疲れた顔をシャキッとさせる「簡単! アスパラ料理」
「疲れた顔」を素早くリフレッシュさせる――そんな魔法のような料理があります。
「グリーンアスパラガスとエビの塩炒め」です。
エクストラヴァージンオリーブオイルで、斜め細切りにしたグリーアスパラガスとエビを塩味で炒めただけの簡単料理です。
このメニューが「疲れ顔」「疲れシワ」になるのを防ぎ、スッキリと若い顔に戻してくれます。
カロリーの低いダイエットメニューとしても最適です。
そもそも、なぜ顔が疲れて見えるのでしょうか?
30歳をすぎると老化がはじまるため、疲れが十分に回復できずに、翌日に持ち越されやすくなるからです。
特に、お酒やディナーを楽しんだ日は、内臓が疲れています。
すると翌日には、げっそりとやつれた顔になってしまうのです。
つまり、疲れ顔を防ぐには、疲労回復がスムーズに行われるように、食事でサポートする必要があるということ。
ここで紹介するメニューは、疲労回復食としても優れた一品です。
グリーンアスパラガスを食べれば食べるほど疲れにくい体になります。
この3つが不足すると頭痛や肩こり、足のつりを起こしやすくなります。
つまりグリーンアスパラガスは、体や内臓の疲れをしっかり癒やして体を若返らせてくれるのです。
しかもグリーンアスパラガスには、ベータカロテンが豊富です。
ベータカロテンは老化を促す活性酸素の悪さを消す働きを持っています。
ベータカロテンは必要に応じてビタミンAに変化します。
ビタミンAには肌を若くさせる働きがあります。
体内でベータカロテンが余ったとしても、体に貯金できます。
ですから「グリーンアスパラガスとエビの塩味炒め」を食べるときは、エビに対してグリーンアスパラガスが2倍の量を使い、たっぷり食べてください。
たくさん貯金されたベータカロテンが、ドンドン活性酸素を消していきます。
さらにクリーンアスパラガスは葉酸が豊富。
ですからグリーンアスパラガスを食べることで顔が若返るのです。
エビは低脂肪、低カロリーでタンパク質が豊富です。
タンパク質は肌の細胞をはじめ、肌のうるおい成分の材料になります。
うるおい成分が十分にあると、シワやたるみができません。
しかもエビには、糖質を分解するビタミンB1、脂肪を燃焼させるビタミンB2も多く含まれています。
この料理の若返り効果を引き出すコツは2つあります。
1つは、油で炒めることによってグリーアスパラガスのベータカロテンの吸収効率がアップすること。
味つけをシンプルに塩味にすることで、余分なカロリーをとらずにすみます。
もう1つは、旬のグリーアスパラガスを使うことです。
旬は春~夏にかけて。
グリーンの色が濃く、穂先がしまって、なるべくまっすぐなものを選びましょう。
旬のものは栄養成分が最も豊富に含まれています。
クロロフィルにも抗酸化作用があります。
旬のものを食べるほど、ベータカロテンとクロロフィルのダブル効果で若返り効果が高まります。
「食べれば食べるほど若くなる法 より」
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血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。
でも、LDLには2種類あることをごぞんじですか?
それは、酸化したLDLと酸化していないLDLです。
LDLの中でも血管に悪さをしていたのは、実は酸化LDLだったのです。
ということは、血管を酸化から守るシステムがしっかりできていれば、酸化LDLは血管に付着しづらくなる。
それが血管老化を防ぎ、血管強化につながるということです。
この、血管の酸化を抑えてくれるのが、実はビタミンなのです。
ビタミンの中でも特に大事なビタミンが、ビタミンCとビタミンEです。
ビタミンCとビタミンEの抗酸化力は、非常に強力です。
心筋梗塞を起こした患者さんのグループが正常のグループよりも血中のビタミンC、ビタミンEの濃度が低かったとする報告もあります。
この2つのビタミンに、ビタミンAを加えた3つのビタミンは、いずれも抗酸化力が強く、ビタミンACE(エース)と呼ばれています。
そしてもうひとつ忘れてはいけない大事なビタミンがあります。
それはビタミンBです。
ビタミンBにはいくつかの種類があり、ビタミンBグループとして存在しています。
ビタミンBの抗酸化力は強くありませんが、細胞のエネルギー産生やエネルギー代謝を効率よくするためにはなくてはならないビタミンです。
体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
ほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
したがっていっしょにとるのが効果的です。
ビタミンB12について?
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