2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「仮面高血圧」と「早朝高血圧」に要注意

「仮面高血圧」と「早朝高血圧」に要注意 顔かたちが一人ひとり違うように、高血圧にもいろいろなタイプがあります。 血管事故をあまり心配しなくてもいい高血圧もあれば、血管事故の危険度が非常に高い高血圧もあります。 血管事故のリスクが高い高血圧の代…

レバーや鉄剤は体を酸化させる

レバーや鉄剤は体を酸化させる カルシウムと並んで人体の機能維持のために欠かせないのが「鉄」です。 鉄は血液中で酸素を運んでいるヘモグロビンの材料であり、鉄が足りなくなると鉄欠乏性貧血に陥りやすくなります。 鉄欠乏性貧血に悩んでいる方や貧血を起…

野菜から食べる「ベジファースト」なら確実にやせる?

野菜から食べる「ベジファースト」なら確実にやせる? 食事量やカロリーコントロールを行うダイエットなしでどうやってやせるのか。 その鍵を握っているのは、野菜です。 厚生労働省は1日に350~400グラムの野菜を食べるように指導しています。 種類にもより…

「焦げ目」は老化のもと

「焦げ目」は老化のもと 肉類や魚介類の「焦げ目」に発がん性があるという話しを聞いたことがあると思います。 この焦げ目には「ヘテロサイクリックアミン」という発がん物質が含まれています。 動物実験では、ヘテロサイクリックアミンでがんが生じるという…

「酸化」と「抗酸化作用」の本当の意味とは?

「酸化」と「抗酸化作用」の本当の意味とは? 動脈硬化のきっかけは悪玉コレステロールの酸化ですし、それを防いで血管を若返らせてくれるのが野菜や果物のファイトケミカルやビタミンが持つ抗酸化作用です。 ここでは酸化と抗酸化作用について解説してみた…

糖尿病は「がん」「アルツハイマー病」もつれてくる

糖尿病は「がん」「アルツハイマー病」もつれてくる 血管事故の誘因の一つになる糖尿病はがん、アルツハイマー病のリスクを高める恐れがあります。 糖尿病はストレートに捉えると「尿に糖が混じる病気」ですが、その本性は血糖値が高い「高血糖」が続くこと…

コレステロールは必要不可欠な物質である

コレステロールは必要不可欠な物質である コレステロールは血管事故を増やす「悪の権化」のように語られることが多いのですが、コレステロール自体は体になくてはならない物質です。 コレステロールは細胞膜やホルモンの材料だからです。 体は60兆個ともいわ…

プラークが破れると血管事故が起こる

プラークが破れると血管事故が起こる 動脈硬化が心臓で起こると心筋梗塞、脳で起こると脳梗塞を起こします。 「梗塞」とは詰まるという意味ですから、内膜に溜まってコブのように膨らんだプラークが成長し、最終的に血液の通り道である内腔が完全にふさがれ…

「筋肉」と「血管」のために肉もしっかり食べる

「筋肉」と「血管」のために肉もしっかり食べる 健康のためには玄米菜食の粗食がいいというイメージが強いのですが、最近では「適度な肉食は健康によい」という説も出てきています。 実際、2013年に80歳でエベレスト登頂の最高齢者記録をつくったプロスキー…

脳血管が詰まると「認知症」も引き起こす

脳血管が詰まると「認知症」も引き起こす 体がどんなに丈夫でも、頭が衰えてしまっては何もなりません。 とくに超高齢化が進行中の我が国でクローズアップされているのは「認知症」の増加です。 認知症とは、後天的に脳が障害されて、社会生活が営めなくなっ…

自覚症状がないから「動脈硬化」は恐ろしい

自覚症状がないから「動脈硬化」は恐ろしい 上下水道、電気、ガスのように、社会に必要な公共性の高い設備をインフラストラクチャー(インフラ)と呼びます。 血管こそ体のインフラです。 大震災などで上下水道、電気、ガスが止まると市民生活には大きな影響が…

食生活の変化で「心筋梗塞」や「脳卒中」が増えている

食生活の変化で「心筋梗塞」や「脳卒中」が増えている 多くの方は狭心症や心筋梗塞などは“心臓の病気”で、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中は“脳の病気”だと誤解しているようです。 心臓は死ぬまで一度も休むことなく動き続けて、そのポンプ機能で…

血管事故を防げば死因の5割以上は避けられる

血管事故を防げば死因の5割以上は避けられる 健康で長生きしたいという望みは誰でも持っていると思います。 日本は世界でも有数の長寿国です。 男女とも平均寿命は世界トップクラスであり、ことに女性は世界一長生きです。 そんな日本人の死因を見てみると、…

