2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

牛乳はやっぱり健康にいい

牛乳はやっぱり健康にいい 肉だけでなく牛乳も健康に悪いと主張する学者がいます。 栄養学を学んだ人の一部から、「牛乳のとりすぎはいけない」、なかには「まったく飲んではいけない」という意見まで出てきています。 現在では、一般の人までも、それを健康…

ときにはてんぷらや揚げ物を

ときにはてんぷらや揚げ物を 肉と同時に、油も過不足なくとることが、元気老人の秘訣です。 なかには、揚げ物のように油分の多い食品は、高齢者は避けるべきだという人がいます。 脂分を分解する際に胃に負担をかけるので、その分エネルギーをとられてよくな…

ご飯のおかげで日本は長寿国になった

ご飯のおかげで日本は長寿国になった ご飯ほど優れた主食はありません。 かつては、粗末な食卓にあって、カロリーを補給する重要な役割を負っていました。 そして現在では、和食にも洋食にも合わせることのできる主食として、日本人の健康長寿を支える存在と…

豚肉はビタミンB、内臓系はミネラルが豊富

豚肉はビタミンB、内臓系はミネラルが豊富 高齢者は肉を食べたほうがいいといっても、時と場合によります。 あるテレビ番組に出演して、食事と栄養について話をする機会に恵まれました。 そのとき、出演者のなかに、やや貧血気味の方がいらっしゃいました。…

肉と魚は1対1で食べよう

肉と魚は1対1で食べよう さて、動物性のタンパク源として、肉と魚はどちらがいいのでしょうか。 魚にも大切な栄養素がたくさん含まれています。 だからといって、肉をほとんど食べずに魚ばかり食べているのは考えものです。 肉には、魚だけでは補えない栄…

毎日、粗食の人は老化スピードが64%も速くなる

毎日、粗食の人は老化スピードが64%も速くなる みなさんの毎日の食生活をチェックしてみましょう。 食事はバランスよくとることが大切です。 高齢者は、どうしても食事が単調になりがちです。 しかも、粗食気味になることが多いので、意識して多くの種類の食…

老化しない頭と体をつくる14項目

老化しない頭と体をつくる14項目 毎日の食べ物が高齢者の健康寿命を大きく左右します。 元気老人を目指して、ぜひ食生活を一度見直してみてください。 そのヒントとして、東京都健康長寿医療センター研究所ではこれまでの膨大な疫学調査の結果に基づいて、「…

今からでも間に合う食生活改善

今からでも間に合う食生活改善 人間の集団をずっと追跡して要因を探る研究方法、これを「観察型の疫学研究」といいます。 調査対象の人たちに何かを指導するということはなく、純粋にデータを集めて追跡していくわけです。 これに対して、調査対象に手を加え…

「かくれ低栄養」にご用心

「かくれ低栄養」にご用心 「やせた人は、たくさん食べればいいことはわかった。でも、私は太っているから食べてはいけないはず」――実は、必ずしもそうとはいえないのです。 見た目が太っているからといって、栄養がたっぷりあるとは限らないからです。 太っ…

認知症は脳の栄養不足

認知症は脳の栄養不足 これまでの調査では、栄養状態が認知機能とも関連があることがわかりました。 低栄養の状態が長く続くと、認知機能が低下して認知症になりやすくなるのです。 具体的には、アルブミンやコレステロールの値が低い人を追跡調査すると、そ…

血管壁の老化が招く高齢者の脳梗塞

血管壁の老化が招く高齢者の脳梗塞 心血管病に対する一般のイメージは、栄養のとりすぎによってコレステロール値が高くなり、血液がドロドロになって血管が詰まるというものでしょう。 それが脳の血管で起きると脳梗塞になるわけです。 このタイプの脳梗塞は…

なぜ高齢者は栄養が足りなくなるのか

なぜ高齢者は栄養が足りなくなるのか 高齢者にとって低栄養状態は、健康寿命を縮める重大な問題です。 しかも、低栄養は高齢者に起きやすいという特徴があります。 若い人や中年の人にくらべて、低栄養状態に陥る可能性が格段に高いために、ふだんから注意が…

