2024-01-01から1年間の記事一覧

第6章 何かのビギナーになってみる

第6章 何かのビギナーになってみる 月末になると「もう月末か」「あっという間に1カ月が経ってしまった」と感じる。 さらに年末には「1年経つのは本当に早い」「若い頃に比べて1年がすごく早くすぎていく」。 そんなふうに感じる人も多いのではないでしょう…

第6章 上機嫌でいる

第6章 上機嫌でいる 年長者でも若い人でも同じですが、人前で不機嫌になるのは完全なる甘え。 不機嫌でいても周りが許してくれると思っているから、不機嫌でいられるのです。 これがもし、とんでもなく偉い人や大事なお客様と一緒にいたら、不機嫌でなんてい…

第6章 「増やす時代」と「減らす時代」。両方があることを認識する

第6章 「増やす時代」と「減らす時代」。両方があることを認識する 世代によって体の状態は変わっていきますし、意識や考え方も変わってきます。 大きく分けると、20代、30代は「増やす時代」だと捉えています。 さまざまな経験をして、いろいろなことができ…

第6章 毎日の「ワクワク度」が若さに比例する

第6章 毎日の「ワクワク度」が若さに比例する 朝起きたとき、今日一日についてワクワクしているでしょうか。 じつはこれ、とても大事なポイントです。 朝、起きたときに体は副交感神経優位から交感神経優位に切り替わっていきます。 体が活動スイッチを入れ…

第6章 「自分を活気づけるもの」を生活に取り込む

第6章 「自分を活気づけるもの」を生活に取り込む 60歳を超えると年齢を意識する機会は本当に多くなります。 多くの人にとって定年退職が迫ってきますし、自分の親が亡くなるのもこの世代によくあることです。 60代に限りませんが、どんなときも「自分を活気…

第6章 「どうでもいいこと」は捨てていく

第6章 「どうでもいいこと」は捨てていく 年齢を重ねるのは誰にとってもストレスです。 若い頃に比べていろいろなところにガタがきたり、体調を崩す機会も増えてくる。 体力や気力が衰えたり、新しいことがなかなか覚えられないなど不便も多いでしょう。 そ…

第6章 年齢に向き合う 自律神経も歳をとる。年齢に見合う「生き方」を身につける

第6章 年齢に向き合う 自律神経も歳をとる。年齢に見合う「生き方」を身につける 歳をとる。 これは誰にでも平等に訪れる、いわば宿命です。 体の中身も、そして見た目も変化していきます。 歳をとること自体多くの人にとってストレスでしょう。 そんな中で…

第5章 「迎えられた朝」に感謝する

第5章 「迎えられた朝」に感謝する 感謝ほど自律神経を整えてくれるものはない。 さまざまな講演、テレビ、ラジオ、多くの書籍などでこのメッセージを発し続けています。 今、辛い状況にある人、ストレスを抱えている人、“たいへんな上司”に仕えて地獄の日々…

第5章 五感を使ってリフレッシュする

第5章 五感を使ってリフレッシュする 誰でも自分なりのリフレッシュ法をひとつやふたつ持っているものです。 気分がむしゃくしゃしたときは大好きなスイーツを思いっきり食べる。 マッサージへ行く。 自然がきれいなところへ行って散歩する。 激しい音楽を聴…

第5章 相談するときは「大した問題ではないけれど」と前置きする

第5章 相談するときは「大した問題ではないけれど」と前置きする 「何か大きな失敗をしたり、嫌なことが起こったりするとなかなか気持ちが切り替えられないんです」 そんな相談を受けることがあります。 アプローチはいろいろあると思います。 階段を上り下…

第5章 嫌な気持ちになったら「上を向く」

第5章 嫌な気持ちになったら「上を向く」 仕事のこと、家庭のこと、人間関係のこと、私たちはさまざまなストレスと向き合い、すぐに「嫌な気持ち」になってしまいます。 私が繰り返し言い続けているのは「メンタルの問題をメンタルで何とかしようとしない」…

第5章 「雰囲気のいい人」が集まる場所へ行く

第5章 「雰囲気のいい人」が集まる場所へ行く 自律神経の状態はとても敏感に伝染していきます。 考えてみれば当然の話で、電車に乗っているとき誰かが大声で怒鳴り出したら、周囲の人たちの交感神経も跳ね上がり、そこにいる全員の自律神経が乱れます。 同じ…

第5章 「自分を優先したい」感情を認める

第5章 「自分を優先したい」感情を認める 「ランチのお店選びはいつも相手に合わせてしまう」「忙しい人から仕事を頼まれると、自分も忙しいのに引き受けてしまう」「本当は行きたくないけれど、相手の顔を立てるために飲み会に参加する」など、さまざまな場…

第5章 「ストレスを乗り越えた経験」を思い出す

第5章 「ストレスを乗り越えた経験」を思い出す 原則として、ストレスはないほうが自律神経は整います。 ただし、まったくストレスがないのかいいかといえば、そうではありません。 ストレスがなければ、脳も、細胞も、体の器官も退化していきます。 体にも…

第5章 モヤモヤ、イライラを上手に軽減する 「体だけは元気でいよう」を意識する

第5章 モヤモヤ、イライラを上手に軽減する 「体だけは元気でいよう」を意識する 今ストレスを感じ、心がモヤモヤ、イライラしているとしても、その根本原因を取り除くことは不可能です。 しかし、自分なりの対処法をいくつか持っていれば、モヤモヤ、イライ…

