冬の十勝平野から

どういたしまして

どういたしまして お礼をいわれたときに使う返礼の言葉 挨拶は双方の言葉の行き来で成り立つもの。 お礼の言葉には、それに対する返礼の言葉があります。最近はあまり聞かれない、おくゆかしい返礼の言葉を忘れていませんか? 英語の達人かどうかを見極める…

おたがいさま

おたがいさま ちょっとした親切にお礼いわれたときに 相手が恐縮しているとき、こちらだって、同じような立場になることがあることを伝えれば、相手の気持ちの負担はずっと軽くなります。そんな心づかいのひと言が、これです。 「すまないが、今日はどうして…

★ 七福神・・・七神とはいったい何者なのか

★ 七福神・・・七神とはいったい何者なのか 七福神とは、恵比寿(えびす)、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、弁財天(べんざいてん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、寿老人(じゅろうじん)、布袋(ほてい)という七神のことをいいます。 絵馬や額絵にして飾…

★ 成人式・・・かつては大人になる年齢がずっと若かった

★ 成人式・・・かつては大人になる年齢がずっと若かった 現在は、男女とも20歳になると成人と認められます。1月15日を成人の日として国民の休日にしたのは1948年からですが、いまは1月の第2月曜日になっています。 日本では、古くから男の子が大人の仲間入りを…

★ 1月11日に鏡開きをするのはなぜ?

★ 1月11日に鏡開きをするのはなぜ? 鏡餅は年神様へのお供え物として床の間に飾られます。1月11日に行われる鏡開きは、お供えしていた鏡餅を下ろし、雑煮や汁粉にして食す行事です。 武家の間で、鎧などの具足と一緒に供えた餅を雑煮にして食べる「具足開き…

手元不如意(てもとふにょい)

手元不如意(てもとふにょい) 「お金がない」も、こういえばスマート だれにも事情というものがあります。今日は持ち合わせがないという状況を、さりげなく、でも、きちんと伝えたい。そんなときに知っておくと重宝な言葉がこれです。 「手元不如意」とは、手…

あんばい

あんばい 相手の様子を尋ねるときに使える万能言葉 たとえ部下でも、仕事がどこまで進んでいるか、あまり口出しするのは控えたい。 でも、様子は気になるし・・・。そんなときに使いたい、さりげなく様子を尋ねる言い方。 研修を終えたばかりの新人に、仕事がう…

★七草がゆ・・・正月に「かゆ」を食べるワケは?

★七草がゆ・・・正月に「かゆ」を食べるワケは? 正月七日の朝に、「七草がゆ」を食べる習慣がいまでも残っています。 七草がゆを食べると、その年1年、病気にならないといわれ、日本では江戸時代から一般に定着しました。 もともとは中国で毎年、官吏昇進を1…

おかげさまで

おかげさまで どんな話かけに対しても使える万能の返し言葉 日本の言葉にはたくさんの仏教用語が含まれています。 「おかげさまで」も、仏の深い思いに感謝する心から生まれた言葉だけに、口にするたびに心が和らぐのです。 「忙しくて、大変だったようだね…

★おせち料理・・・もとは正月料理ではなかった

★おせち料理・・・もとは正月料理ではなかった ふだんは洋食を食べることが多い人でも、正月三が日間くらいは、「おせち料理」に箸をつけることが多いことでしょう。 「おせち」は、もともとは季節の変わり目の節句(節供)に、年神様に供えるための「お節」料理…

★初夢・・・なぜ二日の夜に見る夢なのか

★初夢・・・なぜ二日の夜に見る夢なのか 一般的に、正月の二日の夜に見る夢を「初夢」といい、見た夢の内容しだいで、その年の運勢を占うものです。 「なぜ元旦ではなく、正月二日の夜に見る夢が初夢なのか」と疑問を抱く人も多いと思いますが、昔は書き初め、…

★門松・・・何のために立てるのか

★門松・・・何のために立てるのか 正月になると、多くの家で玄関前や門前に「門松」を立てています。 門前の左右に一対並べるのが一般的で、玄関に向かって左側の門松を雄松、右側を雌松と呼びます。 もともとは新年を迎える際に、年神様が降りてくるときの目印…

★除夜の鐘・・・鐘を百八回つくようになった、2つの説

★除夜の鐘・・・鐘を百八回つくようになった、2つの説 年末最後の大晦日は、旧年と新年の区切りの日であり、その夜を「大晦(おおつごもり)」「除夜」「年越し」などといって、新年の神様である年神様が来るのを、寝ないで待つ日とされていました。 かつては日没…

★年末の一夜飾りは縁起が悪い

★年末の一夜飾りは縁起が悪い 正月の飾りといえば、門松としめ縄です。 一般的に、門松は3本の竹を組んで松を合わせたもので、昔は松に限らず榊や楢などの常緑樹が使われていました。 正月に降臨する年神様の目印として門口や玄関口に左右に一対立てるように…

だらだらと

1月1,2,28,29,30日。2月9日。 今年になって最高気温がプラスに転じた日。40日間でわずか6日しかない。 人と会うと「今年は寒いねェ」が挨拶になってしまっている。 小寒、大寒、立春と一年でもっとも寒さが厳しい時節ではあるが、みんない…

小寒の氷、大寒に解く

今日は二十四節季の大寒です。 このところ最低気温が4日続けてマイナス20度以下を記録していましたが、 今日はマイナス10度にも至らず、気持ちが少しばかり和む朝でした。 正月3日からずうっと最高気温がマイナスの「真冬日」が続いています。 北海道…

冬の公園

11月20日に降った雪は、この地としてはいつもの年より早い積雪となってしまったが、 その後のお天気続きでずいぶん姿を消してしまった。 訪問先に少し早く着いてしまったので、近くの公園を散策。 遊具で遊ぶ子供たちの姿もなく ベンチにたたずむ人影も…

冬の散歩道

ここ北の町では、朝6時に散歩に出る頃、ようやく東の空が明るくなってくる。 正確には今日の日の出は6時32分。 北西の空にはまあるいお月様。太陽がまだ昇りきっていないのでかなり明るく輝いています。 大きな大きなお月様です。 いつもの年より早い積…

時雨忌

5センチほどの雪が積もっただけで、あたりはすっかり冬景色になってしまった。 散りそびれた菊の花が雪の中で凍えている。 今日は旧暦10月12日。芭蕉の没した日。 膳所あたりでは時雨が山茶花を濡らしているのか。 寒気は当分抜けそうにもなく、遠くの…