老化対策
第7章 脳の老化スピードが速い人がよく使う言葉とは?-2 「疲れた」「嫌だ」「わからない」「難しい」「無理」などの言葉は、脳にとっては危険な言葉のひとつです。 思考をフリーズさせないためにも、使わないほうがいいと思います。 ただそうはいってもつ…
第7章 脳の老化スピードが速い人がよく使う言葉とは?-1 「あー、疲れた」 「もう、嫌になる!」 「そんなことできるわけない」 こんな言葉を、日ごろ何気なく使っていないでしょうか? 実は、こうした言葉は脳に影響を及ぼしています。 「脳のプライミング…
第7章 歳とともにガンコになる人とずっと柔軟な人は何が違うのか? 加齢とともに年々怒りっぽくなったり、ガンコになる人もいれば、いくつになっても柔軟な考え方を持ち、しなやかなイメージの人もいます。 以前、相談を受けた70代の男性は「ガンコな自分に…
第7章 「自分は若い」と本気で思うだけで、脳も体も若くなる 「学生時代の友人と久しぶりに会っていろいろ話をしたらすごく元気になりました。なんだか若い時代に戻ったみたいで、楽しかった。やっぱり昔の仲間はいいですね」 こんな話を70代の女性から聞き…
第6章 60歳以上の適職の見つけ方 60歳以上の適職とは? では、60歳を過ぎてからは、どういう仕事をするのがいいのでしょうか。 実際には、60歳を超えると非正規雇用で働いている人が多くなります。 今まで働いていた会社で再雇用ということもあるでしょうし…
第6章 働くことは老人脳の予防に! 定年が65歳に引き上げられる企業が増え、70歳定年も現実味を帯びてきています。 実際に60歳を超えて働いていることは普通になってきています。 以下は「60歳以上で働いている人の男女別・年齢別の割合」です。 60~64歳 …
第6章 手で書くことが脳の認知機能を上げる デジタル機器を使ったほうがいいと前述しましたが、一方で「手書き」も脳の認知機能へのプラス効果が高いので、どちらも取り入れたほうがいいと思います。 手で書くことは特に記憶の定着に効果があります。 脳の…
第6章 65歳を過ぎたらどんどんデシタルツールを活用したほうがいい理由 老人脳になりやすい人の特徴のひとつに「新しいことに挑戦しない」ということがあります。 慣れたことならいいけれど、新しいことにトライするのは面倒で、不安。 自分にはできないと…
第6章 60歳からは犬を飼ったほうがいい理由 話し相手がいないのは、60歳を越えたらリスクになります。 なぜなら、孤独感は認知症の発症に大きく関わっていて、脳の老化を進行させるからです。 と言っても、一人暮らしをしていたり、夫婦関係が冷え切ってし…
第6章 趣味が多い人は認知症になりにくい 65歳以上の人の約3割は「趣味の数がゼロ」だそうです。 仕事や子育てに奔走していた頃はなかなか趣味の時間をとるのが難しかったという人もいると思いますが、65歳以上になったら趣味を持つことをおすすめします。 …
第6章 老人脳にならない生活習慣 何もしていない時間に、実は脳は活性化している 「毎日たくさんの予定を入れて、忙しくする。充実感もあるし脳にもいいので、いくつになってもその生活をキープしていきたい」 もしあなたがそう思っていたら、少し待ってく…
第5章 若返り遺伝子を活性化させる栄養素とは サーチュイン遺伝子を活性化される栄養素が7つあります。 これらの7つの栄養素は、どれも単体で効果があるという研究結果が出たものなので、すべてをとらないといけないわけではありません。 この7つの栄養素を…
第5章 老人脳を防ぐ7つのスーパー栄養素 老人脳を防ぐには、食生活が重要です。 「噛む」意義や、動物性タンパク質の必要性について書きましたが、それ以外にも食材に含まれる栄養素が老人脳と密接に関係しています。 栄養素に関してはさまざまな情報が氾濫…
第5章 食欲がある人は長生きしやすい 食欲がある高齢者は長生きの傾向があることが明らかになっています。 また別の研究でも、高齢者を食が細い人、普通の人、食欲が旺盛な人に分けて解析した結果、食が細い人は食欲が旺盛な人に比べて死亡率が2倍以上高い…
第5章 肉好きはなぜ長生きするのか 60代、70代の人と会食に行くときの話です。 「何か食べたいものはありますか?」と聞くと、多くの人が「なんでもいいです」と答えます。 もちろん遠慮したり、気を使ったりしてもらっている部分もあるとは思いますが、「…
