体の状態:筋肉が増えはじめる

アルブミン値(g/dl):    4.6 体の状態:肌がつややかになる

アルブミン値(g/dl):    4.7 体の状態:髪が元気になる

アルブミン値(g/dl):    4.8 体の状態:爪がきれいになる

アルブミン値(g/dl):    5.0 体の状態:表情がいきいきとする

アルブミン値(g/dl): 5.0~5.3 体の状態:理想

 

 

アルブミン値と寿命の関係

 

アルブミン値が高いと筋肉を増やしやすく、脂肪を燃焼しやすい体になります。

また、アルブミン値が高い人のほうが長生きであることもわかっています。

「内臓脂肪の話 より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

ビタミンB12について?

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<第1章>内臓脂肪がたまるまでのプロセス 

<第1章>内臓脂肪がたまるまでのプロセス 

 

《皮下→内臓→異所性の順に蓄積する》

 

食事をとると、エネルギー源となる中性脂肪がつくられ体の各器官に運ばれます。

ただ、糖質・脂質のとり過ぎや運動不足などによって、中性脂肪がエネルギーとして消費しきれないと、脂肪となって体内に蓄えられることになります。

 

脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪、異所性脂肪の3種類があります。

最初に蓄えられるのは、皮膚のすぐ下にある皮下脂肪です。

 

皮下脂肪は全身につきますが、とくに女性の下半身(下腹部、太もも、お尻など)につきやすいのが特徴です。

 

皮下脂肪として蓄えきれなかった中性脂肪は、内臓のまわりなどにつく内臓脂肪として蓄えられます

 

特徴は、お腹がぽっこりと出るようになることと指でつまめないこと。

皮下脂肪は指でつまむことができます。

 

さらに、内臓脂肪にも蓄えきれず余った中性脂肪は、異所性脂肪として蓄えられることになります。

 

異所性脂肪とは、肝臓やすい臓、筋肉など本来たまるべきではない場所にたまってしまうもので、第3の脂肪とも呼ばれています。

 

特徴は、外見では痩せて見える人にもたまっている場合が多いことです。

とくに自覚症状もないうえ、異所性脂肪がたまった臓器や筋肉は、本来の機能が低下してしまいます。

2型糖尿病などの病気を悪化させるリスクが高まるため注意が必要です。

 

 

どうして糖ではなく脂肪でためるの?

 

体内で蓄えておくエネルギーをわざわざ糖から脂肪に変えるのは、同じ量の場合、脂肪のほうが約2倍のエネルギーを格納できるからです。

また、糖を備蓄するには脂肪の約3倍の水分が必要となり、脂肪で備蓄するよりも重くなってしまいます。

 

ブドウ糖1g:4kcal < 脂肪1g:9kcal

ブドウ糖を備蓄するのに脂肪の約3倍の水分が必要!

脂肪でためるほうが効率的!

 

 

脂肪が体にたまる順番

 

糖質を過剰に摂取してしまうと、エネルギーとして消費しきれなかった分が、体内に中性脂肪としてたまります。

中性脂肪はまず、皮下脂肪として蓄えられ、蓄えきれずに余った分が内臓脂肪となり、さらに余ると筋肉や臓器にたまって異所性脂肪となるのです。

 

皮下脂肪

 ↓ 余った分が内臓のまわりにたまる

内臓脂肪

 ↓ さらに余った分が筋肉や臓器にたまる

異所性脂肪

「内臓脂肪の話 より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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<第1章>内臓脂肪増加の犯人は糖質だった!

<第1章>内臓脂肪増加の犯人は糖質だった!

