簡単スクワットとつま先立ちで効果バツグン

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簡単スクワットとつま先立ちで効果バツグン
 
次なる問題は、脚の運動法です。
 
毛細血管には、ふくらはぎの筋肉強化から始めましょう。
15分程度のウォーキングがお勧めですが、忙しい方には毎日の15分も難しい。
 
奇妙なことですが、「1日○回」との指定があると、ほぼ全員が申し合わせたように挫折します。
命令を出されたような気分になって、拒否反応が起きるのかもしれませんね。
 
いずれにしても、運動療法にとって、「1日○回」の指定・指示は禁句中の禁句らしい。
 
そこで、簡単スクワットとつま先立ちを組み合わせた脚運動にします。
 
簡単スクワットは膝を曲げ伸ばしするだけ。
つま先立ちは、棚の荷物を取る要領で行ないます。
 
簡単スクワットとつま先立ちの組み合わせで、脚全体が動きます。
脚は大量の血液の貯蔵庫です。
大量貯蔵庫が刺激されれば、全身循環も可能になるはずです。
 
また、つま先立ちは足の親指を強化しますから、運動の基本である歩行が非常にラクになります。
 
簡単スクワットもつま先立ちも、ソフト運動の筆頭です。
簡単スクワットとつま先立ちを繰り返せば、毛細血管も丈夫になり、脳を含めた全身循環も良好になる。
 
簡単にして効果バツグン。
これぞ、簡単スクワットとつま先立ちの組み合わせです。
 
おまけに回数の指定はありません。
何回でも結構。
暇とチャンスのある度に行ないます。
 
簡単スクワット10回につま先立ちを10回の組み合わせは、時間的に見ると、なんと30秒。
ゆっくり行なっても1分とかかりません。
この組み合わせを、チャンスのある度に繰り返します。
 
認知症や糖尿病を含めて、簡単運動法の極意は
「可能な運動を、可能な時間帯に、可能な限り多く」
です。
となれば、1日何回などの野暮な指示や指定は無用です。
 
手洗いの後や電車を待つ時間を利用するのも良いでしょう。
起床後のお目覚め運動でも良いし、お休み前のグッドスリープ運動でもOKです。
 
最近は立ち飲み式の居酒屋も流行しているそうです。
オーダーが届くまで、雑談をかわしながらの、ソフト運動も乙なものですよ。
 
こんな簡単な運動で効果あるのか、と疑われる方もあるでしょう。
「信ずる者は救われる」と、「継続は力なり」です。
 
疑う前に、まず実行と継続。
疑うだけで、なにもしなければ、毛細血管の機能は低下し、循環も弱まります。
そして名前も思い出せない。
次には、大きく口を開けた認知症にのみこまれるだけです。
 
時間も不要、労力も不要。
これで名前忘却と認知症が予防できれば、試してみる価値は十二分にあります。
 
効果はいかにとか、理論はいかにとか、の文句や疑問は後にして、まずは実行と継続。
忘れないでください。
「人の名前が出てこなくなったときに読む本 より」
 
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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。
たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。
LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。
 
でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?
それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。
LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。
ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。
それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。
 
この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。
ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。
ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。
心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。
この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。
そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。
 
それはビタミンBです。
ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。
ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。
体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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