2010-01-01から1年間の記事一覧

夢中だった「あの頃」を思い出しましょう!

夢中だった「あの頃」を思い出しましょう! 誰しも、子どもの頃に、何かに夢中になった経験、楽しくてしかたなかった経験、嬉しくてたまらなかった経験……などが、一つや二つは必ずあると思います。 家族で海水浴に行った夏休みの思い出、友だちと釣りをした…

喜びの脳をつくる原理

喜びの脳をつくる原理 脳をいつも使い、刺激を受けていると、神経細胞が突起をのばし、神経回路を複雑にし、結果的に優秀な脳の基本ソフトが築かれていくことがわかりました。 また、語りかける刺激が、情緒や意欲を育てることもわかりました。 それでは、こ…

勉強とは脳細胞をふやす作業

勉強とは脳細胞をふやす作業 最近、脳細胞は、年をとってからでもふえるということがわかってきました。 これは私たちにとって一条の光明ではないでしょうか! これまで私たちは、人体について悲観的なことばかりいわれてきました。 「脳細胞や心臓の細胞は…

神経細胞の発達は学習程度に比例する

神経細胞の発達は学習程度に比例する 神経細胞の発達の話をしましょう。 神経細胞は、長い突起と細胞体からなっています。 突起というのは、次第にのびて、他の細胞の突起と手をつないでいき、さらに枝分かれしていきます。 人間の脳の神経細胞も、このよう…

心は脳にある? 心臓にある?

心は脳にある? 心臓にある? 「喜び」とは、何でしょう? 人はなぜ喜ぶのでしょう? このことを少し考えてみましょう。 まず、身体にあって、心と直接、関係のある場所はどこかと聞くと、だれもが「それは脳じゃないの?」と答えるでしょう。 では、脳と心…

悩んでいるのは「わたし」ではない!

悩んでいるのは「わたし」ではない! 不況が、さらに深刻化しているような現在の状況にあっては、リストラの不安に苛まれる人が、ますますふえてきます。 そのように不安が、日常いつもつづくようになると、私たちの脳の帯状回は、たえず刺激されている状態…

「不安のソフト」が稼動する

「不安のソフト」が稼動する コンビューターでは、つぎのような例はあまりないと思いますが、たとえとして述べてみたいと思います。 あるソフトが「開かない」というような異常なときに、別のソフトが開いてしまったというようなケースです。 これを想定して…

8月6日 慶長17年(1612)、徳川家康が三度目の禁煙条例を発布★徳川家康はなぜたばこを禁じたのか

8月6日 慶長17年(1612)、徳川家康が三度目の禁煙条例を発布 ★徳川家康はなぜたばこを禁じたのか 日本にたばこが入ってきたのは16世紀の後半といわれていますが、あっというまに喫煙の習慣が広まり、17世紀のはじめごろには大人(男性)はもとより、子供や女性…

脳の中に、いろいろなソフトがある

脳の中に、いろいろなソフトがある コンビューターの機械そのものは、生まれたままの脳のようなものです。 機能的には、真っ白です。 DNAが設計した通りの、ハードとしての脳が、生まれたままの脳なのです。 やがて人間の脳は、成長するにつれて、外界のいろ…

不安から解放される思考法

不安から解放される思考法 「喜び」が、私たちの身体を元気に回復させます。 ここでは「喜び」の反対に位置する「不安」について述べましょう。 不安とは、私たちの喜びの心を邪魔するものです。 将来に対する不安、仕事に対する不安、人間関係に対する不安…

医者の言葉の大切さ

医者の言葉の大切さ とある大病院で、つぎのような調査が行われました。 さして症状の深刻でない患者さん数十人に対して、医者は次のように言いました。 「もう幾日でよくなりますよ」 こう告げられた患者さんの60パーセントにおいて、二週間以内で症状が軽…

止まらない駅員への暴力行為 運動と日光浴でストレス対策を

止まらない駅員への暴力行為 運動と日光浴でストレス対策を 7月29日7時56分配信 産経新聞 家路につく人で込み合う夜の駅で、鉄道係員への暴力行為が増えている。日本民営鉄道協会(民鉄協)によると、JR各社や私鉄など25事業者で昨年起こった暴力は86…

「喜び」の重要性を知ろう!

「喜び」の重要性を知ろう! あなたが「嬉しい!」と喜んでいるとき、脳の中はどういう状態なのでしょうか? 脳内物質であるドーパミンが多く出ているのです。 たとえば巨人ファンの場合、「巨人が勝った」という客観的な事実が、脳を刺激して、ドーパミンを…

ストレスは人を病気にします

ストレスは人を病気にします ストレスがあまりに大きくなると、副腎皮質ホルモンがたくさんでます。 このホルモンは危険です。 脳細胞を壊してしまうからです。 「でも、ストレスなんて、だれでもあるじゃないか」 という意見もあると思います。 そり通り。 …

人は「信じる心」の中で生きている

人は「信じる心」の中で生きている 人は病気になれば、弱いものです。 精神的に強い人もいますが、多くの人は、病気になれば、不安になるものです。 このような精神状態のときに、お医者さんから、「だいじょうぶですよ」というような、力強い、元気をつける…

プラシーボ効果って何?

