2019-01-01から1年間の記事一覧

丈夫な血管をつくることも大事

丈夫な血管をつくることも大事 中高年になると誰でも気になってくる数値の一つが血圧でする 塩分は控えなければ、料理は薄味にしなければと考えてしまいます。 なぜ血圧が高いとダメなのでしょうか。 血管が破れて脳卒中を引き起こしたり心筋梗塞を起こす危…

「いつまでも若々しくて元気な人」に学ぼう

「いつまでも若々しくて元気な人」に学ぼう 医者の仕事は病気を治すことです。 ものすごく単純に言えば、そうなります。 したがって、医者は健康な人の食事も含めた生活習慣を調べることはありません。 ほとんどの場合は、病気の人を診断してその原因とか、…

ペットや植物がもたらす幸福感

ペットや植物がもたらす幸福感 ある会社のオーナーで、北海道に厩舎と牧場を所有している人がいます。 この人は、社員のメンタルヘルスにも気を遣うらしく、社員がちょっと元気がないなと感じたときは業務命令として北海道に出張してもらい、そこで馬の世話…

朝の光の眩しさ、なぜ大切なのか?

朝の光の眩しさ、なぜ大切なのか? 夏の季節でしたら、夜の7時を過ぎないと暗くなりません。 朝は4時になるともう、空が明るくなってきます。 地域によっても違いますが、朝日が昇るのは5時ぐらいからでしょうか。 すると、「目覚めが早くて寝不足になる」と…

光が人間の体内リズムを作ってくれる

光が人間の体内リズムを作ってくれる 北欧のような冬の長い国はとくにそうですが、日の光を浴びることもなく室内に閉じこもって暮らすと、気分がだんだん沈んできます。 「冬季うつ」病という言葉もあるくらい、日光の明るさはわたしたちには欠かせないもの…

9月開始に向けて、ただいま準備中です。 Yahoo!ブログ同様よろしくお願いします。

そろそろこころの休養にシフトさせていこう

そろそろこころの休養にシフトさせていこう べつに50代に限った話ではありません。 若くても、あるいは会社勤めでなくても、体の休養とこころの休養は違うのだということだけは理解しておいてください。 うつ病の人に精神科医が、「なるべく外で遊んでくださ…

どんなに休んでもこころの疲れは消えない

どんなに休んでもこころの疲れは消えない 50代ともなれば、自分の肉体的な衰えについては自覚が出てきます。 「以前のようなムリはできないな」とか、「休めるときにはたっぷり休養したほうかいいな」という気持ちになります。 けれども同時に、踏ん張らなけ…

「こころの休養」と「体の休養」と違う

「こころの休養」と「体の休養」と違う うつ病を診断されて会社を休んでいた50代の男性が、「何か軽い運動でもやってみませんか」という医者の勧めでテニスを始めたそうです。 体を動かすのも億劫なくらい無気力なのに、いまさらテニスなんてと最初は思った…

気分の若々しさが脳の老化を防いでくれる

気分の若々しさが脳の老化を防いでくれる 脳の老化は前頭葉から始まります。 ここは感情をコントロールする部位ですから、その機能が衰えてくると怒りっぽくなったり、逆にふさぎ込んで不機嫌になったりします。 意欲や好奇心が失われたり、身の回りに無関心…

自然な食生活って何だろう

自然な食生活って何だろう 食べ物が体を作るということは誰でも知っています。 骨も筋肉も、血管も内臓も、そしてもちろん脳も、その成分となるものは基本的には食べ物から摂取します。 ということは、人間の体はもともと自然の中に存在した食べ物で作られて…

体の奥から目覚めてくるものがある

体の奥から目覚めてくるものがある 心の健康にとって気分的なものは大切だと考えています。 肉や光で高揚感が生まれるというのが、たとえ気分的なものに過ぎないとしても、脳が快感に満たされるということですから、心の健康にはプラスになります。 精神科医…

肉と光で、なぜ気分が高揚するのだろうか

肉と光で、なぜ気分が高揚するのだろうか 子どもは肉料理が大好きです。 育ち盛りの子どもはとくにそうで、母親がカレーやシチューを作ると真っ先に肉を食べます。 晩ご飯に焼き肉やトンカツが並ぶと「わーい、肉だ!」と歓声を上げる子は少しも珍しくありま…

脳は自分でいくらでも変えられる

脳は自分でいくらでも変えられる 脳は3歳までに勢いよく成長して大人の脳に近づいていくということは、約100年前に明らかにされました。 しかし、一人ひとりの脳の成長過程が違うことや、成人してからも脳が成長し続けるなどということは、当時は想像さえさ…

100歳を過ぎても成長する脳

100歳を過ぎても成長する脳 年齢や成長の段階によって、脳のなかで活発に成長する部位は移り変わります。 生まれたての赤ちゃんの脳は、まずは運動に関わる脳番地が発達し、続いて視覚、聴覚、言語を司る脳番地が発達していきます。 子供の脳が大人の脳にな…

