<第3章>海藻ときのこは究極の食材 

<第3章>海藻ときのこは究極の食材 

 

《食物繊維が血糖値の急上昇を防ぐ》

 

海藻には、水に溶けやすい性質の水溶性食物繊維が豊富に含まれています。

その中でも「フコイダン」は糖の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を防ぎ、さらに腸内の余分なコレステロールや有害物質を絡め取って排出する作用もあります。

 

そのほか、海藻のぬめり成分である「アルギン酸」にも食後の血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。

海藻は、カルシウムや亜鉛マグネシウムなどのミネラルも豊富で、体の新陳代謝を促し血圧や血糖値を調整してくれます。

 

なお海藻は一度にたくさん食べるよりも、食事のたびに少しずつ摂取するほうが効果的です。

水で戻して使える手軽な食材などを活用しつつ、わかめやこんぶ、ひじき、もずく、海苔、あおさなど、いろいろな食材を取り入れてみましょう。

 

きのこは水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維、両方を含んでいます。

フコイダンと同様、水溶性食物繊維が血糖値の急上昇を防ぎ、不溶性食物繊維が腸内環境を整えて便通を促してくれます

また、糖質の代謝を促進させる「ナイアシン」などのビタミンB群や、血糖値を下げて免疫力を高める食物繊維の一種「β-グルカン」なども豊富です。

 

食べ方のコツとしては、食物繊維で糖の吸収を緩やかにするため、食事の最初や中ほどにとるとよいでしょう。

 

 

ぬめりのもと「フコイダン」が体にいい

 

フコイダン

 

糖の吸収を遅らせたり、余分なコレステロールを排出したりする働きのある水溶性食物繊維です。

抗酸化作用や免疫力を上げる働きもあります。

 

・血糖値の上昇を防ぐ

コレステロール値を下げる

・肝機能を向上させる

 

◆糖の吸収を抑える

 

わかめ

ひじき

こんぶ

 

 

きのこが糖の代謝を上げる!

 

ナイアシン

 

水溶性ビタミンであるビタミンB群のひとつです。

糖の代謝を上げる働きをはじめ、たんぱく質や脂質からエネルギーを産生する効果があります。

 

Β-グルカン

 

食物繊維の一種で、血糖値を下げる働きがあります。

免疫力を高め、がんの予防にも効果があると期待されています。

 

◆食事の最初や中ほどに食べるとさらに効果的

 

食べると内臓脂肪が増えにくくなる!

 

しいたけ

えのき

エリンギ

「内臓脂肪の話 より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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<第3章>内臓脂肪を減らすには“サバ缶と納豆”

<第3章>内臓脂肪を減らすには“サバ缶と納豆”

 

《DHAとEPAはサバ缶1つでOK》

 

内臓脂肪を減らすために積極的に活用してほしいのが「サバ缶」と「納豆」です。

 

サバにはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)という必須脂肪酸の一種が多く含まれており、6週間とり続けると内臓脂肪が減少することがわかっています。

どちらも青魚に含まれているのですが、体内では合成できないので食べ物から摂取する必要があります。

 

なかでもサバ缶をおすすめするポイントは、1缶でDHAとEPAの1日の摂取目安量(両方あわせて約2000mg)をほぼ摂取できること。

どこでも入手でき手軽に食べられることや、酸化していないDHA、EPAがとれることも魅力的です。

 

また、納豆は健康効果の宝庫といわれるだけあって、内臓脂肪が気になる人にとってほして栄養素もたくさん含まれています。

特に、納豆のねばねば成分である「ナットウキナーゼ」は血液の凝固を防ぎ、血管がつまる原因となる血栓を溶かす働きがあります

血栓は深夜から早朝にかけて生じやすいので、夕方以降に食べるとその効果がさらに高まるでしょう。

 

さらに納豆の原料である大豆には、豊富な食物繊維や植物性たんぱく質が含まれており、糖の分解や吸収を緩やかにします。

脂肪の代謝を促す大豆サポニンなども含まれています。

 

 

サバの良質な脂が内臓脂肪に効く

 

DHA

ドコサヘキサエン酸

 

EPA同様、体内では合成できない必須脂肪酸のひとつです。

脳神経の情報伝達を促す働きがあり、脳の活性化への効果が期待されています。

 

EPA

エイコサペンタエン酸

 

体内では合成できない必須脂肪酸のひとつで、サバなどの青魚に多く含まれます。

血管や血液の健康を維持し、中性脂肪を下げる働きがあります。

 

◆サバ缶が便利

 

・EPAとDHAを合わせて1日の摂取目安の約2000mgがとれる。

・どこでも入手しやすい

・調理済みで手軽に食べられる

 

 

納豆のすごい効果!

