うつ病の3大予防法 3.外出して光に当たる

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うつ病の3大予防法 3.外出して光に当たる

 

太陽の光を浴びることは、健康の基本です。

 

冬季うつ病という季節性のうつ病がありますが、秋から冬にかけて日照時間が短くなることが、その発症の原因の一つと考えられています。

 

また、欧米で冬季うつ病が多い理由の一つに、一般に住居の室内があまり明るくないことがあるのではないかとも考えています。

 

日本では南向きの部屋に太陽光がさんさんと入ることが好まれるのですが、欧米では、南向きで日の光が入る部屋は敬遠される傾向があるからです。

 

光があまり差し込まないところに長時間いると、セロトニンの分泌が不十分になるので、状況によっては気分が次第に落ち込んでしまうものです。

 

冬季うつ病は、光療法で強い光を浴びることで治療する方法があります。

睡眠障害の場合にも、光療法は有効な場合があります。

 

光を浴びるためにもっとも簡単なにできることが昼間、外出することです。

太陽が出ている時間に外出すればよいのです。

 

外出は適度な運動にもなり、気分転換にもなります。

太陽光に当たることは、睡眠とかかわりがあるホルモン・メラトニンの分泌にも影響があるので、睡眠の質の向上にも寄与すると考えられています。

 

また、日光を浴びることで、体の中でビタミンDがつくられ、骨粗鬆症の予防などさまざまな効果があります。

 

まずは数分、数十分でもいいので、外出することをお勧めします。

 

もし外出できないときでも、カーテンを開けて外光を室内に採り入れるだけでもかなり違います。

朝、目が覚めたら、カーテンを開けて、お日様の光を部屋に入れ、多少まぶしくても光をたっぷり浴びる。

これがもっとも自然な治療法で、「心と体の健康」にいちばんいいと信じています。

「「脳が老化」する前に知っておきたいこと より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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