免疫力アップに効果的な食品

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免疫力アップに効果的な食品
 
免疫力を高めるには、同時に複数の成分をパランスよくとるのがボイント。
なかでも、免疫力アップを助けるといわれている食品を紹介します。
 
≪栄養は、食品や食事でとる≫
 
免疫力をアップさせるには、1つの成分だけではなく、同時にいくつもの成分を食べることで効果が増強していることもわかってきました。
錠剤には配合されている成分しか含まれていませんが、自然の食品を食べれば多くの成分を得ることができます。
 
なかでも、免疫力アップに必要で効果があるといわれているのは、
・肉や魚、卵、豆・豆製品、乳・乳製品に豊富なたんぱく質
・野菜や果物、キノコ、海藻類に豊富なビタミン、ミネラル、ポリフェノール
・ヨーグルト、乳酸菌飲料、納豆、キムチなど発酵食品に多い乳酸菌類
です。
 
これらが揃うと、カラダの免疫細胞がたくさん増え、免疫システムもスムーズに動いて、免疫力が向上していくのです。
 
≪旬の食材を積極的に!≫
 
免疫力アップにかかわる食品は大きくわけて2種類あります。
1つはヨーグルトなどの乳酸菌発酵食品、もう1つは野菜です。
 
乳製品は、年間を通して同じような健康効果が得やすいのですが、野菜は季節によって効果に変動があります。
これは野菜や果物には旬があり、旬の時期に収穫されたものと、そうでない時期のものでは含まれる栄養素の量が異なるからです。
 
たとえば、生のホウレンソウの場合、100gあたりに含まれるビタミンC35mgといわれていますが、これは年間を通しての平均値です。
実際には、旬の冬採りなら60mg、逆に、正反対の時期の夏採りの場合、20mg3倍も差がでています(五訂日本食品成分表による)
 
現在は、大半の野菜が年間を通して流通しているので、旬を意識することはあまりありませんが、野菜を選ぶときのチェックポイントにしたいものです。
 
なお、冷凍の野菜は旬のものを凍結しているので、遜色がないものがほとんどです。
上手に利用したいですね。
 
◆ 春 ・・・タケノコ、ニラ、レタス、エンドウなど
◆ 夏 ・・・キュウリ、ナス、トマト、ピーマンなど
◆ 秋 ・・・ダイコン、カポチャ、サトイモなど
◆ 冬 ・・・ホウレンソウ、ゴボウ、レンコンなど
「免疫力を上げるコツ より」
 
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ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質]産生が強化されても不思議ではありません。
 
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
ビタミンB12について