一万人以上の脳のMRI画像から

一万人以上の脳のMRI画像から これまで一万人以上の人の脳を、MRI脳画像を使って分析し、診断・治療してきました。 そしてこの経験から達した結論は以下の三点です。 1 脳には個性がある 2 脳の形は日々変化する 3 脳は使えば使うほど成長する 脳を構成する…

体験が脳の形を変えて心に変化が

体験が脳の形を変えて心に変化が 長い人生において、大きな失敗をすることもあれば、絶望的な気持ちになることもあるでしょう。 落ち込む理由は人それぞれですが、多くの人が何かに耐えながら生きているはずです。 人間の感情は脳の働きから出現します。 友…

長生きの秘訣は家事と欲求にあり

長生きの秘訣は家事と欲求にあり 100歳を超える高齢者の人口は、1990年代から2000年代にかけて急速に増加しました。 しかも女性のほうが長生きで、100歳以上の人の約9割が女性です。 男性の平均寿命も延びており、現在は81歳を超えましたが、女性はそれより…

脳を成長させるエクササイズ

脳を成長させるエクササイズ 1 オタマで新聞紙キャッチ メジャーリーガーのイチロー選手(現在はシアトル・マリナーズ会長付特別補佐)は、右利きなのに左打ちです。 また、囲碁会初の七大タイトル同時制覇を二度果たし、囲碁栄誉賞を受賞した井山裕太棋聖も、…

脳が老化する八つの生活習慣

脳が老化する八つの生活習慣 普段の生活で思い当たる項目があればあるほど、あなたの脳は老化している危険性があります。 1 イライラすることが多い 2 一方的に怒ることが多い 3 よく人の悪口をいう 4 自己否定をしがちである 5 「いまどきの若い子は……」と…

睡眠時間が6時間以下の日が週3日以上ある

睡眠時間が6時間以下の日が週3日以上ある 睡眠時間が6時間以下という状態は、体だけでなく脳にとっても良いことではありません。 平均睡眠時間が6時間以下の人の約40パーセントは鬱病になるというデータもあります。 最低でも1日6時間、週に42時間の睡眠時間…

パワースポットに行って疲れた脳を休める

パワースポットに行って疲れた脳を休める 仕事や人間関係など、生きていくうえでは、何かとストレスに遭遇するものです。 だからといって誰とも会わずに家に引きこもっていては、なかなか気持ちが晴れないでしょう。 そんなときは家に閉じこもるのではなく、…

女性は立ち食いそば屋に、男性はおしゃれなカフェに行く

女性は立ち食いそば屋に、男性はおしゃれなカフェに行く 仕事、家事、介護、場合によっては子育て……女性の多くは40代から50代にかけて、人生のなかでも最も忙しい毎日を送ります。 たいていの女性は生き生きとしていますが、この年代の女性のなかには、記憶…

引きこもり脳の五つのサイン

引きこもり脳の五つのサイン 夢を実現できる機会、あるいは何かに挑戦できる機会が訪れたら、絶対にそれを逃してはなりません。 心身ともにリフレッシュする絶好のチャンスになるからです。 ところが歳を重ねると、せっかく旅行していても、「私はいいです」…

切り方により使う脳番地が違う?

切り方により使う脳番地が違う? 料理をするときに脳を鍛えるコツは、まだまだあります。 野菜を切るという行為もその一つです。 たとえばダイコンを切るときは、作る料理に合わせて切り方を変えるものです。 味噌汁に入れるならイチョウ切りにするでしょう…

なぜ料理中の味見が脳を鍛えるか

なぜ料理中の味見が脳を鍛えるか 食べるだけでなく、料理をするという行為自体が、脳を鍛えます。 だから男性よりも女性のほうが長生きで、ハツラツとしているのでしょう。 毎日献立を考えたり、調理するときにフライパンを持って食材を炒めたり、オタマで鍋…

神社仏閣は脳のパワースポット

神社仏閣は脳のパワースポット 脳は刺激を受けることによって活性化し、結果、老化も認知症も退散します。 簡単な体操も効果的なので、毎日続けてもらいたいと思います。 では、どんな「体操」がいいのか? お薦めするのは、なんと神社仏閣への参拝やお墓参…

食事は毎日三回できる脳トレ

食事は毎日三回できる脳トレ 脳にとって大切なのは、食材だけではありません。 食べ方も重要なのです。 まず知っていただきたいことは、食べるという行為は、脳を使うということです。 普段、無意識に食べているようで、実は脳がフル稼働しているのです。 な…

両手を使って食事をすると脳は

両手を使って食事をすると脳は 手を使うと運動系脳番地が刺激されますが、両手を使うほうが、より効果的です。 そのため普段の食事の際には、箸と食器を両手に持って食べるように心がけましょう。 また箸ばかりでなく、ときにはフォークとナイフで食事するこ…

「噛む」「嗅ぐ」で活性化する脳

「噛む」「嗅ぐ」で活性化する脳 ところで食物を食べるには、噛まなければなりません。 そして、この噛むという行為が、脳を刺激して覚醒させます。 現代の日本人は、昔に比べて硬いものを食べなくなりました。 牛肉を例に挙げても、溶けるように柔らかい肉…