 

納豆の材料となる大豆は植物性たんぱく質が豊富です。

また、大豆の成分には糖の分解や吸収を緩やかにする効果や脂肪代謝を促す効果もあり、肥満を防止してくれます。

 

・夜に食べるのがベスト

・卵をプラスする

 

成分:植物性たんぱく質

働き・効果:体の細胞の材料となる

 

成分:食物繊維

働き・効果:糖の分解や吸収を緩やかにする

 

成分:大豆サポニン

働き・効果:脂肪の代謝を促す

 

成分:大豆オリゴ糖

働き・効果:腸内環境を整える

 

成分:大豆イソフラボン

働き・効果:高い抗酸化作用がある

「内臓脂肪の話 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

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<第3章>肉と卵は積極的に食べるべし

<第3章>肉と卵は積極的に食べるべし

<第3章>肉と卵は積極的に食べるべし 

 

アルブミン量を増やし痩せやすい体に》

 

中性脂肪を減らすためには、糖質を減らすことに加えて、動物性たんぱく質をたっぷり含む肉と卵を積極的に食べるように心がけましょう。

 

肉に含まれている脂を敬遠する人がいますが、体のエネルギー源や細胞膜などの材料になる大切な栄養素なので、糖質を減らした分きちんと食べるのが正解です。

 

また、卵も肉と同様、優秀なたんぱく源です。

「卵はコレステロール値を上げる」という説もありましたが、それはずいぶん前に誤りであるということがわかっています。

 

さらに、動物性たんぱく質は体内のアルブミンの量を増やす効果があります

アルブミンは血液に含まれるたんぱく質

筋肉や血管、髪の毛、皮膚などを構成する組織の材料であるアミノ酸を体中に運ぶ役割があり、不足するとアミノ酸が必要な組織に行き届かなくなります。

脂肪を燃焼する筋肉量も減るので痩せにくくなるうえ、骨がもろくなる、免疫力が落ちるといった、様々な問題も引き起こします。

 

たんぱく質の1日の摂取量の目安は、体重1キロあたり約1グラム。

体重60キロの人であれば60グラムを目指しましょう。

肉は100グラムにつき約20グラム、卵1個につき約10グラムのたんぱく質が含まれているので、食材を組み合わせながら日々のメニューにとり入れてください。

 

 

肉と卵はたくさん食べても大丈夫?

 

脂肪の原因となるのは糖質なので、肉をたくさん食べると太るというのは誤解です。

また、卵はコレステロール値を上げる原因ではないので心配はいりません。

 

肉を食べても……

太らない!

 

卵を食べても……

コレステロール値は上がらない

 

 

1日に肉と卵はどれくらい食べればいいの?

 

体重1kgあたり1g=60kgの人なら60g

 

たんぱく質の目安

 

・肉100g=約20g

・卵1個=約10g

 

おすすめの食べ方》

 

・肉+ブロッコリー

緑黄色野菜をプラスしてたんぱく質代謝をアップ!

 

・ゆで卵

常備しておけばそのままでもサラダやおでんにも!

 

・肉+卵

一緒に食べればたくさんたんぱく質がとれて一石二鳥!

