#メンタルヘルス

セロトニンも腸で作られる

セロトニンも腸で作られる 自律神経とメンタルの関係をふまえたうえで改めて注目したいのが、腸のむくみの影響です。 消化管である腸は自律神経に支配されているため、下記2~4のような自律神経のアンバランスが続くと働きが低下していき、「血流障害→むくみ…

自律神経と「うつ」の関係は

自律神経と「うつ」の関係は 自律神経のバランスがいい人の特徴は、見た目も若々しくイキイキしていて、何よりも人当たりがとてもよいところにあります。 「自律神経のバランスはまわりの人に伝染する」といういい方をしていますが、自律神経が整ってくると…

「うつ」の原因は脳にあるのか

「うつ」の原因は脳にあるのか いま、うつになる人が増えているといわれています。 厚生労働省が行なった調査では、医療機関を受診した患者数は年間およそ100万人おり、一般的には、セロトニンのような脳内の神経伝達物質のバランスが崩れてしまうことで起こ…

「嫌なやつ」「マイナスの出来事」はすべて錯覚?

「嫌なやつ」「マイナスの出来事」はすべて錯覚? 「天上天下唯我独尊」というお釈迦様の言葉をご存知でしょうか。 この言葉はよく、「この世でいちばん尊いのは、この世にただ一人しかいない自分である」というふうに、自己中心的な意味で解釈されることが…

楽しいイメージで脳は変わる

楽しいイメージで脳は変わる ストレスを受ける期間が長期間に及び、物覚えが悪くなったり、言おうと思ったことがうまく言葉にならない、いくつかのものから一つのものを選択するのが難しい、といった経験はありませんか? ストレスが慢性的に加わると、脳の…

1日10分、頭をからっぽにしよう

1日10分、頭をからっぽにしよう 毎朝、オフィスに入って、10分間ほどただぼんやりと過ごすことを日課にしています。 このとき、目も耳も、頭も、しっかりと休ませるのがポイントです。 体には、視覚や聴覚などさまざまなセンサーが備わっていて、人は無意識…

オフィスの無駄話は無駄じゃない

オフィスの無駄話は無駄じゃない たわいもない話をすることは、目に見えない形で心を楽にしてくれるばかりでなく、実際に仕事の高率をよくすることがわかっています。 社会心理学の世界では、「雑談が生産性を向上させる」という考え方があります。 たとえば…

「もやもや」や「グチ」はためこまず、こまめに吐き出す

「もやもや」や「グチ」はためこまず、こまめに吐き出す がんばっているのに、認めてもらえない。 理不尽なことをされたけれど、従うしかない。 うっかりミスで失敗してしまった。 こんなふうに「もやもや」したストレスを抱えたとき、あなたはどんなふうに…

SNS疲れを解消する「デジタルデトックス」

SNS疲れを解消する「デジタルデトックス」 あなたは現在、TwitterやLINE、FacebookなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用していますか? SNSを利用しているユーザーのうち、53%がSNSを「面倒」だと感じている、という調査結果があります(V…

惰性のつきあいなら、断ってよし

惰性のつきあいなら、断ってよし 人間関係で疲れたら、まずあなた自身の「人づきあい」をいちから整理してみましょう。 人づきあいがうまくいっていて、良好な人間関係を築くことができているならば、毎日はとても楽しいものになります。 しかし、人と人が関…

「考え方」を変えるよりも「注意」を変える

「考え方」を変えるよりも「注意」を変える 世の中に数多く出ている自己啓発的な書籍は、「考え方を変える」ことによって、ポジティブな自分をつくり上げようとするものです。 しかし、それは脳にとって至難の業です。 人間の脳は、「古い脳」「真ん中の脳」…

生活のなかのマインドフルネス

生活のなかのマインドフルネス 瞑想のトレーニングを取り入れた「マインドフルネス」が世界中を席巻しています。 マインドフルネスの定義は、「いまここでの経験に、評価や判断を加えることなく、能動的に注意を向けること」です。 抽象的な定義なので、ピン…

ひらめきやすい脳をつくる「観察瞑想」

ひらめきやすい脳をつくる「観察瞑想」 調心のもうひとつの方法は、瞑想中の思考や感情、体の変化などを、いちいち立ち止まって吟味しないで、観察しながら受け流すというもので、こうした瞑想のことを「観察瞑想」といいます。 集中瞑想では、ひとつの対象…

集中力、記憶力、意思決定を鍛える「集中瞑想」

集中力、記憶力、意思決定を鍛える「集中瞑想」 瞑想をするうえで大切なことは、「調身」「調息」「調心」の3つです。 すなわち、姿勢、呼吸、心を整えるということです。 瞑想の姿勢といっても、特別なものではありません。 座禅のように脚を組んでもいいで…

瞑想は万能の力を鍛えるベースメソッド

瞑想は万能の力を鍛えるベースメソッド 姿勢と呼吸を整える――。 じつは、この2つは「瞑想」の基本動作でもあります。 なぜ突然、瞑想の話になるのか、訝しく思われるかもしれません。 でも、安心してください。 瞑想は、現在ではれっきとした最先端科学の研…

