2014-01-01から1年間の記事一覧

良質な睡眠は、体のダメージを修復してくれる

良質な睡眠は、体のダメージを修復してくれる 良質な睡眠が健康の礎となることに異論はないでしょう。 睡眠中に分泌される成長ホルモンは、体内の新陳代謝を促し、体のダメージを回復する働きがあります。 睡眠はただ単に疲れをとるだけではありません。 ま…

脂質を健康的にとるキーワードは、オメガ3系脂肪酸

脂質を健康的にとるキーワードは、オメガ3系脂肪酸 悪玉コレステロール、中性脂肪とイメージのよくない脂質ですが、これもわたした私たちの生活には欠かせない三大栄養素の1つです。 健康的に脂質をとりたいものです。 そのためには、まず脂質の種類を知る必…

コーヒー、チョコレートは善玉 苦味の利いた大人の味を楽しむ

コーヒー、チョコレートは善玉 苦味の利いた大人の味を楽しむ コーヒーはかつて「脳梗塞や心筋梗塞になりやすくなる」と疑われていましたが、濡れ衣であったことが分かりました。 今では、逆に予防効果がある、として善玉グループに格上げになっています。 …

野菜は緑の濃いものを中心に、バランスよく食べる

野菜は緑の濃いものを中心に、バランスよく食べる 脳梗塞に限らず、健康を考えれば野菜を多くとるのは当然です。 野菜中心の食事が健康的なのは、すでに結論の出ている話です。 血管の健康を保つためには、その中でもカリウムを豊富に含む野菜をおすすめしま…

魚の刺身を食べて、EPAをたっぷりとろう

魚の刺身を食べて、EPAをたっぷりとろう オメガ3系脂肪酸、特にEPAを多く含む魚としては、カツオ、マグロ、カレイ、タイなど、おなじみの魚が挙げられます。 そのほかにも、エビやイカなどもランクインしていますね。 しかし、EPAチャンピオンといえば、ブリ…

食後血糖値を急上昇させないテクニック

食後血糖値を急上昇させないテクニック 血糖値の上昇を防ぐためには、糖質をコントロールする必要があります。 糖質はおもに炭水化物に含まれています。 炭水化物とは、ご飯、パン、麺類など、一般的に主食に分類されるものです。 その成分は小麦や米ですね…

スパイス、かつお節、レモンあの手この手で少しずつ減塩

スパイス、かつお節、レモンあの手この手で少しずつ減塩 スパイス類を上手に使うのも減塩の作戦ポイントです。 たとえば、スパゲティは含有ナトリウムがゼロの優等生食材です。 ゆでるときに塩を加えては並みの食材に成ってしまいます。 オリーブオイルにト…

コレステロール、中性脂肪のバランスが崩れる脂質異常

コレステロール、中性脂肪のバランスが崩れる脂質異常 血液中に存在する脂質には、LDLコレステロール、HDLコレステロール、それに中性脂肪があります。 コレステロールは全部悪玉と勘違いしている人もいますが、実は生命を維持するために欠かせない成分です…

糖尿病はアテローム血栓性梗塞のおもな原因の1つ

糖尿病はアテローム血栓性梗塞のおもな原因の1つ 糖尿病がいかに血管を傷めつけるかは、その合併症を考えるとよく分かります。 糖尿病の三大合併症は、次の通りです。 糖尿病網膜症 糖尿病腎症 糖尿病神経症 糖尿病網膜症は、目の網膜の毛細血管が切れ始め、…

発見が難しい仮面高血圧知らないうちに血管が老化する

発見が難しい仮面高血圧知らないうちに血管が老化する 健康診断や通院中の医療機関で定期的に血圧を測っているから、血圧管理は万全!と思いがちです。 しかし、まだ落とし穴があるのです。 仮面高血圧という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 健康診断や…

知らないうちに起こっている脳のラクナ梗塞

知らないうちに起こっている脳のラクナ梗塞 3つの脳梗塞の中で最も多いのがラクナ梗塞です。 特に日本人には多く、全体の40%がラクナ梗塞といわれています。 これは日本人が塩分を多く摂取することや、細い血管に動脈硬化を起こしやすい遺伝的な特徴があるか…

心房細動によってできる血栓が原因 心原性脳塞栓症

心房細動によってできる血栓が原因 心原性脳塞栓症 血管が硬くなると血流が悪くなり、血液を循環させるために心臓にはより強い力が要求されます。 こうして心臓に負担がかかると、心臓が筋トレをした状態になり、心臓肥大を起こします。 心臓肥大とは、血液…

大きな動脈にできた血栓がはがれるアテローム血栓性梗塞

大きな動脈にできた血栓がはがれるアテローム血栓性梗塞 動脈硬化が起こる過程で柔らかいプラークが形成されます。 この、中にたまった柔らかいかゆ状のプラークはアテローム(粥腫)とも呼ばれ、アテローム血栓性梗塞の元凶です。 アテローム血栓性梗塞の原因…

血液の状態が悪いと、病的老化が進行する

血液の状態が悪いと、病的老化が進行する 確かに自然老化が動脈硬化の原因ではありますが、それだけではそう簡単に脳梗塞を起こすような深刻な事態は招きません。 問題は、生理的な範囲を超えて血管内皮が傷ついていく、血管の病的老化なのです。 病的老化、…

一生懸命働く血管自然老化は避けられない

一生懸命働く血管自然老化は避けられない 人は血管とともに老いる、と表現されます。 健康の鍵を握る血管はなぜ傷つくのでしょうか。 血管老化の原因を考えていきましょう。 ところで、動脈硬化とはいいますが、静脈硬化とはいいませんね。 このあたりに血管…