「内臓脂肪の話 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

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<第3章>食べる順番は 食物繊維→たんぱく質→水分→糖質 

<第3章>食べる順番は 食物繊維→たんぱく質→水分→糖質 

 

《「ごはんやパン、めん類は最後」が鉄則》

 

脂肪を効率よく落とすためには、食べる順番を意識することも大切です。

 

一番のポイントは、糖質が多く含まれる炭水化物を最後に食べること。

お腹が空いた状態でごはんやパン、めん類などを食べると、糖質が急激に吸収され、血糖値が一気に上がります。

そうするとインスリンが大量に分泌され、余分な糖が脂肪として蓄えられてしまうのです。

おすすめの順番は、食物繊維→たんぱく質→水分→糖質です。

 

野菜や海藻、きのこ類などに含まれる食物繊維はあとから腸内に入ってくる糖質の吸収も遅らせてくれるため、血糖値が緩やかに上昇するようになります。

 

その次に食べるのが、肉や魚、卵、大豆製品などのたんぱく質

そしてみそ汁やスープなどの水分をとってお腹を膨らませてから、ごはんやパンなどの糖質をとります。

ある程度、満腹感を得てから糖質をとることで、食べ過ぎを防ぐことができるでしょう。

 

例えば、しょうが焼き定食を食べる場合は、まずサラダや小鉢の野菜、海藻類を食べましょう。

次に肉を食べてからみそ汁やスープをいただき、最後にごはんです。

 

満腹感があったら、ごはんを無理して食べることはせずに残すようにしてください。

可能であれば、食べる前に量を調整しておくようにしましょう。

 

 

食べる順番で内臓脂肪を落とす

 

食べる順番を工夫することでも内臓脂肪を落とすことができます。

まず、「食物繊維」を食べて胃腸の調子を整えます。

消化の準備の整ったところへ「たんぱく質」が入ってくると、余すところなくたんぱく質が吸収できます。

そして、水分を挟んで最後に「糖質」を食べることで、急激な血糖値の上昇を抑えることができるのです。

 

1.食物繊維

 

野菜

海藻

きのこ など

 

 ↓

 

2.たんぱく質

 

豆腐 など

 

 ↓

 

水分を挟む

 

みそ汁

スープ

 

 

 

3.糖質

 

ごはん

パン

めん類 など

「内臓脂肪の話 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

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<第3章>ゆっくりよく噛んで食べるのがよい最強の理由 

<第3章>ゆっくりよく噛んで食べるのがよい最強の理由 

 

《「早食い」が太る原因になる》

 

糖質を控えることに加えて、よく噛んで食べることも脂肪をためない体づくりには大切なポイントです。

「何を食べるか」に加えて、「どう食べるか」も意識するようにしてください。

 

その理由のひとつめは、よく噛んで食べると糖質の吸収を緩やかにできるためです。

よく噛まないで食べれば当然ながら早食いになります。

そうすると、食べたものの糖質が早急に小腸から吸収されるため血糖値が急上昇。

インスリンが大量に分泌され、脂肪がたまりやすくなるのです。

 

もうひとつの理由は満腹感が得られることです。

人間の脳は食事をはじめてから約20分後に満腹感を得るようにできています。

早食いをすると、満腹感を得る前に食べ過ぎてしまう傾向があるのです。

 

近年の研究により、よく噛んで食べると食後のエネルギー消費が高まり、痩せやすくなることもわかっています。

唾液も多く分泌されるため、胃腸での消化吸収がスムーズになるなど、体にとってよいこと尽くめです。

 

具体的には、一口につき30回噛んで食べるよう意識するとよいでしょう。

また、余裕をもって食事をとる習慣づけも大切です。

目安は朝食は20分、ランチは25分、夕食は30分。

時間に追われてかき込むような食べ方をしていると、少食のつもりでも太りやすくなるものです。

 

 

よく噛んで食べるメリット

 

◆3つのコツ

 

・一口食べたらお箸をおく

・いつもより10回多く噛む

・すきま時間の早食いをしない

 

  ↓

 

◆メリット

 

・糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を防ぐ

・食後の消費エネルギーが増加し、太りにくくなる

・満腹感が得られて食べ過ぎを防ぐ

・唾液がたくさん出て胃腸の負担を軽減する

 

 

ゆっくり食べることで消化酵素がしっかり作用する

 

食べ物がゆっくりと動くことで消化酵素がしっかり作用する!

