体を動かす

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体を動かす

 

◆「ちょこまか運動」のすすめ

 

AGE体にため込まないようにするにはどうしたらいいでしょうか。

 

食事のほかにもできることはあります。

体を動かすことでエネルギーを消費しましょう

結果、食後の血糖スパイクと肥満を予防してAGE抑えることができます

 

一般成人は、1日2000キロカロリーくらい食べて、同じ量のカロリーを消費しています。

 

消費する2000キロカロリーの約6割は、基礎代謝で占められます。

つまり呼吸をしたり、心臓を動かしたり、私たちのあずかり知らぬところで使われているのです。

 

残りの800キロカロリーが何に使われているかというと、ごはんを食べたときに熱が産生(食事誘発性熱産生)され、200キロカロリー程度消費されます。

そして、残りの600キロカロリーが身体的活動、すなわち体を動かすことに費やされています。

 

体を動かすというと、すぐに運動、トレーニングを連想されるかもしれませんが、一般的な方の場合、運動による消費カロリーはわずかなものです。

600キロカロリーのほとんどは、「ニート」と呼ばれる生活動作に消費されています。

 

ニートといっても、仕事をしていない若者

(NEET)のことではありません。

NEAT=Non-Exercise Activity Thermogenesis(非運動性熱産生)、つまり運動以外の、日常の生活動作で消費されるエネルギーのことを指します。

 

日常の生活動作は、「座位行動」と、「立位・歩行活動」に大別されます。

 

座位行動とは、イスや床に座って、または寝そべってテレビを見たり、本を読んだり、ゲームをしたりする動作。

パソコンに向かってのデスクワークや車の運転なども、こちらに入ります。

 

一方、立位・歩行運動は、立って動く動作のこと。

家事をしたり買い物などで外出したり、通勤電車に乗ったり、休みの日に日曜大工をしたりすることです。

 

もちろん、よりエネルギーを要するのは後者のほうです。

 

肥満者と非肥満者のニートを比べると、肥満者の方が座位で過ごす時間が2~3時間多く、この時間を立位・歩行運動で過ごすと、日に300~400キロカロリーのエネルギーを余分に消費できるという知見もあります。

 

つまり、日中はできるだけ座ったままでいない

これが、まず大事です。

加えて、自動車通勤の人は、自転車や電車などを利用した通勤手段に変える、デスクワークやテレビを見るなどの座位時間の合間に足踏みや軽い体操をする、マンションや駅、大型商業施設などではエスカレーターやエレベーターを避けて階段を使うなど、できることはたくさんあります。

 

私はニートのことを「ちょこまか運動」と呼んでいますが、ちょこまか体を動かすことで肥満を予防でき、AGEの蓄積を抑えることができるでしょう。

「老けない人は何が違うのか より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

とくに人間関係の変化は想像以上に心身への影響が大きい。

気分が落ち込んだり一時的にうつ状態になってしまうこともあります。

とはいえ、そのうちに治ってしまうことが多いので、うつ状態でも必ずしも病気とは言えません。

しかし、落ち込みの程度が重い時や、落ち込みが長引いてしまうと、人の意欲は奪われて行動にも影響を及ぼします。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。

しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

ビタミンB12について?

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