2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

脳卒中の前ぶれ

脳卒中の前ぶれ 脳卒中は、あるとき突然脳の障害による症状が現れる病気です。 これは脳梗塞、脳出血、くも膜下出血のいずれにもいえます。 しかし、ときには脳卒中を生じる前に前ぶれともいえる症状が先行することがあります。 ◎ 脳梗塞の前ぶれ・・・一過性脳…

ストレスが免疫力を低下させる

ストレスが免疫力を低下させる ● 心理的ストレスは脳の視床下部、交感神経に作用する。 ● 消火器の血管収縮や胸腺の萎縮などが起こり、免疫が低下する。 ≪心理的ストレスと疾病≫ 心理的なストレスは、たんに精神に影響があるだけでなく、身体にも影響をおよ…

応用精神免疫学と笑い

応用精神免疫学と笑い ● 笑うことがストレスの軽減となり、体内のホルモン分泌に影響を与える。 ● 笑いによってNK細胞が活性化するという実験がされている。 ≪笑いとNK細胞の活性化≫ 「病は気から」と昔からいわれていますが、最近の研究から免疫系と脳神経…

心の一生はシナプスの変化の歴史でもある

心の一生はシナプスの変化の歴史でもある ヒトは、霊長類の中でいちばん長生きである。 たとえば日本人の平均寿命は約80歳である。ただし平均寿命は国や時代によってことなる。 ヒト以外の霊長類では、寿命に関するまとまった調査がないので、平均寿命のデー…

心の傷は脳の発達をゆがめる

心の傷は脳の発達をゆがめる 脳や心は心地よい状態のときによく発達する。 赤ちゃんは自分を含む周囲の人々との関係の調和がうまくいくときに、ほっとする。 赤ちゃんは泣いたり、しがみついたりして、不快や要求を訴える。 自分の要求をわかってくれる人に…

脳梗塞 食生活の注意点 十分に水分補給を

脳梗塞 食生活の注意点 十分に水分補給を 脱水症状を起こしやすい状態。 夏場はとくに注意。早め早めに水分を補給しましょう。 血液をサラサラに保つには、水分補給も大切です。 水分を十分にとらず、脱水症状を引き起こすと、血液の濃度が濃くなり、血管内…

ウナギのかば焼きでスタミナは万全

ウナギのかば焼きでスタミナは万全 土用は年に4回、春夏秋冬にあり、昔からどの土用も全部、健康上の危機という考え方がありました。 とくに夏の土用が重視されたのは、暑さのために体力が消耗しやすく、この期間を無事にのりきることが、非常に大切だったか…

脳も体も健康で長生きできるかどうかは、10の生活習慣で決まる

脳も体も健康で長生きできるかどうかは、10の生活習慣で決まる 遺伝的な要素で、男に生まれるか、女に生まれるかのように、生まれつき絶対に自分の力では変えられないこともあります。 しかし、家族に心臓疾患やがんになった人がいて、自分もそのような資質…

シジミ汁は長生きスープ

シジミ汁は長生きスープ スタミナがダウンしているなァ、と気づいたときに役に立つのがシジミ汁。 シジミの殻は縄文貝塚からもたくさん出土しており、案外縄文人もくたびれたなァ、というような時にいそいでシジミ汁を作り、食べたり飲んだりしていたのでは…

老化には生活習慣が大きく影響する

老化には生活習慣が大きく影響する 老化の速度は人によってかなり違います。 その個人差はどのような要素で決まってくるのでしょうか。 白髪になる、老眼になる、耳が聞こえにくくなるといったことは、もちろん、いつも騒音のもとで仕事をするような環境にい…

いつまでもやる気を失わない生活を

いつまでもやる気を失わない生活を いまは60歳定年が主流ですが、少しずつ定年の年齢が伸びています。 60歳定年でも本人が働きたかったら、嘱託など65歳まで働ける会社が増えています。 少子高齢化がどんどん進めば、いまの若い人たちが定年を迎える頃には、…

ストレスがかかると体と心はどのような反応をするか

ストレスがかかると体と心はどのような反応をするか 生活との関係でもっとも問題になるのは、ストレスの受け止め方です。 ストレスが強いほど病気になりやすくなったり、寿命が短くなるというのは、いろいろな研究があります。 基本的に、あまりストレスを感…

やればやるほど脳は効率的に働くようになる

やればやるほど脳は効率的に働くようになる 何でもやればやるほど、うまく効率的にできるようになります。 それは脳のシナプスのつながりがよくなるからです。 シナプスのつながりがよくなるというと、脳の電気が伝わるのが速くなると思うかもしれませんが、…

前頭前野の働きを活発にするには?

