2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

知っていましたか?タンパク質は心の病気にも大きく影響

知っていましたか?タンパク質は心の病気にも大きく影響 人間の脳内では、100億とも1000億ともいわれる神経細胞を情報が行き来し、感情や思考を生み出しているといわれています。 神経細胞内の情報伝達は電気信号でおこなわれますが、別の神経細胞へ情報を伝…

ほかにも!タンパク質不足のさまざまな不調

ほかにも!タンパク質不足のさまざまな不調 <肩こり・腰痛> 血行不良やストレス以外に筋力不足でも 肩こりは、血流が悪くなって起こると思われていますが、実は筋力の低下も原因の1つ。 タンパク質が不足し、全身を支持する背骨の周辺の筋肉量が減り、支え…

実はタンパク質と関係が!!身近な不調とタンパク質

実はタンパク質と関係が!!身近な不調とタンパク質 タンパク質はほとんどすべてといえるほど多種多様な人体の機能に関わっており、タンパク質不足は、さまざまな不調となって現れます。 筋肉量の低下など目に見える変化は不足を認識できますが、「慢性疲労」…

タンパク質で真皮を磨け!美肌を生むメカニズム

タンパク質で真皮を磨け!美肌を生むメカニズム 「肌のお手入れ」というと、多くの人が化粧水などでのケアを思い浮かべるでしょう。 でも、皮膚そのものを美しくするために重要なのは、実は良質なタンパク質を摂取することです。 皮膚は、水分の流出から体を…

筋肉の原料になるだけじゃない!タンパク質はココロもつくる

筋肉の原料になるだけじゃない!タンパク質はココロもつくる ほかの栄養素と比べても、体への影響が大きいタンパク質は、体に関するさまざまな現場の問題を解決する多機能な物質として期待されています。 スポーツ分野では、筋肉を大きくするために必要な栄…

交感神経と副交感神経

交感神経と副交感神経 私たちの身体には、手足を動かす運動神経とは別に、さまざまな臓器の働きを調節する自律神経という神経があります。 自律神経はいろいろなところで働いていますが、意志と関係なく活動するので、私たちがその活動を意識することはほと…

カフェインの覚醒作用

カフェインの覚醒作用 なぜコーヒーを飲むと眠気を抑えることができるのでしょう。 脳内には興奮や覚醒を司る神経細胞がありますが、普段はアデノシンという化合物が細胞表面の受容体に結合してその活動を抑えています。 カフェインは、化学構造がアデノシン…

カフェインによる記憶の固定

カフェインによる記憶の固定 70歳以上で長年にわたってコーヒーを飲んでいた人は飲んでいなかった人と比べて認知機能が高いというアメリカでの統計結果があるので、カフェインは認知症予防に効果があるかもしれません。 ただし、認知機能に関して最も影響が…

炭水化物と脂質のバランス

炭水化物と脂質のバランス エネルギー源としては炭水化物だけで良いと思われてしまうかもしれませんが、脂質には重要な栄養素が含まれているので、全カロリーの25~30%ぐらいは脂質で摂ることが推奨されています。 その一つが必須脂肪酸です。 ほとんどの脂…

血糖値は一定に保たれる

血糖値は一定に保たれる ブドウ糖は脳のエネルギー源として重要なので、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)はインスリンとグルカゴンという二つのホルモンによってほぼ一定に保たれます。 食後に食物から吸収されたブドウ糖が血液中に流れ込み血糖値が上がると、…

ブドウ糖は脳の主要なエネルギー源

ブドウ糖は脳の主要なエネルギー源 水に溶けやすいブドウ糖は最も利用しやすい栄養素ですが、脳神経細胞のエネルギー源としても重要です。 これには理由があります。 血液によって運ばれてくる栄養素の中には、神経伝達物質と同じあるいは似ているため、シナ…

ローカーボダイエット

ローカーボダイエット ローカーボダイエット(糖質ダイエット)というものがあります。 カーボというのはカーボハイドレート(炭水化物)の略で、原料のためには炭水化物を減らした食事にすると良いというものです。 これは一理ある食事療法です。 身体に必要な…

必要なタンパク質量

必要なタンパク質量 私たちの身体はそれほど変わっていないように見えますが、細胞内部では毎日ダイナミックな変化が起きています。 細胞内のタンパク質も毎日の活動で少しずつ劣化するので、分解されて新しいものが作られ、平均すると2日で半分ぐらいが置き…

タンパク質の重要性

タンパク質の重要性 細胞において最も重要な働きをしているのはタンパク質です。 細胞膜は内部の物質を外に逃がさないためにあるのですが、栄養分が細胞内に入ることも妨害してしまいます。 そのため、細胞膜には外部の栄養分を内部に取り込むための通路があ…

眠りにつきやすくするためには

眠りにつきやすくするためには 眠りにつきやすくするためにはリラックスすることです。 「羊が1匹、羊が2匹」と言うのは、sheepスリープに似ていることからきているので、日本人には効きません。 深く呼吸し、お腹に手を当ててそれを数えるというのが良いで…

睡眠とアルツハイマー病

睡眠とアルツハイマー病 睡眠と認知症(アルツハイマー病を含む)の関係を調べた多くの論文を再解析した2017年の総説では、睡眠不足の人は認知症になる危険度が68%上がり、アルツハイマー病になる人の15%は睡眠に関する問題を抱えた人だと述べています。 …

脳の老廃物除去

脳の老廃物除去 ネズミを使った実験から、睡眠は単に有害物質が拡散していくのを待つといった受動的なものではなく、もっと積極的に脳神経細胞のまわりから有害物質を排除することが分かりました。 私たちの身体の中には血管とは別にリンパ管による循環系が…

なぜ睡眠が必要か

なぜ睡眠が必要か 睡眠不足が脳の活動に悪影響を与え、思うような行動ができなかったり、間違った判断を下してしまうということはよく知られています。 自動車事故でも睡眠不足が原因と考えられるものが多く、アメリカの調査で、その直前に何時間睡眠をとっ…

生活改善による老化防止③

生活改善による老化防止③ <カロリー制限> 多くの動物種を使った実験から、食事のカロリーを20~50%減らすと寿命が延びて老化に伴う病気になりにくくなるということが示されています。 カロリーが不足すると、細胞はエネルギー効率を上げるためにオートファジ…

生活改善による老化防止②

生活改善による老化防止② <日常生活での運動> ガーデニングや家庭菜園も軽い運動としておすすめです。 毎朝早く起き、庭や畑を見て回り、草花や野菜の手入れや水やりをすると、身体を動かすことになるうえ、四季折々のきれいな花で癒されたり新鮮な野菜を食…

生活改善による老化防止①

生活改善による老化防止① 常に脳を使って衰えさせないようにし、運動と適切な食事により全身の細胞に十分な栄養と酸素を与えて、“海馬神経細胞の活性を低下させる物質の放出を抑える”ことをおすすめします。 毎日の暮らし方に注意するだけで良いので、お金も…

炎症反応と病気

炎症反応と病気 炎症反応とは、細菌などから身体を守るために白血球が活性化され、仲間を呼び寄せて攻撃することなのですが、侵入した細菌に対する攻撃のように急性のものと、穏やかでじわじわ進む慢性のものがあります。 実は、この穏やかに進む白血球の攻…

アルツハイマー病の原因

アルツハイマー病の原因 老化に伴い脳の海馬の機能が低下し、新しい記憶の形成がうまくおこなえなくなるのが認知症ですが、アルツハイマー病の初期症状も記憶の形成障害です。 そのため、アルツハイマー型認知症と呼ばれますが、一般的な老化による認知症と…