何をどれだけ食べればいいか

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何をどれだけ食べればいいか

前頭極を鍛えるには何をどれだけ食べればいいのか、気になるところです。
脳をつくるのに必要な栄養素というのはだいたい分かっています。
しかし、どれだけ食べればよいのか、また、食べなければならないのかは分かっていません。
栄養学という研究分野は、19世紀末からありますが、食べ物に何がどれだけ含まれているかを調べることが主でした。
ビタミンが発見されたのは身体が必要とするものだからであり、またそれが不足したときの障害研究の対象だったわけです。
どんな食物をどれだけ食べればいいかを、栄養学では決めて、研究をすすめています。

健康を保つということは、生活習慣病になるのを防ぐといってもいいでしょう。
生活習慣病とは医学用語ではありませんから、そのような病名もありません。
その名の通り、生活習慣病が病気の発症と深くかかわっている疾患の総称で、1996年に公衆衛生審議会によって使われるようになった行政用語です。
つまり、生活習慣病とは、塩分の摂り過ぎや不規則な生活、偏った食生活などから引き起こされる糖尿病や心臓病、脳卒中などを意味します。

この生活習慣病の恐ろしいところは、数十年にわたって無自覚の状態で症状が進行することです。
10年間にウエストが多少増えたり、運動不足を認識したとしても、それによって生活をするうえで困ることは何ひとつないわけです。
「歳をとったから仕方ない」で片づけてしまいます。
その身体の変化の中に生活習慣病の種が隠れていることに、気づかないで過ごしてしまうのです。

この無自覚の軽症病態期を過ぎると、次に疾患確立期に入ります。
これがいわゆるメタボリックシンドロームと診断される時期で、いくつかのリスクが重複して現れてきます。
ここまで進行してしまうと、自己努力で完全な回復が難しくなります。
そして、さらに進行すると激痛発作期に入ります。
症状に病名がつき、病気に苦しむことになるわけです。
もちろん医療費もかかりますから、今までと同じレベルを保つのは難しいでしょう。

このように、毎日の積み重ねが数十年後に跳ね返ってくる。
そう考える、食事はおろそかにできません。
きちんと考えなければならないことであると実感できるのではないでしょうか。

では、どのような食事を摂ったらいいのか。
厚生労働省では食事摂取基準をつくり、5大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの摂取量を定めています。
この数値を基にして、学校や病院の給食や栄養指導などが行われています。
この摂取量には推定平均必要量(EAR:estimated average requirement)、推奨量(RDA:recommended dietary allowance)、目安量(AI:adequate intake)、目標量(DG:tentative dietary goal for preventing life-style related diseases)、上限量(UL:tolerable upper intake level)という5つの指標がつくられています。

推定平均必要量と推奨量は健康を維持するための指標数値、この2つの数値が定められない場合は目安量を、生活習慣病の恐れのある人に対しては目標量を定めている栄養素もあり、過剰摂取に気をつけなければならない栄養素に関しては上限量がもうけられています。

『前頭極は、人間だけに与えられた特権ともいえる脳の領域です。前頭極の働きは非常に高度かつ高級なもので、「人間らしい行動」、つまり創造する、考える、人と話をする、手を使うなどの行動は、すべてこの前頭極でなければなしえません。』
「衰えない脳は14日でつくれる より」

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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12とは…?

ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12といえば悪性貧血、悪性貧血といえばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調 ―手足の痺れ・麻痺・痛みなど― はもちろん、中枢神経 ―脳・脊髄― の機能低下にも有効であることが明らかになっています。

近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
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子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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