第5章 老人脳にならない健康の習慣 よく噛むと、やる気が出てくる 「食べるときは、30回は噛んでから飲み込むように!」 よく言われていることですが、実践するのがなかなか難しいことのひとつかもしれません。 でも、よく噛むことにはさまざまなメリットが…
第4章 脳の柔軟性を高め、記憶力を上げる方法 体の柔軟運動のように、脳の柔軟性を高め、記憶力を上げる方法があります。 最新の研究で、若者の多くが脳の前頭前野の左右の片側だけをよく使っていることがわかりました。 一方で高齢者には前頭前野の左右を…
第4章 ダンスは脳活の極み 脳の認知機能を上げる究極のコーディネーション運動があります。 ダンスです。 ダンスはコーディネーションを構成する7つの要素をほとんど使うからです。 アメリカの研究で、ボードゲーム、楽器の演奏、ダンスを習慣的に行う人は…
第4章 脳活ドリブルのやり方 1.立った状態でバスケットボール(バレーボール)を利き手で10回ドリブルした後、反対の手でドリブル10回と、交互に行う。 ※100円ショップなどで売っているゴムボールなどでもOKです。自分がやりやすいボールを使ってください。 2…
第4章 老人脳にならないための運動 運動するならウォーキングより「脳活ドリブル」 ここで問題です。 「ウォーキングには脳を活性化する効果がある」 〇か×か? 答 △ 脳を活性化させるために運動は有効です。 免疫機能を上げたり、筋力をつけたりと、さまざ…
第3章 タイプ4「共感脳」の老化・タイプ5「聴覚脳」の老化 タイプ4「共感脳」の老化 世の中には他人に対して失礼な人がいますよね。 列に割り込む人、電車で人を押しのけて我先に座ろうとする人、ソーシャルディスタンスを無視して近づいてくる人、自分の…
第3章 タイプ2「記憶脳」の老化・タイプ3「客観・抑制脳」の老化 タイプ2「記憶脳」の老化 会った人の顔を覚えられない。 テレビに出てくるタレントの名前がなかなか出てこない。 スケジュールをすっぽかしてしまう……。 物忘れがひどくなるのも老人脳の特…
第3章 老人脳には5つのタイプがある タイプ1「やる気脳」の老化 脳には「老化が起きやすい部位」があります。 その部位をベースに、老人脳は5つのタイプに分類できます。 タイプ1「やる気脳」の老化 タイプ2「記憶脳」の老化 タイプ3「客観・抑制脳」の老化…
第3章 あなたの脳の老化度がすぐわかる方法2 脳の老化状態をすぐ診断できるもうひとつの方法があります。 「片足立ち診断法」です。 簡単な方法なので、ぜひ自分の状態を知るために、こちらもやってみてください。 ▼診断方法 その場で立ち上がり、目を閉じ…
第3章 あなたの脳の老化度がわかる診断 あなたの脳の老化度がすぐわかる方法1 老人脳の症状は、以前と比較して頻度が高くなった、度合がひどくなったことに自分で気づくのはなかなか難しいので「老人脳自己診断チェックリスト」を用意しました。 この診断…
第2章 毎日の中でできる「脳にいい暮らし方」 「毎日ひとつ、何か新しいことをする」と決めている知人がいます。 この人は、ほんのちょっとのことでもいいので、いままでやっていなかったことをやると自分に課していて、それが習慣化されているそうです。 …
第2章 中高年にしか存在しない「休め遺伝子」が脳の損傷を守る 「長寿遺伝子」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 寿命や老化などをコントロールする遺伝子のことです。 最近この長寿遺伝子ですごい発見がなされました。 「レスト遺伝子」というもの…
第2章 無理をすると脳は老化する 新しいことにチャレンジする。 大切なことですが、気を付けたいことがあります。 それは「無理をしない」ことです。 「若い頃は無理が利いたのに、60歳を超えて無理ができなくなった。ちょっと無理をするとすぐ体調が悪くな…
第2章 いくつになっても脳の神経ネットワークが増える方法がある 「最近、何をするにも億劫でもやる気がしない」 こういう感情が強くなっていたら、すでに老人脳が進んでいます。 やる気脳が老化していると言えるかもしれません。 しかし、こんなとき、ドー…
第2章 「自由な人」は老化しにくく、「まじめな人」は老化しやすい スーパーエイジャーの人たちに共通する法則はほかにもあります。 それは自由で、好きなことをしているということです。 たとえば食べ物は、好きなものを食べている人が多い。 ほかのことで…