2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

午前0時~3時は睡眠のコアタイム

午前0時~3時は睡眠のコアタイム 睡眠は、適当な時間帯に適度な量をとればよいのではありません。 毎日決まった時間、理想的には午後10時以降に、6時間以上確実に眠る必要があります。 特に午前0時~3時頃までをコアタイムとして確保してください。 この時…

6時間睡眠で足りているか?

6時間睡眠で足りているか? 人間に必要な睡眠時間は約7~8時間です。 6時間睡眠で十分元気で、問題はないと答える人も数多くいます。 しかし、一方で、毎日6時間だと仕事上のミスが増えるという調査もあります。 じつは多くの人が6時間では足りていません。…

若々しさは睡眠から生まれる

若々しさは睡眠から生まれる 私たちの睡眠中せっせと生み出されているもの、それはホルモンです。 ストレスに負けない状態をつくるためのコルチゾール、体内時計を正確に保つためのメラトニン、成長期の子どもに大切な筋肉や骨をつくるための成長ホルモンな…

思考は寝ているあいだに整理される

思考は寝ているあいだに整理される 睡眠中に記憶の整理、定着をしているというしくみを説明しましょう。 レム睡眠中、脳全体は活動しつづけています。 このとき、脳は情報を整理しています。 重要でなかった情報を忘れて、より本質的な情報だけが強く残って…

何のために眠るのか

何のために眠るのか 睡眠は次のような意味を持っています。 ・脳を休めて機能を回復させる ・ホルモンを分泌したり、内臓や筋肉のメンテナンスをする ・寝ているうちに記憶を整理、定着させる 睡眠中、身体と脳は、ちょうど飛行機が飛行を終えて整理工場に入…

眠りたくない人急増中!

眠りたくない人急増中! 「忙しいので、寝る間も惜しい」 「どうして人間は寝なければいけないのだろう」 「もっと時間がほしい。寝るなんてもったいない」 24時間社会の現代では、不眠症に悩む人の一方で、このようにつぶやいている人は多いと思います。 で…

五人に一人の国民病「不眠症」

五人に一人の国民病「不眠症」 みなさんは、ベッドに入ってすぐに眠れますか? 「すぐに眠れる」という人は、とても幸せな方だと思います。 いま、世の中にはなかなか眠れなくて困っている人が増えています。 日本人の五人に一人が不眠症の悩みを抱えている…

ストレスを和らげる「心の救急箱」①~⑤

ストレスを和らげる「心の救急箱」①~⑤ だれでも突然災害に直面すると、大きなストレスを受けます。 予想外の出来事が起こったとき、パニックとなるのは不自然ではありません。 人の行くところ、ストレスのない社会はありません。 そのなかで私たちは、自分…

脳のストレス耐性を高める八つのコツ⑤~⑧

脳のストレス耐性を高める八つのコツ⑤~⑧ 私たちのまわりにストレスのないところはありません。 ある程度のストレスは私たちが健康に暮らしていくために必要です。 みなさんは学生のとき、「試験には出ない」とわかっている箇所をきちんと勉強したでしょうか…

脳のストレス耐性を高める八つのコツ①~④

脳のストレス耐性を高める八つのコツ①~④ 私たちのまわりにストレスのないところはありません。 ある程度のストレスは私たちが健康に暮らしていくために必要です。 みなさんは学生のとき、「試験には出ない」とわかっている箇所をきちんと勉強したでしょう…

「脳によくない思考のクセ」にさよなら⑥~⑩

「脳によくない思考のクセ」にさよなら⑥~⑩ 「思考のクセ」というものもあります。 出来事を経験したとき、頭の中に自然に浮かんでくる考え、これを「自動思考」といいます。 物事のとらえ方のクセともいえるでしょう。 物事をどうとらえるかによって、スト…

「脳によくない思考のクセ」にさよなら①~⑤

「脳によくない思考のクセ」にさよなら①~⑤ 「思考のクセ」というものもあります。 出来事を経験したとき、頭の中に自然に浮かんでくる考え、これを「自動思考」といいます。 物事のとらえ方のクセともいえるでしょう。 物事をどうとらえるかによって、スト…

「過剰」「継続」「くり返す」ストレスは危険

「過剰」「継続」「くり返す」ストレスは危険 ストレスを受けたとき、人だけでなく生きものの反応は三つの段階をへて進みます。 ① 警告期:心と身体は対応可能 ② 抵抗期:心と体は忍耐可能 ③ 消耗期:心と身体は対応不能 たとえば、新商品に対するクレーマー…

ストレスを乗り越える心のシステム

ストレスを乗り越える心のシステム ストレスを受けたとき、身体だけでなく、心にも健康を保とうとする調節機能があります。 それは次の三つの方法から成り立っています。 ① 耐える―欲求不満(フラストレーション)耐性 欲求が何らかの理由で満たされない状態を…

ストレスを受け止める身体のシステム

ストレスを受け止める身体のシステム 私たちの身体にはストレスを受けても、身体のバランスを一定に保とうとする自動調節機能が備わっています。 たとえば、蒸し暑い・寒い・乾燥しているなど温度・湿度・気圧などの変化(これもストレスです)はわかりにくいも…

よい出来事もストレスになる

よい出来事もストレスになる どのようなことに人はストレスを感じるのでしょうか。 精神科医の夏目誠先生がまとめたものを参考に見てみましょう。 これは企業で働く1630人を対象にアンケートをとり、ストレスの程度を100点満点で点数をつけたものです。 点数…

ストレスは知らないうちにたまる

ストレスは知らないうちにたまる 人は、自分自身のことは何でも知っている、自分自身のことは自分で管理できていると思っています。 「大きな仕事が終わったら、どっと疲れを感じた。私は疲れていたんだ」 このように、仕事が終わるまで疲れを感じなかった経…

短時間でも大きくストレスのたまる仕事

短時間でも大きくストレスのたまる仕事 人の仕事を時間とか量だけで見れば、より忙しい人に疲労やストレスがたまることになり、与えられた仕事の程度に比例して健康に影響が出ることになります。 が、実際には、必ずしもそうではありません。 仕事には「時間…