ファイトケミカルで丈夫な血管をつくって若返りたい「理想の野菜が摂れる4種の野菜スープ」

ファイトケミカルで丈夫な血管をつくって若返りたい「理想の野菜が摂れる4種の野菜スープ」 血管の老化を促すのは動脈硬化ですが、動脈硬化の発端となるのは酸化です。 ファイトケミカルには酸化をブロックする働きがあるのです。 また、ファイトケミカルに…

コラーゲンをつくるには「タンパク質」と「ビタミンC」が必要

コラーゲンをつくるには「タンパク質」と「ビタミンC」が必要 若返り血管をつくるために絶対必要なのは、血管の「コラーゲン」をつくることです。 そのために必要なのは「タンパク質」と「ビタミンC」の摂取です。 体のあらゆるパーツはタンパク質からでき…

「血管内皮細胞の修復」と「コラーゲン」で血管は若返る

「血管内皮細胞の修復」と「コラーゲン」で血管は若返る 上下水道やガス管などは古くなったり、壊れたりしたら取り替えができますが、血管を丸ごと取り替えるわけにはいきません。 長年、「人は血管とともに老いる」しか道はなく、動脈硬化を起こした動脈は…

女性の顔のシミは、動脈硬化のバロメーター

女性の顔のシミは、動脈硬化のバロメーター 女性の大きな悩みの一つに、顔の「シミ」があります。 シミの原因はストレスや加齢、女性ホルモンの異常などといわれてきました。 しかし最近になって「中高年女性の場合、動脈硬化が進んでいる人ほどシミが大きい…

その症状、ホントに更年期障害!?

その症状、ホントに更年期障害!? 「汗をかく」「やけに食欲がある」「動悸がする」「イライラして落ち着かない」「やる気がおこらない」「疲れやすい」「まぶたが腫れぼったい」「このごろ便秘がちである」……。 これらの症状で来院されることは、珍しくあ…

女性ホルモンを意識することが動脈硬化の予防につながる

女性ホルモンを意識することが動脈硬化の予防につながる 「女性のほうが、ある一定の年代までは、男性よりも守られていることがある」という話をご紹介しましょう。 それは動脈硬化についてです。 動脈硬化とは、動脈の壁が厚く硬くなり、血液が流れる内腔が…

美肌を手に入れたければ血管を鍛えるのが一番の近道

美肌を手に入れたければ血管を鍛えるのが一番の近道 健康的な若々しさは、体表からではなく、皮膚の下から作られます。 顔色が悪く荒れた肌の上から、いろいろと塗ったところでそう簡単に衰えを隠せるものではないからです。 新しい皮膚は、体の中で作られて…

ふとした合間の「おなかへこませ姿勢」で、運動不足がいっきに解消

ふとした合間の「おなかへこませ姿勢」で、運動不足がいっきに解消 「定期的にジムなどに通う」というライフスタイルは、一つの理想的な生活習慣かもしれません。 しかし、特別に時間を割くというのは、現実的には難しいものですよね。 実は、日常生活の中で…

「グーパー運動」をするだけで、冷え性は軽くなる

「グーパー運動」をするだけで、冷え性は軽くなる 冷え性の中でも特に多い、手足の先が冷えやすい「末端冷え性」について見ていきましょう。 普段から体を動かすことが少ないと、手足の末梢の血管が開きにくくなり、血行が悪くなります。 手足の指先まで血液…

酔いざましにいいのは睡眠と食事のどっち?

酔いざましにいいのは睡眠と食事のどっち? まず、血液中のアルコールの代謝を少しでも早めて、酔いをさますことです。 では、酔いをさますためにいったいどうすればよいのでしょうか? アルコール血中濃度を下げるのに、良いと思われる方法を、クイズ形式で…

炭水化物が食べたくなったら、とりあえず冷やしてみよう

炭水化物が食べたくなったら、とりあえず冷やしてみよう 「冷えたご飯は、温かいご飯よりもカロリー摂取量や血糖値の急上昇を抑えられる。また、脂肪がつきにくく、便秘の解消にもつながる」 こんな説をご存知でしょうか。 もちろん、冷えたご飯であっても食…

糖尿病を遠ざける究極の食事とは?

糖尿病を遠ざける究極の食事とは? もともと、炭水化物系のメニューが大好きでした。 しかし、現在では「プチ糖質制限」を実践しています。 糖質(ご飯、めん類、パンなどの炭水化物や、お菓子などの糖質)はおいしく、おなかを満たしてくれるものですが、一方…

腹式呼吸をするだけで、血圧上昇は抑えられる

腹式呼吸をするだけで、血圧上昇は抑えられる ささいな気持ちの変化や体の動きでも、血圧は大きく変動するものです。 以前、あるテレビ番組で実験をしたところ、血圧の高い人がペットショップで子犬を抱くだけでも、下がるという変化がありました。 子犬を抱…