“青魚が苦手な人”に朗報!新注目「魚以外のEPA」

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“青魚が苦手な人”に朗報!新注目「魚以外のEPA」
 
「EPA」を効率よくとるためには、よく言われているように、魚を積極的にとればいいのです。
 
患者さんに「魚をできるだけ多く食べましょう」と指導しています。
 
しかし、実際には、魚があまり好きでなかったり、調理がめんどうだったりで、どうしても食べる機会が少ない人が多いようです。
 
そういう患者さんにどうしたら「EPA」をとってもらえるのだろうと考えた結果、注目したのが、体内でEPAに合成されるαリノレン酸です。
αリノレン酸は、アマニ油、えごま油、しそ油などに含まれるオメガ3脂肪酸です。
 
ただ、αリノレン酸のすべてがEPAになるわけではありません。
EPAに合成されるものは1015%と一部です。
 
EPAを効率よく摂取するためには魚をとったほうがいい、ということは忘れないようにしてくださいね。
 
あるテレビ番組ではクルミが紹介されていましたが、αリノレン酸を含むのはクルミだけではありません。
数はそれほど多くはありませんが、植物油にもαリノレン酸を多く含むものがあります。
 
αリノレン酸が何に含まれているのか、おすすめをご紹介しましょう。
 
「αリノレン酸」を多く含む食材
 
ここで登場するのが、「アマニ油」です。
αリノレン酸を含む植物油のなかで、とくにアマニ油を愛用しています。
 
朝に飲む野菜ジュースに入れますし、ドレッシングやマヨネーズはアマニ油入りの市販品を購入するようにしています。
 
また、アマニの粒そのものをローストしたものや、最近ではそれを粉末にしたものが販売されているので、それらも活用しています(大きめのスーパーや自然食品のお店で売っています。アマニだけでなく、「フラックスシード(Flaxseed)」という英語名が表記されていることもあります)
 
αリノレン酸を多く含む植物油
アマニ油、えごま油、しそ油、インカインチオイル
「血管の名医が教える15歳若返る習慣 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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