「内臓脂肪の話 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

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<第3章>糖質制限をし過ぎると招く“低栄養性脂肪肝”

<第3章>糖質制限をし過ぎると招く“低栄養性脂肪肝

 

《体が危険を感じ肝臓に脂肪をため込む》

 

「なるべく早く内臓脂肪を落としたい」「すぐでも痩せたい」という思いから、糖質摂取量を極端に減らす人がいますが、体のことを考えるならそれはやめるべきです。

糖質を減らすのだから脂肪肝を改善できそうですが、逆に「低栄養性脂肪肝」、通称「ダイエット脂肪肝」になってしまうケースがあります。

 

糖質は三大栄養素のひとつであり、体にとってなくてはならないものです。

それをほとんどとらないでいると、肝臓に蓄積される中性脂肪が極端に不足するようになります。

中性脂肪は、食事がとれないときであっても活動するためのエネルギーが不足することがないよう、エネルギーを蓄えておくという大事な働きを持ちます。

このため、中性脂肪がなくなることに体が危機感を感じて、体中の中性脂肪を肝臓に送り込むよう働くのです。

その結果、かえって肝臓に中性脂肪が集中し脂肪肝になってしまうことがあります。

 

糖質を極端に制限して体重が急速に落ちたとしても、お腹だけ痩せないような人は肝臓に中性脂肪がたまり、ダイエット脂肪肝になっている可能性があります

1日当たりの糖質摂取量は男性で250グラム、女性は200グラムは糖質をとるようにしましょう。

ダイエットをするのであれば、健康的に落とせる体重は1ヶ月で500グラム程度です。

 

 

急激なダイエットで脂肪をため込む!?

 

内臓脂肪を落とそうと過度な糖質制限を行い、1ヶ月に3kg以上も体重を減らしてしまうと、肝臓に蓄積される脂肪が極端に減少します。

すると体はいろいろな部位から強引に中性脂肪を集めて肝臓に送り込んでしまうのです。

 

お腹だけ痩せない……

 

短期間の急激な糖質制限

体が飢餓状態だと勘違い

体のあらゆるところから肝臓に脂肪が集まる!

 

 

低栄養失調脂肪肝にならないために

 

・減量は1ヶ月に500g

・糖質は1日男性は250g

 女性は200g程度とる

「内臓脂肪の話 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

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<第3章>内臓脂肪が一気に減る糖質ちょいオフ 

<第3章>内臓脂肪が一気に減る糖質ちょいオフ 

 

《ごはんを一口減らせば脂肪は減っていく》

 

内臓脂肪を減らしたい方は、「糖質ちょいオフ」をぜひ実践してみてください。

 

「ちょいオフ」ですから、ごはんやパンなどを一切とらないようなストイックなものではありません。

1日の糖質をこれまでの量から約15%減らせばOK

カロリー制限ダイエットとも異なりますので、カロリーの高い肉や卵、バターなどの乳製品なども食べられます

1日に摂取する糖質量の目標値は、男性で250グラム、女性で200グラムです。

 

ごはんであれば一口減らせば糖質を約15%減らすことができます

家で食事をする際は、お茶碗をひとまわり小さくすると効果的です。

お茶碗にしっかりご飯を盛ることができるので、見た目の不足感がありません。

外食する場合は「ごはんを少なめに」とオーダーする習慣をつけるとよいでしょう。

 

また、主食には「黒っぽい食品」を選ぶように心がけてください。

白米よりも玄米や雑穀米、真っ白いパンよりはライ麦パンや全粒粉パンなどをチョイス。

食物繊維が豊富で食べ応えもあります。

 

そのほかには、たんぱく質や脂質が豊富に含まれる肉や魚を積極的に食べてください。

良質なたんぱく質や脂質が豊富な卵は特におすすめ。

カルシウム豊富な乳製品、ビタミンやミネラルがたっぷり含まれた野菜や海藻も意識してとりましょう。

 

 

糖質ちょいオフの5つのポイント

 

1.ごはんを一口減らす

2.たんぱく質の多い食事を選ぶ

3.飲み物は水かお茶にする

4.コンビニなどのおにぎり、菓子パン、めん類はさける

 

 

食べるものを選んで我慢しない

 

◆食べてもOKなもの

 

乳製品

野菜

海藻

 

◆食べるのを減らしたいもの

 

いも類

お菓子

清涼飲料水

ごはん

パン

めん

「内臓脂肪の話 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、生活習慣・食生活に少し気をつけるだけでも進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

また、ビタミンB12は古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。

ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。

新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。

その結果若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12について?

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