#メンタルヘルス
性格は変わらないが、思考のクセは変えられる 「認知療法」は、軽いうつには有効! 人間の性格は、なかなか変わりません。 しかし考え方を変えることはできます。 うつっぽくなりやすい人は、概して物事をマイナス、後ろ向きに考え、あるショックなどをいつ…
うつのサインを見逃さない メランコリー親和型性格は、うつになりやすいか!? いったんうつになると、「死んでしまいたい」と思わないまでも、いろいろなことから逃げたくなります。 仕事もやる気が起きない。 集中力なども落ちてくるため、ミスも増えてきま…
忙しくない働き方でストレスをためない 通勤時間の上手な使い方 その日いろいろなストレスがあったとしても、良質な睡眠がストレスを和らげてくれます。 しかし、いい睡眠のためには1日の過ごし方も大切です。 残業が多く、帰宅も深夜になるようでは、なかな…
シャワーを浴びて冷水を飲む ベッドの中で体をほぐし、ある程度目覚めたら、散歩をしないまでも、温水シャワーを浴びるといい。 いきなり冷水では心臓にも良くありません。 とくに高齢者は、温度の変化になかなかついていけません。 真冬など、風呂と脱衣所…
目覚めたら、まず体をほぐす 誰でも朝はつらい。 うつっぽくなると、ますますつらくなる。 ですがこれは、人間の習性のようなものだと割り切ってしまうことです。 朝は眠いのが当たり前。 しかも眠る時間が遅かったら睡眠時間そのものが足りず、なかなか起き…
「ポジティブシンキング」にとらわれる必要はない うつ気分の人が新しい習慣を身につけようとするとき、“自分を変えたい”と願うとき、つい考えてしまうのが、「もっとポジティブになろう!」ということです。 「自分はいつもネガティブだからうつっぽいんだ…
習慣化で試してほしい「チェックリスト」 習慣化で大切なことのひとつに、「計測する」ということがあります。 ターゲット行動がどれだけ増えたか、あるいはライバル行動をどれだけ減らすことができたのかを確認できなければ、新たに習慣を身につけるという“…
「ちょっとずつ」というアプローチで習慣化する 一気にゴールを目指してはいけない 「少しいい加減になる」ことは、習慣化においてもきわめて重要なファクターです。 嫌なことを無理やりやるのではなく、結果を「いいもの」にする。 より快適に行動できない…
自分への「ごほうび」を考えよう ごく簡単に言い換えれば、行動に対する「ごほうび」をつける。 専門的には「動機付け条件」「行動のリインフォース(強化)」と呼んでいます。 たとえば「毎朝の散歩」の結果をいいものにすることを考えてみましょう。 おわか…
行動の「結果」をコントロールして習慣をつくる 増やしたい行動は増やしづらく、減らしたい行動は減らしづらい。 それが人間のメカニズムというもの……。 だからといって、あきらめることはありません。 このメカニズムを利用して、増やしたい行動を増やす、…
行動をコントロールするつもりが、行動にコントロールされている? ・ターゲット行動は、すぐに成果を享受できない ・ライバル行動は、すぐに成果を享受できる これが、ターゲット行動を増やしにくく、ライバル行動を減らしにくくしている理由です。 たとえ…
習慣を手に入れる着目すべき「2つの行動」 「うつ防止・うつ脱出の習慣づくり」は、行動科学的に見ると実は「2種類の行動」に分けることができます。 ひとつは「増やすべき行動」。 早起きや軽い運動、規則正しい望ましい食事。 そしてもうひとつが「減らす…
行動を無理なく「習慣」にさせる方法とは? 同じ行動が繰り返されれば、やがてそれが習慣となります。 ではなぜ、人は行動を繰り返すのか? 人の行動とは、次の3つの要素から成り立っています。 A 先行条件(人が行動を起こすきっかけ。行動する直前の環境) …
行動科学マネジメントのメカニズムとは? まず「行動」に着目し、科学的な目で行動を見る 「習慣とは行動」 習慣化の際に注目すべきは、自分自身の「行動」。 意思や考え方といった内面ではありません。 もう少し具体的にいえば、行動するための条件や環境を…
「うつ」を防ぐために習慣化は大事だが、現実には簡単ではない 「毎日の習慣を少し変えるだけで、うつは防げる」 この考え方には、全面的に賛成します。 しかし問題なのは、「考え方や行動パターンを変えるのは、なかなかむずかしいことかもしれない」という…
