卵には「若返りに必要なすべての栄養素」が揃っている

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卵には「若返りに必要なすべての栄養素」が揃っている 
 
実年齢を若く見せる秘訣――それは、1日1個卵を食べることです。
これだけで、衰えてきた肌が一気に若返ります。
卵は衰えた肌を若返らせるために最も有効な食材なのです。
30歳をすぎると、うるおい成分が減るため、肌が乾燥したり、シワ、たるみができたりと、何かと肌トラブルが起こりやすくなります。
また、基礎代謝と新陳代謝の両方が低下するため、20代の頃と比べると、格段に太りやすくなります。
そうした肌の衰えを抑え、体を若返らせてくれるすごい食材が卵なのです。
 
若返りするうえで、必須の栄養素があります。
それは、良質なタンパク質、ヘム鉄、亜鉛、ビタミンB群です。
じつは、これらの若返りに必須のすべての栄養素が揃っているのは、世界中の食材を探しても卵だけなのです。
卵が、体を若返らせるすごい食材だということがおわかりいただけましたか?
 
卵が優秀な理由は、主に2つあります。
1つは良質なタンパク質と、吸収効率のよいヘム鉄、亜鉛が豊富なこと。
タンパク質とヘム鉄、亜鉛はうるおい成分の合成に欠かせません。
もう1つは、さらに重要なのですが、ビタミンB群が多いこと。
ビタミンB群が豊富だと新陳代謝が活発になります。
新陳代謝が活発になるとダイエット効果が高まります。
逆に、ビタミンB群が不足すると老化が進み、疲れやすくなったり、めまいや頭痛の原因にもなるのです。
卵はコレステロールの多い食品ですが、このコレステロールは肌のうるおいをキープするうえで重要な役割を果たします。
 
とはいえ、卵を毎日食べるのは食べすぎです。
卵は1週間に7個ではなく、6個ぐらいが若返りに最適な量です。
卵の食べ方は、卵焼きや目玉焼きといったシンプルな料理がおすすめです。
なぜなら、卵の食べすぎを防げるからです。
卵を使った料理には、オムライスやチーズオムレツなどがあります。
たとえは、オムライスの場合、ケチャップやご飯、チーズオムレツの場合、チーズといったように、卵以外の食材や調味料から余計なカロリーを取ってしまうことになります。
卵焼きや目玉焼きのようにシンプルな料理であれば、余分なカロリー摂取を防ぐことができるからです。
 
食べるタイミングは夕食がおすすめです。
なぜなら、うるおい成分が合成されるのは、就寝中だからです。
卵の栄養が、うるおい成分の合成を助けるわけです。
「食べれば食べるほど若くなる法 より」
 
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物忘れに関する神経伝達物質の中で記憶と学習にかかわっているのはアセチルコリンで、このアセチルコリンはコリンと酵素を原料にしてつくられています。
ビタミンB12は、アセチルコリンを活性化して神経伝達をスムーズに行う働きをもっています。
 
また、アルツハイマー認知症の患者の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。
アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。
同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。
通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。
レシチンは、とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。
血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。
「脳の栄養素」と呼ばれるレシチンを多く含んでいる食品の代表は「卵黄」です。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12について?
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