 

《脂質より糖質のほうが体脂肪になりやすい》

 

「体脂肪がたまる食事」と聞くと、「脂質」をイメージする人は多いのではないでしょうか。

もちろん脂質のとり過ぎは体に脂肪がたまる原因になるのですが、それよりも問題なのは「糖質」のとり過ぎです。

脂肪の原料は脂質と糖質で、実は糖質のほうが脂肪になりやすいのです。

 

ごはんやパン、パスタなど糖質がたっぷり含まれた食事を食べると、血液中の糖(血糖)の量である血糖値が上がります。

するとインスリンというホルモンがすい臓から分泌され、血糖を筋肉細胞にとり込んで血糖値を下げようとします。

とり込まれた血糖はエネルギー源となったあとグリコーゲンとして蓄えられますが、使いきれなかった血糖は脂肪細胞にとり込まれて中性脂肪(体内でエネルギーとして使われる脂肪)に合成されてしまいます。

これが増え過ぎると内臓脂肪や皮下脂肪などとなって蓄えられるのです。

 

また、体内にとり込まれた糖質と脂質は、肝臓に送られ中性脂肪が合成されます。

中性脂肪は血液中を流れて各器官に運ばれ、エネルギーとして消費されるのですが、使いきれなかった中性脂肪も蓄えられます。

 

つまり、糖質や脂質(とくに糖質)をとり過ぎた状態で、体を動かさずにエネルギーをあまり消費しない生活を続けていると、脂肪がどんどん蓄積されていくというわけです。

 

 

太る原因は脂質よりも糖質

 

食事に含まれた脂質がそのまま脂肪になるわけではありません。

食事で注意すべきなのは、脂質よりも糖質のとり過ぎなのです。

 

OK

  ↓

脂質

 

NG

  ↓

糖質

 

糖質が体重を増やす

 

 

余ったインスリンが「肥満ホルモン」に

 

糖質を過剰摂取したことにより分泌されたインスリンが余ってしまうと、「肥満ホルモン」となって脂肪合成を促し、内臓脂肪の原因になってしまいます。

 

糖質を食べて血糖値が上がる

        ↓

血糖値を下げたあと、貯蔵しきれなくなったインスリンが余る

        ↓

余ったインスリンが脂肪細胞に働きかけて脂肪をつくる

「内臓脂肪の話 より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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<第1章>内臓脂肪を減らすのに運動はいらない

<第1章>内臓脂肪を減らすのに運動はいらない

 

ぼっこりお腹の正体って何?

 

《内臓周辺の脂肪が生活習慣病の原因に》

 

ぽっこり突き出したお腹や年々増えていくウエストサイズ……お腹まわりの脂肪に悩まされている人は少なくないでしょう。

 

ぽっこりお腹の原因は、「内臓脂肪」と呼ばれている脂肪の蓄積です。

内臓脂肪とはその名のとおり、内臓の周囲、腸などの消化管を固定している膜にたまる脂肪。

たまり過ぎた状態は「内臓脂肪型肥満」といわれ、そのシルエットがリンゴに似ていることから「リンゴ型肥満」とも呼ばれています。

 

そもそも体につく脂肪には3種類あり、内臓脂肪のほかにまず「皮下脂肪」があります。

皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく脂肪で、腰から太ももにかけて蓄積しやすいという特徴があります。

過剰にたまった状態は「皮下脂肪型肥満」、あるいはそのシルエットから「洋ナシ型肥満」と呼ばれています。

 

もうひとつは「異所性脂肪」です。

体のたまるべきではない場所、筋肉や臓器についた脂肪のことをいいます。

 

厚生労働省は腹囲をメタボリックシンドローム(心臓病や脳卒中などになりやすい病態)の診断基準のひとつとしていますが、これは内臓脂肪が健康を害する物質を放出することがわかっているから。

ぽっこりお腹は生活習慣病を引き起こす危険信号ともいえるのです。

 

 

体にたまる主な脂肪

 

人体の約20%が脂肪でできており、大きく内臓脂肪、皮下脂肪、異所性脂肪の3つがあります。

その中で最も落としやすいのが内臓脂肪です。

 

つまめる

  ↓

皮下脂肪

 

皮膚の下につく脂肪です。

体温の維持やエネルギーの蓄積、外部の圧力から身を守るなどの役割があります。

 

つまめない

 ↓

内臓脂肪

 

皮下脂肪の下、腸などの消化管を固定している膜にたまる脂肪です。

たまり過ぎると様々な病気の原因になります。

 

ついたらやっかい

 ↓

異所性脂肪 危険度大

 

筋肉や臓器の細胞に直接つく脂肪です。

健康に悪影響があり、外見にあらわれにくいため隠れ肥満の原因にもなります。

 

こんなところにつきやすい

筋肉・肝臓・すい臓

「内臓脂肪の話 より」

 

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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

 

でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?

それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。

LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。

ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。

それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。

 

この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。

ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。

ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。

心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。

この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。

そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。

 

それはビタミンBです。

ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。

ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。

体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。

また、ビタミンBは8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

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<第3章>会話で免疫力アップ!「すみません」より「ありがとう」

<第3章>会話で免疫力アップ!「すみません」より「ありがとう」

 

《素直に謝るのはいいことだけど……》

 

取引先の相手や上司に対して、何度もくり返し「すみません、すみません」と謝罪している場面。

ビジネスシーンではたまに目にする光景です。

取り返しのつかないミスをしてしまったり、誰かに多大な損害を与えたりしたのであれば、とにかく誠心誠意、心をこめて謝罪をすべきですが、実害のないレベルの失敗だったり、挽回可能なことであれば、ただ謝るだけではなく、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えて、前向きに対処する習慣を身につけましょう。

 

人間は誰かに謝罪をするとき、強いストレスを感じています

「すみません」と口にするたびに、脳が負い目や罪悪感を覚えるためです

普段から何かにつけて「すみません」と連呼している人は、そのたびにストレスを溜め込んでいるといっても過言ではありません

 

一方、何かをしてもらったことに感謝し、「ありがとう」と気持ちを伝えるとき、脳内には「βエンドルフィン」という幸せホルモンが分泌されます。

これは強い多幸感をもたらし、ストレスを緩和する効果もあるので、重く張り詰めた空気を切り替えるきっかけとしてもピッタリです。

緊張した表情も自然と和らぎ、笑顔を意識して会話を続ければ、気分もポジティブに

さらに笑顔のチカラで免疫力を高めることもできるのです

 

 

ストレスを和らげる「感謝」の言葉

 

◆謝ってばかりいるとストレスが溜まる

 

「しっかりしてくれないと…」

「すみません、すみません、すみません」

 

会話の端々で「すみません」と謝る癖がついている人は、そのたびに脳がストレスを感じている。

 

◆感謝の言葉で脳を幸せに

 

「しっかりしてくれないと…」

「仰るとおりです! ありがとうございます!!」

 

相手に余計な手間をかけてしまったときなどは、ただ謝るのではなく感謝も伝える。

これにより脳内に幸せホルモンが分泌され、ストレスを緩和することができる。

「免疫力の話 より」

 

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心の病との関連で関心を集めているストレスホルモンが「コルチゾール」です。

コルチゾールは、副腎から分泌されると、血液にのって体内を循環しながら、エネルギー源の補充などの重要な役割を果たします。

役割を終えると脳にたどり着いて、脳に吸収されます。

これが、正常なストレス反応の流れです。

 

ところが、主に「我慢するストレス」状態が長い期間にわたって続き、ストレスが積み重なっていくと、コルチゾールがとめどなく分泌され続けるようになってしまいます。

こうなると、状況が一変します。

コルチゾールが脳にあふれて、その一部をむしばんでいくのです。

まさに、ストレス反応が暴走して、ありふれたストレスが「キラーストレス」と化してしまうのです。

 

副腎が疲れている人に圧倒的な足りない栄養素は、ビタミンB群になります。

ビタミンB群は、抗ストレスホルモンを合成するときに必要な栄養素です。

そのため、ストレスが多く抗ストレスホルモンを大量に必要とする人などは、体内のビタミンB群が不足しがちになります。

その結果、抗ストレスホルモンが十分につくれなくなり、副腎がますます疲れてしまうのです。

 

また、ビタミンB群は、体を動かすエネルギーをつくりだすためにも必要な栄養素。

私たちの体を構成している細胞には、ミトコンドリアというエネルギー生成工場があり、摂取した食べ物を燃焼させて、「ATP(アデノシン三リン酸)」というエネルギー物質をつくっています。