プラシーボ効果って何? たとえば、ここに二つの「薬」があるとします。 二つとも、同じ「薬」のようです。 見た目はまったく同じだからです。 まさか違うモノだとは思えません。 そして、お医者さんが、 「この薬はね、開発されたばかりの、最新の薬なんで…

血小板の活躍……いち早く血を止めなきゃ!

血小板の活躍……いち早く血を止めなきゃ! 私たちがゲガをして手や指を切ったりすると、傷口から血が出てきます。 でも時間がたつと、血は止まります。 なぜでしょうか? 身体の側からすると、血が外に全部出てしまっては困りますから、なんとかして止めなけ…

実は夏に多い「脳梗塞」

実は夏に多い「脳梗塞」 がん、心疾患とともに日本人の主な死亡原因になっている脳卒中。 中でも血管が詰まる脳梗塞は、冬に起こるものと思われがちですが、実は夏に発症率が高まります。 夏場は汗をかきやすく、体の水分が不足すると、血管が詰まる危険性が…

夏バテはビタミンB群で乗りきりましょう

夏バテはビタミンB群で乗りきりましょう からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。 B1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。 B1だけではありません…

水分不足が脳梗塞にもつながります

水分不足が脳梗塞にもつながります 皆さんは、五大栄養素だけでなく、次々に解明される食品の機能性成分に気をとられて、水の重要性を忘れてはいないでしょうか。 生き物にとって最もたいせつなのは水。 人間の体の約60%は水分です。これは血液やさまざまな…

「生きる速度」を落とそう

「生きる速度」を落とそう やはり人間、ある程度、年をとってきたら、働くこと自体は結構ですが、息つくヒマもないほど忙しくするのではなく、何でも「適度にする」ことが大事です。 ようするに、働きすぎて脳梗塞になっている人が数多くいらっしゃるのです…

動脈硬化はコレステロールのせいじゃない

動脈硬化はコレステロールのせいじゃない もちろん、世間一般によくいわれるように、私たちの血管が「動脈硬化」を起こすことを、まず防がなければなりません。 これはこわいものです。 ただ、動脈硬化という病気は、よくコレステロールが原因であるかのよう…

こわい! 血管の病気

こわい! 血管の病気 私たちは、脳があるから生きています。 脳こそは、人間の身体の中で、もっとも重要な部分だといえるでしょう。 たとえば、脳梗塞になってしまうと大変です。 どれだけ確実に救急処置をやってもらえるかわかりませんし、この病気に対する…

温度と身体の微妙なバランス――冬眠の謎

温度と身体の微妙なバランス――冬眠の謎 夏には、熱を発散するために、血管が拡張します。 だから、私たちは「赤ら顔」をしているわけです。 全身に血液をよく回転させようとして、心臓もよく働きます。 だから暑いところでマラソンをしたりすると、倒れたり…

肝臓が疲れてしまうとやる気がなくなります

肝臓というのは、脳の機能の影響をうんと受ける臓器です。 だからストレスの影響をモロに受けます。 ふつう肝機能障害というと、お酒の飲みすぎがあげられます。 お酒(アルコール)を飲むと、肝機能が悪くなって、GTPなどが上がってきます。 しかし肝機能を悪…

「熱中症」をふせぐには

「熱中症」をふせぐには よく「体温をはかる」といって、脇の下に体温計をはさんで測ったりしますが、実際に脳の温度というのは、だいたいそこの温度と同じくらいです。 脳の温度は、あまり変化しないようになっているのです。 猛暑で、脳の温度が上がってく…

熱を保とうとする働き

熱を保とうとする働き 脳の温度は一定に保たれるようになっています。 脳の温度は、視床下部というところにセンサーがあって、それが働くことで保たれます。 たとえば、ものすごく寒い環境にいて、身体の温度が低くなると、ガタガタふるえてきます。 ふるえ…

脳の温度を上げるな!

脳の温度を上げるな! 私たちの身体からは、熱がでています。 なぜ熱がでるのでしょう? 燃えているからです。 私たちの体内では、エネルギーが燃やされているのです。 燃やされているので、カラダは働くことができるのです。 だれでも、何らかの働きをすれ…

7月7日 七夕★「七夕」をなぜ「たなばた」と読むのか

7月7日 七夕 ★「七夕」をなぜ「たなばた」と読むのか 「天の川の片岸に織女という天女が住んでいて、いつもはた(機)を織っていましたが、対岸に住んでいた牽牛と結婚すると、なまけてはたを織らなくなりました。 怒った父の天帝は織女を連れ戻しました。 で…

7月6日 昭和32年、幸田露伴の『五重塔』のモデル、天王寺の五重塔が全焼★お寺にはなぜ「○○寺」と「△△院」があるのか

7月6日 昭和32年、幸田露伴の『五重塔』のモデル、天王寺の五重塔が全焼 ★お寺にはなぜ「○○寺」と「△△院」があるのか たとえば観音様で有名な浅草の浅草寺は「寺」、京都の知恩院は「院」と呼びます。 同じお寺なのに、両者では呼び方が異なります。 そのわ…