隠れ脳梗塞は、重篤な血管病のサイン

隠れ脳梗塞は、重篤な血管病のサイン 脳梗塞というと、どうしても命に関わる重大な発作を思い浮かべます。 死亡や後遺症という結果は、まさにその代表です。 しかし、脳梗塞は本人が分からないうちに起きていることもあるのです。 ほんの1~2分間、体に違和…

脳梗塞を防ぐことは、元気な老後を送るうえで不可欠

脳梗塞を防ぐことは、元気な老後を送るうえで不可欠 2011年の厚生労働省のデータによれば、脳血管疾患(脳出血、脳梗塞など)は死因の第4位で、9.9%の方が命を落としています。 脳血管疾患を軽視してはいけません。 脳血管疾患の死亡者数は脳出血が激減してい…

こんな食べ物が抗酸化力を高める

こんな食べ物が抗酸化力を高める 老化防止のキーワードは、間違いなく「抗酸化」です。 食べ物によって身体の抗酸化パワーを高めます。 「じゃあ、どんな食べ物が抗酸化パワーを高めるの?」 まず、それを知らなければなりません。 原則をいうと、新鮮なもの…

“肉断ち”は頭の回転を悪くする

“肉断ち”は頭の回転を悪くする 脳のエネルギー源の主役として働くのが「糖質」なら、三大栄養素の「たんぱく質」と「脂質」は、脳の基本構造を中心的につくり上げている栄養素です。 たんぱく質は脳内神経伝達物質の原料となり、脂質は細胞膜をつくっていま…

認知症改善効果も認められた「脳の栄養素」

認知症改善効果も認められた「脳の栄養素」 脳の機能にとって神経伝達物質がきわめて重要な存在です。 ドーパミン、GABA、セロトニンがよく知られていますが、アセチルコリンも重要な役割をもつ神経伝達物質のひとつです。 記憶力の減退も、脳の老化を示す典…

体が硬いと血管まで老化してしまう!?

体が硬いと血管まで老化してしまう!? 人間は動物、つまり“動く物”です。 動物は動くのが自然であり、それによって体の諸機能を維持していけます。 赤ちゃんは、寝返りをうったり、ハイハイをしたりと絶えず動いていますが、それが柔軟で弾力性に富む体の証…

野菜の抗酸化パワーが血管若返りに効く!

野菜の抗酸化パワーが血管若返りに効く! 野菜も日本人の体を支えてきた大切な食品です。 野菜にはいろいろな種類があり、含まれる栄養素の割合もさまざまですが、共通して言えるのは、ビタミン類やポリフェノールなどの抗酸化成分が豊富に含まれ、食物繊維…

血管を強くする代表的食材は魚と大豆

血管を強くする代表的食材は魚と大豆 血管の若返りに効果があるおもな栄養素は“良質なたんぱく質”です。 日本人が昔から食べている食材では、魚と大豆製品に多く含まれています。 昔、肉は高価な食材でした。 肉料理は特別な日の楽しみで、日常の食卓には、…

血管を強くする“守り”の減塩

血管を強くする“守り”の減塩 カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維を十分とると、体内の余分な塩分を排出しやすくなります。 ◎カリウムを摂取して、余分なナトリウムを追い出す ミネラルの一種であるカリウムは、腎臓でのナトリウムの再吸収を抑え…

“強い血管”を食べてつくる3つの食習慣

“強い血管”を食べてつくる3つの食習慣 「食べることは生きること、生きることは食べること」と言われますが、まさしくそのとおりで、何をどう食べるかで私たちの体は大きく変わってきます。 血管を若返らせるケアで一番大切なのも、毎日の食事です。 なかで…

「まずいかな!?」と感じたら血管ケアの始めどき

「まずいかな!?」と感じたら血管ケアの始めどき 誰しも、若いころには多かれ少なかれ健康に自信があるものです。 その自信が揺らぎ始めるのが、だいたい40歳前後でしょう。 診断基準をクリアしていた血圧や血糖値、LDLコレステロール値がしだいに上がり始…

血管ケアは全身のトータルケアにもつながる

血管ケアは全身のトータルケアにもつながる 《内皮細胞を元気にするセルフケアのポイント》 血管を強くよみがえらせる秘訣は、もろく弱くなった内皮細胞をケアして、元気に若返らせることです。 では、内皮細胞の若返りのコツは何かというと、内皮細胞の負担…

食べ合わせの悪い野菜同士はあるのでしょうか?

食べ合わせの悪い野菜同士はあるのでしょうか? 「合食禁(がっしょくきん)」ともいわれる食べ合わせは、もともと、中国から伝えられたものに、日本独自の組み合わせが加えられました。 一緒に食べると体を冷やす「カニと柿」、旬が大幅にズレている「アサリ…

俗にいう「近視の人は老眼にならない」はウソ?近視と遠視と乱視と老眼

俗にいう「近視の人は老眼にならない」はウソ?近視と遠視と乱視と老眼 瞳孔から入ってきた光は、目の奥にある網膜で焦点を結ぶ。 だから、人は目で見たものがくっきり見えます。 焦点を合わせているのは、瞳孔の後ろにある水晶体です。 そこを光が通過する…

強肝、解毒、視力強化、老化防止・美容に有効な食材

強肝、解毒、視力強化、老化防止・美容に有効な食材 老化は活性酸素による体の組織の酸化、ブドウ糖によるタンパク質や脂質の酸化が原因と考えられています。 タマネギはその両方の作用を抑制しますから最も有効な老化防止食品と言えます。 ただし、活性酸素…