<第5章>自律神経が整うスクワット

<第5章>自律神経が整うスクワット

 

《スクワットは正しい姿勢で》

 

かがむ動作を繰り返すスクワットは、手軽にできる運動の一つ。

このスクワットは自律神経のバランスを整えるためにも非常に効果的です

元々は足腰の筋肉を鍛え、下半身を引き締めることを目的に行う運動ですが、同時に下半身のポンプ機能が促進され、全身に血液がスムーズに流れるようになります。

つまり、血流がぐんとよくなるのです。

さらに、ゆっくり深く呼吸をしながら行うことで、副交感神経を活性化することもできます。

簡単な運動ですが、いくつかポイントが。

 

1 朝と夜に毎日行う

2 深く呼吸しながら行い、腰の上げ下げは各4秒

3 痛みを感じたらすぐにやめる

 

また、必ず正しいフォームで行うことも重要。

間違ったフォームで続けていると十分な効果が得られず、足腰に負担がかかりケガや痛みの原因となる可能性も。

最も気をつけたい点は、常に上半身をまっすぐに保つこと

体が前傾すると肺が圧迫され、深い呼吸ができなくなるからです

正しい姿勢を保ちつつ、腰を落とすときに口から息を吐き、上げるときに鼻から吸うように呼吸をするとより効果がアップします。

また、ひざは、気持ちのよい所まで曲げれば充分なので90度以上曲げないように。

ひざを痛める原因になります。

また、かがんだ際にひざがつま先より前に出るのもNGなので気をつけましょう。

 

 

自律神経を整えるのに最適な運動「スクワット」

 

スクワットは、かがむ動作を繰り返す運動です。

この繰り返しの動作が全身の6割もの筋肉が集中している下半身のポンプ機能を働かすことができるので、血流が全身へスムーズに運ばれます。

ポイントは深い呼吸をしながら正しいフォームで行うという2点です。

 

◆正しいフォーム

・深い呼吸を続ける

・背筋をまっすぐに

・重心はおしり

・ひざはつま先より出さない

・かかとをしっかりつける

 

◆間違ったフォーム

体が前傾すると肺が圧迫されて息を吐ききれません。

ひざの曲げすぎも×

ひざを90度以上曲げすぎるとひざを痛める原因に。

・呼吸が浅い

・呼吸を止めてしまう

・重心が前

・両足の間隔が狭い

・かかとが浮いている

 

 

自律神経の安定だけじゃない「スクワット」の恩恵がすごい

 

正しいフォームでスクワットを行うと、全身の筋肉を使って効率よく全身の筋肉が鍛えられます。

 

歯を食いしばる

認知症の予防

大腰筋が鍛えられる

・腰痛やぎっくり腰を防ぐ

筋肉量が増える

・若々しくなる

基礎代謝が上がり痩せやすくなる

血流がよくなる

・肩こり、首こりの改善

冷え性の改善

脳梗塞、糖尿病のリスクを下げる

・頭痛の改善

腸が動く

・便秘改善

 

 

運動はこれひとつでOK!全身スクワット

 

1.息を吐きながらひざが90度になるまで4秒かけて腰を落とす

・両手は頭の後ろに添える

・背筋を伸ばす

・胸をひらく

・重心はおしりに

・両足は肩幅に開く

・かかとをしっかり床につける

2.息を吸いながら4秒かけてひざを伸ばす

Point:運動中は息を止めず深い呼吸を意識する

 

1→2で1回とカウントします

朝と夜で20回ずつ行う

「自律神経の話 より」

 

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、活性酸素やホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

ビタミンB12について?

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