前頭前野の働きを活発にするには? 前頭前野の働きをよくするにはどうしたらいいか? たしかに、人間の脳を人間らしくしているのは、前頭前野だというようなことで、いまこの部分は非常に注目されています。 大まかにいえば、前頭前野は前頭葉の中で運動野を…

水分不足が脳梗塞にもつながります

水分不足が脳梗塞にもつながります 皆さんは、五大栄養素だけでなく、次々に解明される食品の機能性成分に気をとられて、水の重要性を忘れてはいないでしょうか。 生き物にとって最もたいせつなのは水。人間の体の約60%は水分です。 これは血液やさまざまな…

気力と体力と環境の関係

気力と体力と環境の関係 その人がどのくらい行動力があるかどうかは、もちろん筋力があることが大切です。 そして、筋力とは、鍛えるかどうかで維持したり、増やすことが可能なものです。 ですから、当然、日ごろ鍛えないとどんどん筋力は減ってしまうわけで…

最も注意しなくてはいけないのは血管障害

最も注意しなくてはいけないのは血管障害 脳の老化で怖いのは、認知症になってしまうことです。 年齢相応に記憶力が低下したり、発想力が低下するのは、ある程度仕方ないこととあきらめてください。 それは、40歳以上になると脳細胞が年々死んでいくからです…

長生きすればするほどボケる可能性が高くなる?

長生きすればするほどボケる可能性が高くなる? 通常は40歳以上になれば、脳の神経細胞が10年で5%ずつ減るのですが、それは仕方ないことです。 もちろん、その減り方を少しでも遅くすることが大事なのはいうまでもありません。 そのためには、体や脳の状態を…

きちんと記憶に定着していないと、度忘れすることが多い

きちんと記憶に定着していないと、度忘れすることが多い 脳の老化で怖いのは、認知症になることです。 高齢になればなるほど、それまでの生活習慣の積み重ねもあって、認知症になる危険性が高くなるのは確かです。 しかし、認知症の危険を避ければ、たとえ脳…

活性酸素によって生じるさまざまな現象

活性酸素によって生じるさまざまな現象 活性酸素が老化の直接的な原因かどうかは議論があるところですが、活性酸素が体のさまざまな面で悪影響を与えることは、ほぼ定説です。 たとえば、老化に起こる現象の多くには、活性酸素がかかわっています。 皮膚のシ…

活性酸素が細胞を壊して、老化の原因になる?

活性酸素が細胞を壊して、老化の原因になる? 活性酸素が悪者で、体内に侵入したり、体内でつくられた活性酸素によって組織が破壊されるのは、皆さんご承知のことと思います。 つまり、人間の細胞は時間とともに活性酸素によって、酸化されて次第に衰えて老…

いまのあなたの生活で、何歳まで生きられるでしょう?

いまのあなたの生活で、何歳まで生きられるでしょう? 脳といっても体の一部で、体から独立しているわけではありません。 脳が充分に働くためには、脳だけでなく、体全体が健康で、体力があることが基本です。 どこか体の調子が悪いということは、脳に影響を…

葉物野菜が目の老化を防ぐ

葉物野菜が目の老化を防ぐ 最近、目の成人病にかかる人が急増しているそうです。 白内障や緑内障などで、これらは中高年に多いところから、“目の成人病”とも呼ばれているわけです。 ところが、最近では30代とか40代といった若い人たちにも増えているといいま…

糖尿病の怖さは合併症にある

糖尿病の怖さは合併症にある 糖尿病の怖さは、血糖値が高い状態が長年続くことによってさまざまな合併症を引き起こすことです。 血中にブドウ糖が過剰にあるため血管が障害を受けます。 また、神経細胞や神経線維が障害を受け、神経障害を引き起こします。 …

日本人は少しの肥満でも糖尿病になりやすい

日本人は少しの肥満でも糖尿病になりやすい 日本人に多い2型糖尿病は、遺伝的な体質が関係しています。 遺伝がどの程度影響するかははっきりはわかっていませんが、両親の一方が糖尿病の場合には40~50%の確率で糖尿病になる素因をもっています。 遺伝的素因…

心筋梗塞や脳梗塞の基礎疾患

心筋梗塞や脳梗塞の基礎疾患 動脈硬化は、太い血管の動脈が弾力性を失い、硬くなった状態で、内腔は狭くなっています。 動脈硬化が進むと、血管は詰まりやすく、切れやすいので、虚血性心疾患や脳卒中を引き起こすことになりかねません。 これら生命にかかわ…

食事療法:ビタミン、ミネラルの不足に注意しバランスよく食べる

食事療法:ビタミン、ミネラルの不足に注意しバランスよく食べる 食事療法の第二のポイントは、食時の質です。栄養の偏りも代謝の乱れにかかわってくるので、食事の献立に配慮し、体に必要な栄養素をバランスよく摂取することが大事です。 かつて、糖尿病の…