いつまでも衰えない人は、みんな肉を食べている!
日本は数年前から空前の肉ブームといわれ、今もその波が続いています。
「肉食女子」を名乗る肉好きの女性も増えてきました。
そして100歳以上の長寿者にも、肉を好む人が多いといわれます。
体をつくる良質なたんぱく質が豊富な肉は、やはり元気のもと!
毎食とまでいかなくても、1日1回は肉料理を食べるようにしましょう。
1食の量は、自分の片手のひらにのるぐらいが目安になります。
その際、40~60代半ばぐらいまでのまだメタボが心配な人は、たんぱく質はとっても脂質はとりすぎないこと。
高齢者で食が細くなっていたり、体重の減少が気になっている人などは、脂質のことはあまり気にしなくても大丈夫。
揚げ物が苦手なら、ゆで豚ややきとりはいかがですか?
若者を中心に人気のコンビニの大ヒット商品「サラダチキン」もおすすめの1品。
高たんぱくで低糖質、柔らかいと評判で、「硬い肉はちょっと」という人にもよさそうです。
肉と野菜を、たっぷり食べられ、準備も後片付けも簡単な「鍋もの」もいいですよ。
ビタミンB6という栄養素をごぞんじですか?
そのため、たんぱく質を多くとる人ほど、ビタミンB6が必要になります。
ビタミンB6は、体内で腸内細菌によってつくることができます。
食材ではかつお、まぐろ、鮭、さんま、さばなどの魚介類、ピスタチオやくるみ、ごまなどの種実類、そしてにんにくに含まれます。
また、バナナにも比較的多く含まれています。
たんぱく質をたくさん摂取しているアスリートが間食にバナナを食べるのは、エネルギー源になるうえ、ビタミンB6を補給する意味でも理にかなっています。
「東大が調べてわかった衰えない人の生活習慣 より」
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血管力を高める食事は、炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが基本です。
これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。
たんぱく質はとくに血管中膜の結合を強くします。
動脈壁そのものを強くするので、脳出血などを防ぎます。
各栄養素にはそれぞれ役割があり、互いに作用し合って初めて「栄養」として働きます。
多種類の栄養素が機能を発揮し、効率よく利用されるしくみがヒトの体には整っています。
たとえば、糖質がエネルギーに変わるにはビタミンB群などが必要で、ビタミンB群が活性化するには各種のアミノ酸やミネラルが必要、…というように、栄養素を利用するにはほかの栄養素の働きが不可欠です。
よく、ヒトは1人では生きられないといいますが、栄養素もひとつだけでは機能しません。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
ビタミンB12について?
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