生活習慣病予防の食事6 腎臓病

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腎臓病

腎臓の主なはたらきは、尿をつくり、からだに不要な物質を尿とともに体外に排泄することです。
また、からだに必要な物質をつくり、再吸収して、からだの状態を一定に保つ働きもあります。
腎臓病のうち腎不全(尿毒症)は、尿で排泄されるべき不要物質が、血液中に残留することが原因となるものです。
腎臓病の治療には安静療法と食事療法があり、適切な食事療法で治る症状もあります。
食事療法を行う際は、医師と相談の上、異常に多く排泄される成分は口から十分に補うようにします。
反対に、腎臓障害で排泄されにくい成分は、摂取を制限します。

腎機能が低下すると、代謝により体内で生じた老廃物を尿中に排泄するはたらきが低下、たんぱく質が排出されにくくなるので、たんぱく質の摂取を制限します。たんぱく質を摂取するときは、良質のもの(卵、牛乳、乳製品、肉、魚、大豆、大豆製品)をとります。

エネルギーが不足しないよう十分にとります。

消化吸収がよく、たんぱく質をあまり含まない植物油を、上手に使いましょう。

腎臓病を予防する食品(例):ビタミンA、C、E,B群を多く含む食品。レバー、うなぎ、大豆、納豆、緑黄色野菜など。

「食事介護マニュアル」(第一出版)より
次回は胃腸病の予防食を予定しています

ビタミンB12の効果・効能
http://www.endokoro.jp/vitaminb12_detail.html