ピカピカ血管ライフ<夜22:30 10:20呼吸法>
- 10:20呼吸法
ヘトヘトになった日にしたい呼吸法、それが10:20呼吸法です。
10~20分かけて交感神経を鎮静化し、副交感神経のスイッチを入れてじっくりと体をいやします。
自律神経のパワーを底上げしてあらゆる病気を予防する、頼りになる呼吸法です。
また、横隔膜を大きく動かす練習にもなるので、普段行うさまざまな腹式呼吸も上達します。
この呼吸法を行うときは間接照明のみにし、リラックスしましょう。
自律神経に支配されている機能のなかで、自分でコントロールできるのは呼吸だけです。
<10:20呼吸法の手順>
1.姿勢を正して座る。
下腹部をゆっくり絞るように、息を吐ききる。
↓
2.下腹部をゆっくり膨らませながら、10数えつつ息を吸い込む。
下腹部と肛門の力は抜いておく。
↓
3.首から胸の力を抜き、その流れで自然に息を吐く。
下腹部をゆっくり絞りながら20数えつつさらに息を吐ききる。
同時に肛門も閉じていく。
↓
4.2.3.を20~30回繰り返す。
- 息が続かないときは?
この呼吸法は、吸って吐くのに30秒かかります。
浅い呼吸が習慣化している人にとっては、最初はむずかしいかもしれません。
息が続かない人は、5数えつつ息を吸い込み10数えつつ息を吐ききるといったふうに、カウントの比率はそのままで、短くしましょう。
徐々に10:20のカウントに近づくよう、できる範囲でカウントを伸ばしていけばOKです。
「毛細血管を増やして不調をなくす暮らし方 より」
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリン、ドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニン、アセチルコリン、ドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。
ビタミンB12について?
https://www.endokoro.com/libra/vitamin01.html
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