テカリ肌の人はビタミンB群が不足している

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カリ肌の人はビタミンB群が不足している
 
「にきびができやすい」人も、ビタミンB群が不足しているかもしれません。
にきびまでいかなくても、脂が浮いてきてテカることが悩みの人もいるでしょう。
 
こういった脂性の肌は、脂質の新陳代謝がスムーズにできていない状態から生まれます。
 
糖質や脂質を分解してエネルギー変えるのがビタミンB群です。
脂性はつまり、本来ならエネルギーとして燃やされているはずの脂が、ビタミンB群不足でエネルギーになり損ね、余って肌に出てしまっているのです
 
ビタミンB群の中で、脂質をエネルギーに変えるのがビタミンB2です。
だから脂性の対策にはマスト。
別名「美容のビタミン」とも言われます。
また、たんぱく質をエネルギーに変えるのはビタミンB6。
これらは、栄養ドリンクでも肌荒れ対策のサプリメントでもよく使われます。
ビタミンB群は美容に欠かせないビタミンです。
 
せっかく食べた栄養が脂肪にならないためには、ビタミンB群が不可欠です。
 
調べによると、肌トラブルに悩んでいる女性は、焼き肉をよく食べる傾向があることが分かりました。
これは焼肉が肌に悪いのではなく、肉を食べることで体にたっぷり取り込まれた脂肪が分解できていないことによります。
肉にはビタミンB群が豊富に含まれていますが、部位によって少ないので、ビタミンB2の多いレバーやハツなどのモツも一緒に食べましょう。
 
また、肉で気をつけてほしいのが、消化時間が長いので、腸内環境が悪化しやすいことです。
肉は、たっぷりの発酵食品や野菜と一緒に食べましょう。
韓国焼き肉は理想的で、ビタミンB2をたっぷり含む海苔を合わせたり、野菜に巻いたり、キムチと一緒に食べたりするので自然にツヤやハリが出て、お肌にいいのです。
 
実はビタミンB群の葉酸、ビオチン、ビタミンB6、ビタミンB2は腸内細菌でもつくれます。
赤ちゃんがプルプル肌なのは、ビオチンが多いからです。
 
「美肌になりたければ、まずは腸内環境から」といわれるのは、このことから来ています。
腸内環境がよければ、腸内細菌が肌にいい栄養素を自動的にどんどん生みだしてくれます。
プロバイオティクスなどで腸内環境をよくすることも忘れずに。
「「食事」を知っているだけで人生を大きく守れる より」
 
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各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
 
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
 現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経(手・足)の不調はもちろん、中枢神経(脳・脊髄)の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
 
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