このATPをつくり出す過程で必要なのがビタミンB群です。

ビタミンB群が不足すると、ミトコンドリアATPが十分につくれなくなる。

ATPが足りなくなると、体がだるくて疲れが取れなくなったり、頭の回転が悪くなってきたりします。

 

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<第3章>健康になりたいならカラオケをする

<第3章>健康になりたいならカラオケをする

 

《楽しく歌って身も心も健康に》

 

大声で笑ったり、思いっきり泣いてみたり、感情を表に出すことはストレスの発散、解消に高い効果があることはこれまでもご紹介したとおり。

同時に免疫力も鍛えられて、心身ともに健康になれる一石二鳥の解消法なのですが、「一人でやるのはちょっと……」とか「どうせなら楽しみながら発散したい」という人もいるはず。

そんな方にはカラオケをオススメします。

 

カラオケなら思いきり大きな声を出すこともできるし、好きな歌を存分に歌いまくれば、楽しくストレスを発散できます

最近は一人でカラオケする「ヒトカラ」人口も増えているので、他人に歌を聞かれるのが恥ずかしいという人でも安心して楽しめますね。

 

じつは、カラオケがもたらす健康効果は科学的にも証明されています。

我々は普段、息をするとき胸を大きく動かす「胸式呼吸」をしていますが、歌っているときにはお腹を膨らませる「腹式呼吸」になりやすいのです

この「腹式呼吸」に変わることで自律神経の集中している横隔膜が活発に動き、副交感神経が働いて、免疫機能がアップしたり、気分が落ち着いたりといった効果が得られます

 

歌いながら身振り手振りも加えれば、気分も一層盛り上がるうえ、適度な全身運動にもなってまさに一石三鳥、四鳥の効果です。

 

 

カラオケが健康にいい4つの理由

 

1.大きな声で歌えば気分もスッキリ

 

大きな声で歌うと気分がスッキリするが、お腹から声を出すようにすると横隔膜が動いて自律神経が刺激され、さらに効果的に。

 

2.歌うと唾液の量が増加

 

歌うことで唾液の分泌が増加。

これにより免疫力が強化され、同時に活性酸素を除去する効果で老化防止にも役立つ。

 

3.表情筋を動かしてストレスホルモンを撃退

 

楽しく歌うことで表情筋が大きく動くと、以前の楽しかった記憶がよみがえり、コルチゾール(ストレスホルモン)を減少させる。

 

4.身振り手振りも加えて歌いながら全身運動

 

大きく口を開けて歌うことで顔全体の筋肉を使う他、身振り手振りを加えて歌えば、カラオケを楽しみながら全身運動にもなる。

「免疫力の話 より」

 

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心の病との関連で関心を集めているストレスホルモンが「コルチゾール」です。

コルチゾールは、副腎から分泌されると、血液にのって体内を循環しながら、エネルギー源の補充などの重要な役割を果たします。

役割を終えると脳にたどり着いて、脳に吸収されます。

これが、正常なストレス反応の流れです。

 

ところが、主に「我慢するストレス」状態が長い期間にわたって続き、ストレスが積み重なっていくと、コルチゾールがとめどなく分泌され続けるようになってしまいます。

こうなると、状況が一変します。

コルチゾールが脳にあふれて、その一部をむしばんでいくのです。

まさに、ストレス反応が暴走して、ありふれたストレスが「キラーストレス」と化してしまうのです。

 

副腎が疲れている人に圧倒的な足りない栄養素は、ビタミンB群になります。

ビタミンB群は、抗ストレスホルモンを合成するときに必要な栄養素です。

そのため、ストレスが多く抗ストレスホルモンを大量に必要とする人などは、体内のビタミンB群が不足しがちになります。

その結果、抗ストレスホルモンが十分につくれなくなり、副腎がますます疲れてしまうのです。

 

また、ビタミンB群は、体を動かすエネルギーをつくりだすためにも必要な栄養素。

私たちの体を構成している細胞には、ミトコンドリアというエネルギー生成工場があり、摂取した食べ物を燃焼させて、「ATP(アデノシン三リン酸)」というエネルギー物質をつくっています。

このATPをつくり出す過程で必要なのがビタミンB群です。

ビタミンB群が不足すると、ミトコンドリアATPが十分につくれなくなる。

ATPが足りなくなると、体がだるくて疲れが取れなくなったり、頭の回転が悪くなってきたりします。

 

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<第3章>大声で笑えば最強の体に!

