2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

細切れの運動でも効果は上がる

細切れの運動でも効果は上がる 週に一度、2時間運動するより 10分×2回を毎日続けよう メタボリック症候群の予防&解消におすすめなのが、ジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動。 これまで、有酸素運動は20分以上続けないと脂肪燃焼効果がないとい…

スポーツの前後に抗酸化物質を補給

スポーツの前後に抗酸化物質を補給 スポーツのあとは ビタミン&ファイトケミカルの補給を忘れずに たとえ激しい運動でなくても、体を動かせば、静かに座っているとき以上のフリーラジカルや活性酸素が体内で発生しています。 だから、運動する前後に、体を…

基礎代謝量は筋肉の量で変わる

基礎代謝量は筋肉の量で変わる 運動しないと筋肉量が、 年に最大0.8%ずつ減っていく そんなに食べているわけでもないのに、中年になったら急に太り始めたという人、多いですよね。 その最大の原因は、基礎代謝量の低下です。 基礎代謝とは、呼吸や体温調節…

肉からは効率よく必須アミノ酸を摂取できる

肉からは効率よく必須アミノ酸を摂取できる 肉の食べすぎは禁物。 でも、まったく食べないのも体に悪い どうもこのごろ、「肉は悪者」という印象が強まっているようですね。 でも、それはとんでもない誤解です。 筋肉や内臓、骨や血液に至るまで、人間のパー…

リコピンの抗酸化パワーは超強力

リコピンの抗酸化パワーは超強力 ケチャップ大さじ4杯強のリコピン量は 生トマトの2個分 テレビや雑誌などでもよく取り上げられているリコピンは、カロテノイド群のファイトケミカル。 トマトやスイカ、柿、ピンクグレープフルーツなどに含まれている赤い色…

有酸素運動はボケ防止になる

有酸素運動はボケ防止になる ウォーキングで脳が活性化。 記憶力もアップする 認知症は、ケガや脳腫瘍によるものを除くと、大きく二つに分けることができます。 脳梗塞や脳出血で脳の神経組織が壊れたために起こる「脳血管性認知症」と、何らかの原因で神経…

タマネギのケルセチンで血液サラサラ

タマネギのケルセチンで血液サラサラ ヒトは血管から老いていく。 タマネギで血液&血管の若さをキープ 血管の老化は20歳ぐらいから始まります。 血管が厚く硬くなり、内壁にコレステロールなどがたまって血液の流れが悪くなる動脈硬化も、血管の老化現象。 …

ビタミンは体のエンジンオイル

ビタミンは体のエンジンオイル 病気と老化から体を防御する 抗酸化システムにビタミン類は必須! 私たちの体内では日々、フリーラジカルや活性酸素が発生し、細胞を攻撃しています。 その攻撃がもたらす酸化反応によって老化が早まったり、病気が引き起こさ…

ルテインで紫外線&老化から目を守る

ルテインで紫外線&老化から目を守る 40歳を過ぎると体内のルテインが減少。 しっかり補給して! ルテインとゼアキサンチンも、ぜひ覚えておきたいカロテノイド群のファイトケミカル。 トウモロコシや卵黄を色づけている黄色い色素成分で、野菜の緑色の下に…

亜鉛が足りないと生命力がダウンする

亜鉛が足りないと生命力がダウンする かつては高齢者に多かった味覚障害が、若者の間でも増えています。 市販のお総菜が薄味に思えてマヨネーズやソースをかけずにいられない。 リンゴと梨の味の違いがわからない。 最近、何を食べてもおいしくない……。 あな…

健康の基本は、いろんなものをちょっとずつ

健康の基本は、いろんなものをちょっとずつ 主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを! 食品の産地も「いろいろ」が安心 吐き気と不整脈を訴える患者さんの血液検査をしたら、血中のカリウム濃度が異常に高かったことがありました。 話を聞くと、テレビで…

老化と病気の元凶はフリーラジカルと活性酸素

老化と病気の元凶はフリーラジカルと活性酸素 老化というのは、体が酸化すること。 鉄が錆びていくようなものです。 動物は呼吸により酸素を取り入れエネルギーを燃やして生きているわけですから、「生きること=酸化すること」。 いわば、老化は避けられな…

人生に真摯に向き合う

人生に真摯に向き合う たとえばアルツハイマー病と診断されても、人生は終わりではなく、その後も長い経過があるので、人生をもう一度考える機会になります。 診断の結果を受けた後の人生をいかに生きるか。 それを考えることは、守りではなく攻めの一歩です…

アミロイドPET検査は最終兵器

アミロイドPET検査は最終兵器 アミロイPET検査は、アミロイドβに取り込まれる性質をもつ放射性製剤を体内に投与して、MRIなどには映らない沈着の度合いを画像で確認します。 アミロイドβの有無を、ダイレクトに見ることができるのです。 アルツハイマー病の…

脳ドックはアルツハイマー病発見の役に立たない

脳ドックはアルツハイマー病発見の役に立たない 現在、広く行われている脳ドックは、人間ドックのオプションとしてMRIが使われています。 自覚症状のない脳梗塞や、くも膜下出血の原因となる動脈瘤、脳しゅよう、血管性認知症を見つけるのに適しています。 …

認知症の予防とは

認知症の予防とは 年を取るにつれて誰もが心配するのは、脳の老化によって物覚えが悪くなったり物忘れが酷くなること、そして認知症でしょう。 認知症について講演したとき、診断、治療、予防のどの話を聞きたいか、集まったみなさんの拍手の多さで決めたこ…

アルツハイマー病はどのようにして起きるのか

アルツハイマー病はどのようにして起きるのか 神経細胞の内外にアミロイドβというタンパク質が溜まり、神経細胞を死滅させて脳が委縮するのが、アルツハイマー病の仕組みです。 アミロイドβは、もともと正常な脳にあるタンパク質です。 水溶性なので、代謝が…

早期に発見すれば治る認知症もある

早期に発見すれば治る認知症もある 認知症というのは、認知機能が落ちて生活に大きな支障をきたす状態を指す言葉です。 認知機能を低下させる原因によって、いくつかの種類があります。 最も多いのがアルツハイマー病に由来する認知症で、60~70%占めます。 …

脳の病気は、まだ解明できていない

脳の病気は、まだ解明できていない がんという病気は、ひとつの細胞の変化から説明できます。 何らかの原因でダメージを受けたDNAが修正に失敗して異常ながん細胞が発生し、勝手に自己増殖してしまうのです。 そのため、そこにあってはいけない場所で塊にな…

■酒が持つさまざまな悪影響

■酒が持つさまざまな悪影響 副次的な悪影響は、まず食生活に及びます。 酒のエネルギーが糖尿病の一因になるだけでなく、バランスの取れた食事を取らなくなります。 カロリー過多になる一方、ビタミンや鉄分が不足して貧血になりがちなのです。 大量飲酒は消…

■食生活を見直す3つのポイント

■食生活を見直す3つのポイント 食生活を見直すポイントは、3つあります。 内容のバランス、次に食べ方、そして食べる量です。 朝昼晩の3食を一定にし、間食の習慣は止め、夜食は避けるのが、食べ方の基本。 よく言われるように野菜を先に食べ、ご飯はあとに…