#生活習慣病

「薬漬け」治療から脱するための選択肢

「薬漬け」治療から脱するための選択肢 2016年11月、アメリカの製薬会社イーライリリー・アンド・カンパニーは、開発中のアルツハイマー型認知症の治療に、有意な進行抑制がなかったとする臨床結果と、薬の承認申請はおこなわないという衝撃的な発表をしまし…

認知症予防にはMCI(軽度認知障害)の早期発見が不可欠

認知症予防にはMCI(軽度認知障害)の早期発見が不可欠 厚生労働省は2015年1月、認知症の患者数が2025年には700万人を超えると発表しました。これにMCIを加えると約1300万人となり、65歳以上の3人に1人が認知症または予備軍となる計算です。 しかし、認…

ボケるか、ボケないかの境目はMCI(軽度認知障害)

ボケるか、ボケないかの境目はMCI(軽度認知障害) 認知症医療で後悔しないためには、まず予防、早期発見、正しい早期治療の3つを理解しておくことが大切です。 特に大事なのは、早期発見です。 症状があらわれた段階では、脳はすでに激しく損傷しています…

脳疾患の影響を受けて発症する「二次性認知症」

脳疾患の影響を受けて発症する「二次性認知症」 二次性認知症は、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害を起こした後、その後遺症として発症します。 割合としては、男性に多い認知症ですが、女性は閉経後に血清コレステロール濃度が急激に上昇する…

男性に多いレビー小体型認知症

男性に多いレビー小体型認知症 レビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症に次いで多い認知症で、アルツハイマー型が女性の発症率が高いのに比べレビー小体型は男性のほうが多く、女性の2倍といわれています。 レビー小体というのは、神経細胞にできる特殊…

家族性と老年性の2タイプがあるアルツハイマー病

家族性と老年性の2タイプがあるアルツハイマー病 アルツハイマー病には、遺伝的要因による「家族性アルツハイマー病」と、遺伝とは関係なく高齢などで脳が萎縮し認知機能が衰える「孤発性アルツハイマー病」があります。 家族性アルツハイマー病は、ある特定…

脳の神経細胞が、減少することで発症する「変性性認知症」

脳の神経細胞が、減少することで発症する「変性性認知症」 主な認知症の種類 認知症は原因となる疾患によって、さまざまな種類があり、大きくは2つの群に分類されます。 ひとつは脳の神経細胞が異常に変化、または減少することによって発症する「変性性認知…

「キレる老人」は認知症の可能性大

「キレる老人」は認知症の可能性大 駅や町中で怒声をあげている高齢者や、店員さんに突然怒り出す、いわゆる「キレる老人」を目にすることがあります。 以前は穏やかだったのに、最近やけに怒りっぽくなった、という急な性格の変化は注意が必要です。 それは…

余分三兄弟をできるだけとらない

余分三兄弟をできるだけとらない 脂肪(分)、糖分、塩分。 これを余分三兄弟と呼ぶのだそうです。 テレビのコマーシャルに登場しましたが、なかなかいいネーミングだと思います。 コマーシャルでは、糖分は甘いものというイメージですが、甘いものだけでなく…

ショウガ、トウガラシの効能

ショウガ、トウガラシの効能 料理に欠かせないのが香辛料です。 とくにショウガとトウガラシ。 ショウガは最近体を温めてくれるとたいへん注目を集めていますが、ショウガの栄養成分が続々と明らかになってきました。 その代表が「ジンゲロール」。 ショウガ…

寒い日は、首の頸動脈を温めるマフラーは必需品

寒い日は、首の頸動脈を温めるマフラーは必需品 急激な寒暖差にご用心!ヒートショックが突然死をまねく 入浴中に心肺が停止して、救急搬送されて亡くなられる人は、全国に年間1万7000人いると推測されています。 そのうち約8割は、65歳以上の高齢者です。 …

血管が詰まる病気

血管が詰まる病気 血管が詰まるリスク □ 足の痛みで立ち止まりながらでなければ歩けない □ 足に傷ができても治らない □ 安静時でも足が痛い □ ときどき意識消失がある □ 脳梗塞の既往がある 日本人は高血圧が多いのですが、欧米人に多いのが肉食によるコレス…

血管が破れる病気

血管が破れる病気 血管が破れるリスク □ 血圧が高い(とくに下の血圧が90mmHg以上) □ 背中やお腹が痛い □ あお向けになると、へその下あたりに脈を打つしこりに触れる 血管が破れる病気はなぜ大動脈に起こりやすいのでしょうか? 血圧は心臓からの血液の拍出…

量を食べなければ満足しないときの対処法

量を食べなければ満足しないときの対処法 銀行口座はお金が入ってきても使わなければ貯まっていきます。 お金の場合ならいいのですが、人間の身体に置き換えれば脂肪です。 溜めすぎると関節も弱くなって、心臓にも負担がかかります。 量を食べなければ満足…

どのように味覚を変えればいいのか?