第4章 「今の自分の幸運」に目を向ける

第4章 「今の自分の幸運」に目を向ける ここにおけるテーマのひとつは「人生はプラスマイナスゼロ」です。 一時的に見れば、運がいい人、悪い人はいます。 しかし長い目で見れば、プラスマイナスゼロになる。 本当にそう思います。 私は仕事柄、人の最後に立…

第4章 「厳しいことをいう人」でなく「勇気づけてくれる人」を大事にする

第4章 「厳しいことをいう人」でなく「勇気づけてくれる人」を大事にする 昔からひとつの人生訓として「厳しいことをいってくれる人を大事にしろ」があります。 それで自分を戒めたり、成長することができるのであれば、否定するつもりはありません。 しかし…

第4章 「期待している自分」に気づく

第4章 「期待している自分」に気づく 「どうしても許せない相手がいて、その人を思うとイライラして仕方ないんです」 そんな相談を受けたことがあります。 そこまで思うからには相当な事情があったのだろうとは思います。 こうした状況で、まず私たちが理解…

第4章 「相手を変えようとしない」、そして「邪魔をしない」

第4章 「相手を変えようとしない」、そして「邪魔をしない」 私はよく「あなたイコール私じゃない」といいます。 これこそ対人関係の極意。 冷静に自分や周囲を見つめ直してみると「相手を変えよう」としている場面はけっこうあります。 近年もっとも社会的…

第4章 「『ありがとう』をいわない人」とは距離を置く

第4章 「『ありがとう』をいわない人」とは距離を置く 悩みの9割は人間関係といわれるほど、どんな人どのようにつき合っていくかによってストレス度合は大きく変わります。 それだけ自律神経も乱れやすくなるわけです。 私がひとつ意識しているのは「『あり…

第4章 嫌な仕事ほど「時間のことを考えない」

第4章 嫌な仕事ほど「時間のことを考えない」 どんな人にも面倒なし作業、やりたくない仕事はあります。 あるいは、普段はそれほど問題でなくても、「今日はどうもやる気がしない」「気分が乗らない」という日があるでしょう。 だからといってやらないわけに…

第4章 気持ちを整える 気持ちを整えるカギは「見切り」と「割り切り」

第4章 気持ちを整える 気持ちを整えるカギは「見切り」と「割り切り」 「気持ちの整え方」について語っていきます。 そもそも「気持ちを切り替えるのが上手な人」と「そうでない人」は何が違うのでしょう。 解き明かすカギは「見切り」と「割り切り」だと考…

第3章 準備は周りに気づかれないほどいい

第3章 準備は周りに気づかれないほどいい ネクスト・バッターズ・サークルで準備しているとき、大事なのは「自分はいまネクスト・バッターズ・サークルにいる」と認識することです。 当たり前といえば当たり前ですが、この意識を持っていないと「がんばって…

第3章 ネクスト・バッターズ・サークルで実力を蓄える

第3章 ネクスト・バッターズ・サークルで実力を蓄える 人生に差がつくとしたら、それは「不遇な時期をどう過ごすか」だと考えています。 好調なときは謙虚、感謝を忘れず、流れに乗るだけです。 もともと人間は流れに乗るのは得意ですし、流れがいいときは自…

第3章 人生は「プラスマイナスゼロ」

第3章 人生は「プラスマイナスゼロ」 他人の人生を眺めていると「あの人は運がいいな」「羨ましい」「それに比べて自分は運が悪い」と感じることもあると思います。 しかし、トータルで見て人生はプラスマイナスゼロだと思っています。 一見、運がよさそうに…

第3章 流れの悪いときほど「自分」に目を向ける

第3章 流れの悪いときほど「自分」に目を向ける 人は流れが悪いときほど、周りを見てしまいます。 ある人は上司との関係がよくて羨ましい。 あいつは実力はたいしたことないのに、上司に取り入るのがうまくて出世している。 学生時代の友だちの職場は楽しそ…

第3章 流れの悪いところで勝負しない

第3章 流れの悪いところで勝負しない 人生の中で「流れの悪いところで勝負しない」は大事な意識です。 どんなにがんばってもまったく評価されない。 誰にも認められない。 そんな状況もあるでしょう。 そんなとき、自分にできることは淡々とやりますが、「結…

第3章 人を恨まず、悪口をいわず、笑顔でいる

第3章 人を恨まず、悪口をいわず、笑顔でいる 流れが悪いときの極意は「人を恨まず、悪口をいわず、笑顔でいる」だと私は考えます。 私も聖人君子ではありませんから、若い頃はそんなことはまったくできませんでした。 自分より優遇されている人は恨みたくな…

第3章 「評価されること」を目指さない

第3章 「評価されること」を目指さない 誰だって「人に評価されたい」と思います。 仕事をしていれば、上司や同僚、お客様や取引先に評価されることも大事でしょう。 しかし、組織で働いていれば、思うような評価を得られないこともあります。 自分の仕事の…

第3章 「人生の節目」を意識しすぎない

第3章 「人生の節目」を意識しすぎない 人生において達成感は大事だと思われがちです。 たしかに、何かを成し遂げる経験は人を成長させ、自信をつける源泉となるでしょう。 しかし、自律神経の観点からすると「達成感で生きない」のは案外大事な考え方です。…