2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いきすぎた健康志向は、あなたを苦しめるだけ

いきすぎた健康志向は、あなたを苦しめるだけ 「健康寿命を延ばす」と聞くと、禁欲的な暮らしを想像するかもしれません。 ですがモットーは「ぼちぼち」です。 たとえば「○○は食べない」「○○はしない」など、禁止や否定をする考え方は、心の負担になります。…

「見た目」が若い人は、「血管年齢」も、やっぱり若い

「見た目」が若い人は、「血管年齢」も、やっぱり若い アンチエイジング(老化対策)について考えるとき、「見た目アンチエイジング」と「血管アンチエイジング」とに分けて考えるようにしています。 面白いことに、さまざまな検査をしてみると、「見た目」が若…

“脱ストレス”で心も血管も、しなやかに

“脱ストレス”で心も血管も、しなやかに 私たちはさまざまなストレスに常に襲われています。 けれども人間にとって「ストレスがない(少ない)状態」は大事です。 心身のストレスは、突然死などの循環器のトラブルを招くからです。 ここでは、ストレスを溜めな…

本当にコワいのは、第3の脂肪「異所性脂肪」

本当にコワいのは、第3の脂肪「異所性脂肪」 「日本人は、(欧米人に比べて)隠れ肥満になりやすい」などとよく言われます。 その「隠れ肥満」の“真犯人”として、近年注目されているのが「異所性脂肪」という脂肪です。 今まで「脂肪」とは、「皮下脂肪」(皮膚…

何歳からでもしなやか血管へ、リセットできる?

何歳からでもしなやか血管へ、リセットできる? 「今まで“仕事漬け”で、さんざん不摂生な毎日を送ってきました。 突然、心筋梗塞で病院に運ばれましたが、奇跡的に命だけは助かりました。 暴飲暴食で過ごしてきた私ですが、心を入れ替えたいと思います。 硬…

動脈硬化になる時期を、先送りすることを心がける

動脈硬化になる時期を、先送りすることを心がける 「血管が衰えること」とは、いったいどのような状態なのでしょうか。 わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。 動脈硬化とは、血管の弾力性が失われて硬くなったり、血管内にさまざまな…

あなたの老化は、すでに血管から始まっている

あなたの老化は、すでに血管から始まっている 「老化」と聞いたとき、あなたはいったいどんな変化を思い浮かべますか? 顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。 それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。 そもそも血管の…

「しなやかな血管」と「硬い血管」の違いとは

「しなやかな血管」と「硬い血管」の違いとは 「しなやかな血管」の定義とは、「健康な血管」のこと。 血液がサラサラとスムーズに流れていくイメージです。 必要なときには、血管の太さを拡張することだってできます。 反対に「硬い血管」の定義とは、「動…

自律神経のかたよりは低体温、免疫力低下のもと

自律神経のかたよりは低体温、免疫力低下のもと 交感神経の優位なからだは低体温で、顆粒球が増加。 副交感神経が優位なときは高体温でリンパ球が増加。 ◆自律神経は体温調整にもかかわっている 私たちは、暑いときは汗をかいて、体温が上がるのを防ぎます。…

気圧が低く雨の多い気候はじつはからだにやさしい

気圧が低く雨の多い気候はじつはからだにやさしい 気温や湿度などの環境も自律神経・免疫力に関係する。 酸素が少なく、低気圧で高湿度の環境ならリラックス。 ◆酸素が多いと交感神経は緊張する 自律神経と免疫力は、気圧にも関係していて、高気圧では交感神…

噛めば噛むほど脳は活性化する

噛めば噛むほど脳は活性化する 人は食事をする時どのくらい食べ物を噛んでいるのでしょうか。 最近はジャンクフードが好まれて、堅焼きせんべいをポリポリ食べるというのは、少なくなりました。 お菓子もやわらか指向ですね。 固い肉を食べることは少なくな…

正体に気づけばストレスは自然と軽減できる

正体に気づけばストレスは自然と軽減できる 自分にとって何がストレスなのかを考えてみる。 ストレスに気づくことが、病気から脱却する第一歩になる。 ◆何がストレスかわかれば、本能が守ってくれる 病気や体調悪化の大きな原因は、ストレスによって交感神経…

糖尿病の原因はストレス!

