2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

うつ病は“安全管理センター”のシステムダウンによって起こる

うつ病は“安全管理センター”のシステムダウンによって起こる ご存じのように、うつ病は近年患者数がとても増えていて、大きな社会問題にもなっています。 お知り合いの中にも、うつ病と診断された人が何人かいらっしゃるかもしれません。 ところで、どうして…

デフォルトモード・ネットワークは人生で迷わないための“道しるべ”

デフォルトモード・ネットワークは人生で迷わないための“道しるべ” じつは、デフォルトモード・ネットワークの働きが悪くなると、将来、認知症になるリスクがたいへん高まってしまうのです。 どうしてデフォルトモード・ネットワークの機能がダウンすると認…

デフォルトモード・ネットワークは、脳の“アイドリング・システム”

デフォルトモード・ネットワークは、脳の“アイドリング・システム” デフォルトモード・ネットワークは、ぼんやりしているときや何もしていないときに自動的に活発になる脳活動。 そのネットワークの存在を脳科学研究においてはじめて明らかにしたのは、アメ…

“脳のつながり”がいい人は、仕事もできるし見た目も若い

“脳のつながり”がいい人は、仕事もできるし見た目も若い “脳のつながり”がもたらしている恩恵は、老化防止だけではありません。 脳のつながりの良し悪しは、わたしたちの日々の活動にも非常に大きな影響を与えています。 たとえば、仕事などをしていて、「今…

アミロイドβがたまってもへっちゃらな人のヒミツ

アミロイドβがたまってもへっちゃらな人のヒミツ 人間の脳がどうして老化するのか、その本当の理由をご存知でしょうか。 脳細胞の数が減るから? 脳内にアミロイドβがたまるから? 残念ながら、両方とも不正解。 正解は“脳のつながりが悪くなるから”です。 …

“問題のないもの忘れ”なんてない!?

“問題のないもの忘れ”なんてない!? “もの忘れ”について、基本的なことを整理しておきましょう。 もの忘れは、大きくふたつのタイプに分けられます。 『認知症の初期症状として現れる“危険なもの忘れ”』と、『知っているはずのことがなかなか出てこない“よく…

働き盛りの脳は、大きな“曲がり角”に来ている

働き盛りの脳は、大きな“曲がり角”に来ている 30代・40代で老化が始まったとしても、脳の場合は“その後衰える一方になる”とは限りません。 体や肌の場合は、いったん衰え始めてしまうと、その後は歳をとるごとにどんどん老化度が進み、大きく回復することは…

“よくあるもの忘れ”は、脳の“体力低下”によって現われる

“よくあるもの忘れ”は、脳の“体力低下”によって現われる “脳の老化”と言われても、ピンとこない人もいるかもしれません。 「年寄りじゃあるまいし、そんな心配をするのはもっとずっと先のことだよ」と思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。 しか…

頭が老化するかしないかは“脳のつながり”で決まる

頭が老化するかしないかは“脳のつながり”で決まる 人間の脳がどうして老化するのか、その本当の理由をご存知でしょうか。 脳細胞の数が減るから? 脳内にアミロイドβがたまるから? 残念ながら、両方とも不正解。 正解は“脳のつながりが悪くなるから”です。 …

幸せ脳はこうしてつくられる

幸せ脳はこうしてつくられる 「お日さまの光を浴びる」 私たちが朝起きて日を浴びるとセロトニン神経の働きが活発になります。 セロトニン神経は目の網膜に光の刺激を与えることで働きが活発になります。 ですから、日にあたるのは必ずしも外でなくてもいい…

セロトニン神経を鍛えよう

セロトニン神経を鍛えよう 朝はスッキリと目覚め、すぐに活動できますか? 寝起きが悪い、目覚めてからも身体が重い、やる気が起きない、落ち込みやすい、すぐにイライラしてしまう・・・。 そんな不調を抱える人が非常に増えています。 温度調節された快適な生…

セロトニン神経の7つの効果

セロトニン神経の7つの効果 セロトニン神経は、脳全体の神経細胞に指令を送ることができます。 言葉を話したり、身体を動かす機能がある神経の活動レベルそのものをコントロールし、主に、大脳皮質、自律神経、筋肉、痛み感覚、心に作用し、以下にあげるよう…