草食系老人から肉食系老人になろう

草食系老人から肉食系老人になろう 若者の間で、“肉食系男子”が急激に減って、“草食系男子”がふえているということが話題になっています。 積極性のある若者が少なくなり、優柔不断で元気のない若者が増えているというわけです。 しかし、草食系が本当に問題…

自分の歯でも「かむ力」が弱い人は要注意

自分の歯でも「かむ力」が弱い人は要注意 ところで、肉をもりもり食べるには、歯がしっかりしていなくてはなりません。 歯の状態は、高齢者の健康に直結しています。 とはいえ、70歳、80歳という年齢で、自分の歯がきちんと残っているという人は少ないと思い…

総コレステロールは高めでもいい

総コレステロールは高めでもいい 総コレステロール値による追跡調査の結果は、興味深いものになりました。 一般には、高コレステロールの人ほど死亡率が高いと思いがちですが、そうではありませんでした。 まさに、目からうろこが落ちるような調査結果だった…

寿命は病気と関係ない

寿命は病気と関係ない どうすれば元気老人になれるのか。 東京都健康長寿医療センターは、その秘密を長年にわたって解明しようとしてきました。 研究方法はさまざまなものがありますが、採用したのは疫学という研究分野でよく使われている追跡調査という方法…

高齢者を対象にした大規模な調査でわかったこと

高齢者を対象にした大規模な調査でわかったこと 「栄養」は、健康長寿を実現するための最大の要因です。 それに加えて、「体力」と「社会参加」という二つの要素もまた、健康長寿を大きく左右することが、長年の調査からわかってきました。 「体力」について…

やせている人ほど要介護になりやすい

やせている人ほど要介護になりやすい 現在の「健康常識」では、肥満こそが諸悪の根源のようにいわれています。 確かに、やせている人よりも、太った人のほうが持病が多いということはいえます。 新潟県のある町を対象にして、やせている人と太った人のそれぞ…

食欲の低下が老化のはじまり

食欲の低下が老化のはじまり 老化対策の中心は食生活です。 きちんと栄養をとることで、健康寿命を延ばすことができます。 高齢者にとっては、食べることこそが重要なのです。 高齢者にとって、食べることはなぜそれほどまでに重要なのか、生命の活動という…

50歳を過ぎたらメタボ対策から老化対策へ

50歳を過ぎたらメタボ対策から老化対策へ 我々人間にとって大切なのは、ただ長く生きることだけではありません。 長寿であると同時に、まわりに迷惑をかけずに、健康的で楽しい毎日を送ることだと、ほとんどの人が答えるでしょう。 生まれてから死ぬまでの期…

中年期の健康常識と高齢期の健康常識はまったく違う

中年期の健康常識と高齢期の健康常識はまったく違う 現代日本では、肥満や高コレステロールは不健康のシンボルのようにいわれています。 でも、研究では、むしろやせと低コレステロールのほうこそ、寿命を短くする原因であることがわかりました。 これは、ど…

正しい粗食、間違った粗食

正しい粗食、間違った粗食 油抜きダイエットなどといって、油をほとんどとらない健康法もあるのだとか。 確かに、油を抜けば、カロリー摂取量は極端に少なくなりますから、やせることは間違いありません。 しかし、そんな食生活では、脂質はもちろん、タンパ…

「日本の伝統食では肉を食べない」は間違い

「日本の伝統食では肉を食べない」は間違い 粗食信仰の中心には、肉を極力避けるべきという考え方があるようです。 その根拠として、「日本の伝統食には肉がない。肉なしで日本人は健康を維持してきた」という人がいます。 これは、本当でしょうか? 学校の…

「粗食信仰」が老化を促進する

「粗食信仰」が老化を促進する 私たちのまわりには、さまざまな健康情報があふれています。 もちろん、役に立つ情報もおおくありますが、科学的な裏づけのないものが少なくありません。 役に立つ情報であっても、その人の年齢や体調によっては、逆効果になっ…

★なぜ「池のこいが水面でパクパクすると雨」

6月1日 明治8年、東京気象台が設立される(気象記念日) ★なぜ「池のこいが水面でパクパクすると雨」 「モグラが土を盛れば雨」「トンボが多く飛ぶと暴風になる」「ツバメが高く飛ぶと晴れ」などと、昔の人は動物のしぐさによって天気を予測しました。 「池の…