糖尿病の原因はストレス! 米国に移住すると、日本人でも糖尿病が多くなるのは、食生活が違うからだという意見がいつもいわれます。 いわゆる過食で栄養過多になるというのです。 しかし実態はやや違うとういうことが、最近わかってきました。 糖尿病という…

人は「信じる心」の中で生きている

人は「信じる心」の中で生きている 人は病気になれば、弱いものです。 精神的に強い人もいますが、多くの人は、病気になれば、不安になるものです。 このような精神状態のときに、お医者さんから、「だいじょうぶですよ」というような、力強い、元気をつける…

神経線維がふえる? 細胞がふえる?

神経線維がふえる? 細胞がふえる? 失われた脳細胞が再生するという、最新の、そして重大な研究成果をお伝えしようと思います。 人はだれでも年をとります。 人間だけではありません。 イヌもネコもサルもライオンもウサギも、いえ、魚も鳥も昆虫も、樹木や…

熱を保とうとする働き

熱を保とうとする働き 脳の温度は一定に保たれるようになっています。 脳の温度は、視床下部というところにセンサーがあって、それが働くことで保たれます。 たとえば、ものすごく寒い環境にいて、身体の温度が低くなると、ガタガタふるえてきます。 ふるえ…

脳の温度を上げるな!

脳の温度を上げるな! 私たちの身体からは、熱がでています。 なぜ熱がでるのでしょう? 燃えているからです。 私たちの体内では、エネルギーが燃やされているのです。 燃やされているので、カラダは働くことができるのです。 だれでも、何らかの働きをすれ…

「喜び」の重要性を知ろう!

「喜び」の重要性を知ろう! あなたが「嬉しい!」と喜んでいるとき、脳の中はどういう状態なのでしょうか? 脳内物質であるドーパミンが多く出ているのです。 たとえば巨人ファンの場合、「巨人が勝った」という客観的な事実が、脳を刺激して、ドーパミンを…

「生きる速度」を落とそう

「生きる速度」を落とそう やはり人間、ある程度、年をとってきたら、働くこと自体は結構ですが、息つくヒマもないほど忙しくするのではなく、何でも「適度にする」ことが大事です。 ようするに、働きすぎて脳梗塞になっている人が数多くいらっしゃるのです…

プラシーボ効果って何?

プラシーボ効果って何? たとえば、ここに二つの「薬」があるとします。 二つとも、同じ「薬」のようです。 見た目はまったく同じだからです。 まさか違うモノだとは思えません。 そして、お医者さんが、 「この薬はね、開発されたばかりの、最新の薬なんで…

勉強とは脳細胞をふやす作業

勉強とは脳細胞をふやす作業 最近、脳細胞は、年をとってからでもふえるということがわかってきました。 これは私たちにとって一条の光明ではないでしょうか! これまで私たちは、人体について悲観的なことばかりいわれてきました。 「脳細胞や心臓の細胞は…

ストレスは脳細胞を破壊する

ストレスは脳細胞を破壊する ベトナム戦争の帰還兵の後遺症は、米国でも話題になりました。 彼らは、帰国して日常の生活に戻ったあとで、いろいろな後遺症に悩まされているのです。 自動車の排気音を聞くと、「戦車に襲われる」と叫んで、机の下に隠れる人が…

ストレスは人を病気にします

ストレスは人を病気にします ストレスがあまりに大きくなると、副腎皮質ホルモンがたくさんでます。 このホルモンは危険です。 脳細胞を壊してしまうからです。 「でも、ストレスなんて、だれでもあるじゃないか」 という意見もあると思います。 そり通り。 …

肝臓が疲れてしまうとやる気がなくなります

肝臓が疲れてしまうとやる気がなくなります 肝臓というのは、脳の機能の影響をうんと受ける臓器です。 だからストレスの影響をモロに受けます。 ふつう肝機能障害というと、お酒の飲みすぎがあげられます。 お酒(アルコール)を飲むと、肝機能が悪くなって、G…