イライラ、ムカムカを抑えるコツ

イライラ、ムカムカを抑えるコツ 物事がスケジュール通りにいかなくてイライラ、後輩の口のきき方にムカムカ、渋滞に巻き込まれた上、割り込まれてカッとなる――などなど、生活の中でイラッとするとき、ストレスを感じるときは誰しもありますね。 でも、イラ…

“脱ストレス”で心も血管も、しなやかに

“脱ストレス”で心も血管も、しなやかに 私たちはさまざまなストレスに常に襲われています。 けれども人間にとって「ストレスがない(少ない)状態」は大事です。 心身のストレスは、突然死などの循環器のトラブルを招くからです。 ここでは、ストレスを溜めな…

正体に気づけばストレスは自然と軽減できる

正体に気づけばストレスは自然と軽減できる 自分にとって何がストレスなのかを考えてみる。 ストレスに気づくことが、病気から脱却する第一歩になる。 ◆何がストレスかわかれば、本能が守ってくれる 病気や体調悪化の大きな原因は、ストレスによって交感神経…

ストレスは脳細胞を破壊する

ストレスは脳細胞を破壊する ベトナム戦争の帰還兵の後遺症は、米国でも話題になりました。 彼らは、帰国して日常の生活に戻ったあとで、いろいろな後遺症に悩まされているのです。 自動車の排気音を聞くと、「戦車に襲われる」と叫んで、机の下に隠れる人が…

心の平安こそ脳を守る

心の平安こそ脳を守る 海馬は、ストレスによって傷害を受けます。 と同時に、高齢になると傷害されやすくなります。 このため、高齢になると、若い頃のことはよく覚えていても、最近のことは覚えられないということが起こってきます。 一方、前頭葉も、高齢…

キレる人は、なぜ朝よりも夜の方が多いのか

キレる人は、なぜ朝よりも夜の方が多いのか 電車の中でキレる人を見かけます。 少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。 でも、最近は違ってきています。 しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人な…

女性はうつになりやすい

女性はうつになりやすい 女性は男性の三倍もうつになる人が多いのです。 この理由を心理的、あるいは社会的な要因によって説明する理論がいくつか提出されていますが、いちばん肝心なのは、男性と女性は生理学的に違うという点です。 このことを説明したのが…

便利になったのに疲れるのはなぜ?

便利になったのに疲れるのはなぜ? 21世紀の日本。 ずいぶん豊かになったものです。 生活水準が上がり、数十年前と比べると圧倒的に便利になりました。 食べ物だって、安価で美味しいものが、いともたやすく手に入ります。 ところが、そこに住むわたしたちは…

あなたの気分は?

あなたの気分は? うつは、かかっているとか、かかっていないとかいうタイプの病気ではありません。 わたしたちの「感情」あるいは「気分」は、機嫌のいい状態からひどい落胆までの範囲のどこかに位置します。 ただしアメリカ精神医学会が作成しわが国でも採…

ストレスがみるみるなくなる七つ道具

ストレスがみるみるなくなる七つ道具 ストレス・リダクション・グッズといわれるものがあります。 リダクションとは減少という意味ですから、ストレス解消グッズといってもいいでしょう。 現代社会に生きているわたしたちは、ストレスのもとになるものに常に…

その人の生き方の偏りを教えてくれる病気-生き方が免疫力を左右する-

その人の生き方の偏りを教えてくれる病気-生き方が免疫力を左右する- 健康なうちは日常生活だけで精一杯で、「健康とは何か」あるいは「どうして病気になるのか」などと考えることはないでしょう。 しかし一度、体の仕組みや病気の成り立ちといったことを…

怒りっぽい人、権威的な人が病気になりやすい理由-生き方が免疫力を左右する-

怒りっぽい人、権威的な人が病気になりやすい理由-生き方が免疫力を左右する- 生きていれば、落ち込んだり、怒ったりすることもあるでしょう。 免疫力にとってもっとも悪いのは怒ることです。 上司からの一言がきっかけで、怒りをためてがんになってしまっ…

自律神経の傾向からみる性格-「病は気から」には、科学的根拠がある-

自律神経の傾向からみる性格-「病は気から」には、科学的根拠がある- ストレスを受けやすい性格、そうでない性格というのはあるのでしょうか。 一般にストレスに強いのは、多少鈍感で交感神経優位な人です。 逆に、何かあるとすぐに落ち込んでしまうようなス…

「うつ」を解消する方法

「うつ」を解消する方法 人が「うつ」へ向かうとき、からだはどうなっているのでしょうか。 たいてい、肩甲骨も骨盤も閉まる方向にサビついていて、まったく開けない。 ほとんどのエネルギーが骨盤や肩甲骨が閉まっていくために消費され、全身を支える重要な…

人間関係に疲れたときも、からだを見直せ!?

人間関係に疲れたときも、からだを見直せ!? 人間関係でも恋愛関係でも、家族でも、誰だってときには相手をうっとうしく感じる時があります。 じぶんのいいたいことが相手にまったく伝わらなくて、会話をしてもつかれるいっぽう。 かといって、一緒にいるの…