余分三兄弟をできるだけとらない

余分三兄弟をできるだけとらない 脂肪(分)、糖分、塩分。 これを余分三兄弟と呼ぶのだそうです。 テレビのコマーシャルに登場しましたが、なかなかいいネーミングだと思います。 コマーシャルでは、糖分は甘いものというイメージですが、甘いものだけでなく…

自前の歯をもっている人はボケない

2 自前の歯をもっている人はボケない 自前の歯の重要性が「アジア・オセアニア国際老年学会議」で発表されました。 東北大学大学院の渡邉誠・歯学研究科教授のグループが、宮城県仙台市内に住む70歳以上の高齢者を対象に調査したところ、自前の歯の本数と認…

探しものをしているうちは大丈夫

探しものをしているうちは大丈夫 あれ、どこやったかな、と家の中をうろうろ。 メガネ、メガネと騒いでいたら、頭に載せていた。 そんな経験がある人もいるでしょう。 探しものをしているうちは、大丈夫。 ボケが進むと、探しものがあっても探さなくなります…

脳のエネルギー不足にご用心

脳のエネルギー不足にご用心 朝食はパンとコーヒー、といった簡単なものを食べている人が多いでしょう。 しかし、朝食は1日に食べる食事の中でいちばん大切だといってもいいものです。 前日の夕食の時刻にもよりますが、24時間という1日の中で空腹になって…

唾液は意外と働きもの

唾液は意外と働きもの おいしいものを見ると、口の中につばが出てきます。 つば、唾液ですが、唾液は耳下腺、舌下腺、顎下腺という大唾液腺、舌、口唇、口蓋など口腔粘膜にある小唾液腺から分泌されます。 成人が1日に出す唾液の量は0.5~1.5リットルといい…

緑茶のカテキンで老人斑が減少

緑茶のカテキンで老人斑が減少 食事をしたあと、お茶を楽しむ。 午後の3時にお茶を飲みながらお菓子を食べる。 こうした習慣がある人も少なくなってきたようです。 お茶どころでは、いまでもお茶を1日に10杯以上飲むそうですが、じつはお茶の産地でお茶をた…

誰よりも若々しく見える首の体操

誰よりも若々しく見える首の体操 後ろから名前を呼ばれたとします。 スッと首を回して振り返ることができれば、まだまだ若い証拠です。 年をとってくると、後ろから呼ばれたときに体全体を後ろにして振り返るようになります。 首だけをスッと回して振り返る…

塗り絵は子どもだけの遊びではありません

塗り絵は子どもだけの遊びではありません 意外な脳の運動をご紹介しましょう。 絵を描こうと思っても、なかなか描けません。 上手に描きたい、対象をきちんととらえたい、などといろいろ考えてしまうからです。 著名な絵が塗り絵になっているものがあります…

ショウガ、トウガラシの効能

ショウガ、トウガラシの効能 料理に欠かせないのが香辛料です。 とくにショウガとトウガラシ。 ショウガは最近体を温めてくれるとたいへん注目を集めていますが、ショウガの栄養成分が続々と明らかになってきました。 その代表が「ジンゲロール」。 ショウガ…

インド人はアルツハイマー病が少ない

インド人はアルツハイマー病が少ない アメリカ人との比較ですが、インド人でアルツハイマー病になる人は4分の1だそうです。 高齢化の程度に差はありますが、4分の1という数字はかなりの差だと思います。 なぜインド人の人にアルツハイマー病が少ないのでしょ…

ボケない脳のために羊の肉

ボケない脳のために羊の肉 カルニチンは羊の肉に多い成分です。 じつは、カルニチン(正式にはL-カルニチン)は、体内の脂肪を燃焼させてくれると話題になりました。 脳でもカルニチンが重要な働きをしていることがわかりました。 その働きはふたつあります。 …

鶏の胸肉で老化防止

鶏の胸肉で老化防止 牛肉や豚肉と違って、脂肪分が少ないのが鶏肉です。 胸肉でも皮付きだと12.3g(すべて100gあたり)の脂がありますが、皮をとってしまうと脂分は2.4gになってしまいます。 牛肉(肩ロース)で27.2gですから、非常に少ないことがわかります。 …

魚の王様はサケ

魚の王様はサケ 朝食に出てくる魚といえば、鯵などの干物が多いかもしれませんが、ぜひ食べてもらいたいのが、サケです。 じつは、朝食だけでなく、お昼の定食でも夕食の食卓にも載せていただきたい。 サケは、抗加齢という目的で食してもらいたい魚のナンバ…