寝る子はやせる?

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寝る子はやせる?
 
ちなみに十分な睡眠をとっているかどうかで、ダイエットの成否も決まります。
 
いかに食事をコントロールしようとも、質の悪い睡眠を続けていたのでは、長期的にやせることは不可能です。
 
その秘密は食欲を左右するホルモンにあります。
食欲にかかわる重要なホルモンには、グレリンとレプチンという2つがあります。
グレリンは消化管から分泌されるホルモンで、食欲を増進させる働きがあります。
一方のレプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、食欲を抑える働きがあります。
 
やせるためにはグレリンの分泌を抑え、レプチンの分泌を増やすべきですが、寝不足になると逆にグレリンが増えてレプチンが減ってきます。
すると食欲が抑えられなくなるので、ダイエットに失敗してリバウンドするのです。
睡眠時間が減るとそれだけ日中の活動時間が増えますから、身体は「活動のエネルギーを補うためにもっと食べなくては!」と反応してしまうのでしょう。
 
同時に、睡眠不足は疲れを招きますから、起きている間の行動による活動代謝も下げてしまいます。
 
つまり、睡眠不足になると、代謝は低下するのに食欲は高まってしまう。
これでは、太らないほうがおかしい。
 
したがって、脳を疲れさせないだけでなく、肥満を防ぐためにも、十分な睡眠時間を確保することが大事です。
「疲れない脳をつくる生活習慣 より」
 
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脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
 
ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。
大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
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