昼間、外で元気に動くだけでいい

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昼間、外で元気に動くだけでいい

 

セロトニンをどう増やすか。

 

セロトニンを増やすもの、それは、「太陽光」と「運動」です。

朝、太陽の光を浴びながらウォーキングをすれば、脳内のセロトニン神経を活性化させ、セロトニンを増やして、元気に一日をスタートできますが、それは夜の睡眠導入にも役立つのです。

 

それだけではなく、昼休みにジョギングしたり、夕方にジムやアスレチッククラブでひと汗かいたりすれば、メラトニンをたっぷりつくるためのセロトニンが十分にストックされることになります。

 

わかりやすくいえば、昼間、外で元気に活動すれば夜はよく眠れるが、昼間、部屋にこもってネットやゲーム三昧だと夜はなかなか寝つけない――。

そういうことです。

夜、なかなか寝つけないのは、メラトニンがきちんとつくられていないからであり、もとはといえば昼間にセロトニンが十分につくられていないからです。

 

夕方以降の運動で「自前の睡眠薬」づくり

 

日が暮れて、夕方以降にウォーキングをする人がいます。

 

ウォーキングはセロトニン神経を活性化しますが、夕方以降のウォーキングの場合には、太陽が出ていないので、つくられたセロトニン松果体で順次メラトニンに変換されます。

 

ということは、夕方以降のウォーキングは「自前の睡眠薬」をつくる行為だといえます。

 

実際、夕方以降にウォーキングしている人に聞いてみると、「よく眠れるから」という返事がかえってきます。

戸外でのウォーキングだけではなく、室内でステッピング・マシンを使ったり、エアロバイクをこいだりするのも、同じ効果が期待できます。

また、スクワットでもOKです。

 

「グルーミング」によって「オキシトシン」の分泌がうながされ、その結果、二次的に脳内セロトニンも増えますが、それも睡眠ホルモン・メラトニンにとって有効であると考えられます。

 

寝る前に、ストレッチをしたり、マッサージをしたり、あるいはマッサージをされたりするのも入眠効果があります。

「医者が教える疲れない人の脳 より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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