悲しいときほど微笑んで


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悲しいときほど微笑んで
 
笑いは、いい具合に自律神経のバランスを調整します。
また、毎日継続して同じ時間にお笑い番組を見ると、自律神経のトータルパワーも上昇します。
笑いは自律神経を整え、毛細血管の健康を保ってくれるのです。
 
カリフォルニアのロマリンダ大学の研究では、自分が大笑いしそうだと予感すると快感をもたらす「エンドロフィン」の分泌が高まることが報告されています。
実は、つくり笑いでも効果があることがわかっています。
気持がふさいでいるときこそ、鏡の前でニッコリ笑顔をつくってみてください。
脳が楽しいことがあると予感して、セロトニンなどのハッピーホルモンを分泌するので、本当に楽しくなって気持ちが晴れやかになってきます。
 
マインドフルネスで脳を休ませる
 
ストレス対策として最近アメリカで注目されているのが、マインドフルネスです。
マインドフルネスとは、瞑想などを通じて、今この瞬間の体験に意識を向け、雑念にとらわれず、あるがままを受け入れる心の持ち方です。
たとえば呼吸など、意識を集中させる対象を設定し、ネガティブなことと距離を置きながら、その瞬間の考えや感情、出来事を見つめ、それを価値判断することなく受け入れることで、自分自身への気づきを高めさせます。
これにより、それまでの物事とのかかわり方とは違うとらえ方ができるようになり、ストレスが軽減し、脳の休息にもなると考えられています。
簡単な方法を紹介しましょう。
1. 背筋を伸ばして椅子に座る。
2. 体の感覚に意識を向ける。
3. 呼吸をコントロールしないで、あるがままに息をしながら空気の出入りや胸やおなかの動きなどの感覚を意識する。
4. 雑念が湧いてくるのは当然と考えてとらわれず、すぐに切り上げ、呼吸に注意を戻す。
5. 全身で呼吸をするイメージで、体全体に意識を広げる。
ぜひ試してみてください。
「「毛細血管」は増やすが勝ち! より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
 
B1、B2、B6、B12、ナイアシンパントテン酸葉酸、ビオチンの8種類を総称して「ビタミンB群」と呼んでいます。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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