<第3章>大声で笑えば最強の体に!

 

《免疫力は「笑顔」で鍛えよう》

 

一説には、毎日ニコニコして笑顔を絶やさない人ほど、いつまでも健康で長生きできるといわれています。

実際、高齢者やうつ症状のある人に対し、「笑い療法」という治療法を取り入れている病院もあるほど。

その医学的な根拠や成果についてはまだまだ研究段階ですが、何事も楽しみながら取り組み、ポジティブで楽観的な思考をすることは、心身を活性化して健康にしてくれるのだそうです。

 

また、人の笑顔を見たり、自分が笑顔になることで、脳内に「幸せホルモン」と呼ばれるドーパミンやβエンドルフィンが分泌されます。

これらのホルモンは多幸感をもたらし、心を穏やかにしてストレスも和らげてくれる、いわば心の栄養剤。

強いストレスにさらされたときこそ全力スマイルで乗り切りましょう。

 

もうひとつ、笑いや笑顔がもたらす効果として注目を集めているのが、免疫力の強化です。

笑顔を作ることで、体内に侵入した異物を見つけて攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化し、免疫機能が強化されることがわかっています

このNK細胞は、一部のがん細胞に対して効果的に働くことから、がんの免疫療法としても大きな期待が寄せられているのです

笑顔のチカラでがんを克服、いつかそんな時代が本当に来るかもしれません。

 

 

笑って心身を活性化

 

1.幸せホルモンが分泌

 

笑顔がドーパミンやエンドルフィンといった脳内物質の分泌を促すことで多幸感が得られ、ストレスを緩和させる。

 

2.自律神経を整える

 

笑顔が副交感神経の働きを優位にし、自律神経のバランスを整えてくれる。

 

3.免疫細胞を活性化

 

笑うことで体内に侵入した異常な細胞やウイルスを攻撃するNH(ナチュラルキラー)細胞を活性化。

がんの発生を抑え、免疫力を向上する。

「免疫力の話 より」

 

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心の病との関連で関心を集めているストレスホルモンが「コルチゾール」です。

コルチゾールは、副腎から分泌されると、血液にのって体内を循環しながら、エネルギー源の補充などの重要な役割を果たします。

役割を終えると脳にたどり着いて、脳に吸収されます。

これが、正常なストレス反応の流れです。

 

ところが、主に「我慢するストレス」状態が長い期間にわたって続き、ストレスが積み重なっていくと、コルチゾールがとめどなく分泌され続けるようになってしまいます。

こうなると、状況が一変します。

コルチゾールが脳にあふれて、その一部をむしばんでいくのです。

まさに、ストレス反応が暴走して、ありふれたストレスが「キラーストレス」と化してしまうのです。

 

副腎が疲れている人に圧倒的な足りない栄養素は、ビタミンB群になります。

ビタミンB群は、抗ストレスホルモンを合成するときに必要な栄養素です。

そのため、ストレスが多く抗ストレスホルモンを大量に必要とする人などは、体内のビタミンB群が不足しがちになります。

その結果、抗ストレスホルモンが十分につくれなくなり、副腎がますます疲れてしまうのです。

 

また、ビタミンB群は、体を動かすエネルギーをつくりだすためにも必要な栄養素。

私たちの体を構成している細胞には、ミトコンドリアというエネルギー生成工場があり、摂取した食べ物を燃焼させて、「ATP(アデノシン三リン酸)」というエネルギー物質をつくっています。

このATPをつくり出す過程で必要なのがビタミンB群です。

ビタミンB群が不足すると、ミトコンドリアATPが十分につくれなくなる。

ATPが足りなくなると、体がだるくて疲れが取れなくなったり、頭の回転が悪くなってきたりします。

 

ビタミンB12について?

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