全米アルツハイマー協会による『脳を健やかに保つ10箇条』

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全米アルツハイマー協会による『脳を健やかに保つ10箇条』

1. 頭を第一に!
健康は脳から始まります。
脳は身体の中でも最も大切な臓器の1つです。
脳を大切にしましょう。

2. 脳の健康は心臓から!
心臓に良いことは脳にも良いのです。
心臓病、高血圧、糖尿病、および脳卒中の予防に役立つことを毎日続けましょう。
これらの病気があるとアルツハイマー病になるリスク(危険度)が高くなります。

3. 測定値を大切に!
体重、血圧、コレステロール、および血糖の測定値を望ましい範囲に保ちましょう。

4. 脳に良い栄養を!
脂肪が少なく、抗酸化物質を豊富に含む食品を摂りましょう。

5. 身体をよく動かそう!
身体の運動によって、血液がよく保たれ、脳細胞の新生(※訳注)が促進される可能性があります。
「1日に30分歩く」といったようにできることからやってみましょう。
身体と心の両方が活動的になります。
※ 訳注:近年、成人~老年期のヒトの脳内でも神経新生現象(神経が新しくできる現象)が起こることが明らかにされている。

6. 心に適度な刺激を!
脳を働かせることによって、脳の活力が増加し、脳細胞同士の連絡が強化されて脳の「予備能(=予備能力)」が高まります。
読み書きをする、ゲームを楽しむ、新しいことを学ぶ、クロスワードパズルを解くなどが推奨されます。

7. 人とのつながりを!
身体的、心理的、ならびに社会的要素が組み合わさった余暇活動に参加することが、認知症の予防に最も役立つ方法かもしれません。
人づき合いを大切にして会話を楽しみ、ボランティア活動、クラブ活動、学習会などに参加しましょう。

8. 頭の怪我に注意!
頭の怪我は要注意です。
自動車のシートベルトをする、転ばないように家の中を整理する、自転車に乗るときはヘルメットをかぶるなど、あなたの頭を守ることが大切です。

9. 習慣を見直そう!
不健康な習慣は改善しましょう。
喫煙、過度の飲酒、および不正に取り引きされる薬物の使用はやめましょう。

10. 将来のために今日から!
あなたの将来を守るために今日からできることがあるはずです。
                                 「ボケない技術(テク) より」

お断り:この記事は2007年10月19日に当ブログに掲載したものの再掲載です。

認知症アルツハイマー病の予防・対策
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