活性酸素の除去に大活躍
活性酸素の除去のために“ホルモンタンク”が使われすぎてしまって、枯渇してしまっているからです。
そのほかに今、抗酸化力の高い食品として注目されるものに「発芽食品」があります。
「発芽」というのは、文字通り芽が出ているということ。
もやしをイメージしていただければいいでしょう。
植物の成長過程の中で、発芽した瞬間というのは、もっとも栄養が凝縮しているときです。
成長のためにビタミンやミネラルも豊富に含まれるので、ストレスが多い人には、てっとり早くホルモンを生成してくれる、もっとも理想的な自然の食品になるのです。
●栄養だらけの「スプラウト」
最近では、一般的なスーパーでも見かけるようになっています。
実際、2016年には中国の吉林大学第一医院とアメリカのルイビル大学の共同研究では、ラットに3ヶ月ブロッコリー・スプラウトを与えたところ、心筋症の発生や心臓の酸化ダメージ、そして炎症を抑えたと報告されています。
※抗ストレスホルモン(コルチゾール)は、「副腎」という器官から血管を通し、体中に運ばれていきます。
抗ストレスホルモンの貯蔵場所、ここでは“ホルモンタンク“と呼んでいる場所も、その副腎を指しています。
「最高の疲労回復法 より」
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副腎が疲れている人に圧倒的な足りない栄養素は、ビタミンB群になります。
ビタミンB群は、抗ストレスホルモンを合成するときに必要な栄養素です。
そのため、ストレスが多く抗ストレスホルモンを大量に必要とする人などは、体内のビタミンB群が不足しがちになります。
その結果、抗ストレスホルモンが十分につくれなくなり、副腎がますます疲れてしまうのです。
また、ビタミンB群は、体を動かすエネルギーをつくりだすためにも必要な栄養素。
このATPをつくり出す過程で必要なのがビタミンB群です。
ATPが足りなくなると、体がだるくて疲れが取れなくなったり、頭の回転が悪くなってきたりします。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
したがっていっしょにとるのが効果的です。
ビタミンB12について?
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