ビジネスにおいて「ストレス」は当たり前 「部下に“うつ傾向”の人間が増えている」 「社員がみなストレスを抱えていて、社内に活気がない」 「管理職である自分も、さまざまなプレッシャーに押しつぶされそうだ」 多くの経営者、現場マネージャーからこうし…
すべて、自律神経がカギになる 自律神経の働きが不安定になると、うつにつながる うつや落ち込みに自律神経が大きく関わっていることは、おわかりだと思います。 自律神経が不安定になることで、心身にさまざまな悪影響を及ぼし、重くなると「うつ病」に進む…
結局は「腸」がポイントになる 炭水化物と一緒に摂ると効果的! たんぱく質には、トリプトファン以外にもさまざまなアミノ酸が含まれていますが、トリプトファンが脳内へ運ばれるのを阻害するものもあります。 しかし、一緒に炭水化物(砂糖などの糖質)を摂取…
ストレスをためない食事とは? キーワードは腸内環境と「トリプトファン」 セロトニンのほとんどは腸にありますが、ストレスなどの“気持ち”に関係するのは、脳内のセロトニンです。 しかし、腸のセロトニンは脳内には入ってこれない人体のしくみになっており…
なぜセロトニンが不足するのか? セロトニンが不足すると、疲れやすく、元気もなく、一方でイライラしたり切れたりと、感情が安定しない。 それだけでなく、眠れない、便秘・下痢、偏頭痛がするなどの身体的症状も現れやすい。 うつというと無力感で落ち込む…
ストレスと、脳内ホルモン「セロトニン」の関係 抗うつ薬は、脳内にある「セロトニン」を増やします。 セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンが暴走しないように、心のバランスを整える神経伝達物質だとされています。 セロトニンが不足すると精神のバ…
「困ったこと」や「悩み」を横に並べない よく、「ストレスなんか感じたことない」と言う人もいますが、それはストレスを重苦しく感じていないだけのことです。 ストレスは誰でもやってきます。 ストレスまで行かなくても、「ヤバイ!」と思うことはあるはず…
ストレスを感じても引きずらない よく、「こんな人はストレスを感じやすい」と言われるリストなどが紹介されます。 しかし、ストレスは誰でも感じます。 それをいつまでも重荷に感じることのほうが問題なのです。 そういうチェックリストで自分を振り返るこ…
必要以上に、周囲を意識しない 「適当に生きる」ことを考えてみる うつになりやすい人は、「自分はダメだ!」「あれは失敗だった。こうしていれば……」などと考えて、自分を追いつめる傾向があります。 これではストレスはたまる一方です。 だからこそ、まず…
適度なストレスは、むしろエネルギーになる ストレスにはさまざまあります。 暑さ、寒さ、騒音などの肉体的なストレスもあるし、精神的なストレスもあります。 ここでは精神的なストレスに絞って説明していきます。 ここに1枚の板があると考えてください。 …
ストレスから逃げるには「考え方」を変える 何かの原因でストレスがたまったとしても、そのストレスを解消してやれば、気持ちは元に戻ります。 いつまでも引きずるのが、いちばんよくありません。 常にストレスが一杯の状態だと、ちょっとした新たなストレス…
自律神経失調症は、放っておくとうつに進行する!? 通常は、交感神経と副交感神経はバランスよく働いています。 交感神経によるホルモンは昼間に多く分泌され、副交感神経によるホルモンは夜に多く分泌されます。 夜になると眠くなるのも、そのためなのですが…
そもそも自律神経とは、何だろう 「自律神経失調症」というものがあります。 人間は、脳が“自律的”に呼吸や血流をコントロールしています。 胃腸などの内臓もそうです。 手足などは自らの意思でコントロールしていますが、たとえば「この夕食は、早めに消化…
「共感性」が心を癒やす 酒席などでグチをこぼす行為は、一般的にあまり歓迎されません。 しかし、ストレス解消という意味ではけっこう有効なのです。 例えば、気心の知れた友人に「会社の上司にこんなことを言われた」「がんばっているのに評価してもらえな…
脳を元気にする腸内細菌の秘密 腸と脳のつながりに関して、近年、働く人たちの間で急増している「過敏性腸症候群」という病気が注目されています。 過敏性腸症候群は、ストレスによって引き起こされる便秘、下痢、腹痛などの症状を指し、1下痢型、2便秘型、3…