どのように味覚を変えればいいのか? 私たちの味覚は私たちの食生活からつくられます。 加工食品、味の濃いもの、炭水化物、脂っこいもの。 こうしたものを好んで食べている人は、その食事体験の中で「おいしい」という記憶が頭に残ります。 長年培ってきた…

1日1食は健康を害する

1日1食は健康を害する 太っているから栄養が十分だとは言いきれません。 なぜなら炭水化物をたくさん摂っていれば太るからです。 そうした太り方では栄養が足りなくなります。 とくに現代は外食が多いので、気づかないうちにカロリー過多なのに栄養は不足し…

血管を強くする栄養素

血管を強くする栄養素 炭水化物(糖)、塩分を少なめに、HDLコレステロール値を上げる食材を選ぶのが血管力を高める食事の基本です。 これに外せないものが、たんぱく質を十分に摂る食事を心がけることです。 血管はアミノ酸、たんぱく質とコレステロールなど…

コレステロールはただ減らせばいいものではない

コレステロールはただ減らせばいいものではない コレステロールは人間の身体の筋肉や細胞にとって欠かせない存在です。 不足すると血管は脆弱になり破れやすくなります。 菜食主義の日本人には脳出血が多く見られる理由として高血圧のみではなく動物性たんぱ…

日本人の食事はとにかく糖分過多

日本人の食事はとにかく糖分過多 日本の肥満率は世界最低レベルです。 しかし、糖尿病患者数は世界のトップ10に入っています。 理由は明らかに炭水化物の摂りすぎです。 欧米人は肉食なので脂肪を摂りすぎる傾向があります。 甘いものを食べる習慣が増えると…

カロリーゼロ食品は腸の機能を低下させる

カロリーゼロ食品は腸の機能を低下させる 食事の原則はバランスよく活動量にあったカロリーをとることです。 ただ現代食は肉類が多く、糖質も多いのでどうしてもカロリーオーバーになりがちです。 もちろん、山盛りのご飯を毎日3食とっている人は少なく、多…

満腹でも栄養不足になる現代の食事

満腹でも栄養不足になる現代の食事 化学調味料を摂ることで消化酵素が出てこなくなる。 つまり必要な栄養(ビタミン、アミノ酸など)が吸収されません。 毎食お腹いっぱい食べているのに栄養不足になってしまうのです。 栄養が足りなければ、血管壁も柔軟性を…

21日間で血液を若返らせる食事の仕方

21日間で血液を若返らせる食事の仕方 血液には酸素を身体に運ぶ赤血球、免疫反応や滅菌に重要な白血球、血液の凝固に大切な血小板、そのほか身体のさまざまな組織にとって不可欠な血漿(プラスマ)という成分があり、その中にたんぱく質、アミノ酸、コレステロ…

血管を一気に若返らせる3つの柱。活力の正体は自律神経

血管を一気に若返らせる3つの柱。活力の正体は自律神経 第2の柱「自律神経」 血管を強くする第2の柱は、自律神経の閾値を高めることです。 これによって血管そのものをケアすることができるのです。 動脈は心臓の拍動を受けて血管自体がうねうねと波打つよう…

血管を一気に若返らせる3つの柱

血管を一気に若返らせる3つの柱 第1の柱「運動」 病気は大きく2つに分かれます。 1つは身体の奇形や遺伝/染色体異常(ダウン症、色盲)などの先天性疾患。 もう1つは糖尿病、高血圧、がん、心筋梗塞、脳梗塞といった後天性疾患です。 後天性疾患の90パーセン…

血液量は多いほうがいいの?

血液量は多いほうがいいの? 血の巡りがよければ、新陳代謝が促されて、身体も若々しく活性化します。 では、どうすれば循環器系はうまく機能するのでしょうか? 水量が豊富で滞りなく流れている川はきれいで澄み渡っています。 反対に水が少なく流れもゆる…

血管力とはなんだろう?

血管力とはなんだろう? 血液が全身に行き渡ることで酸素や栄養が細胞へ運ばれます。 反対に細胞から老廃物が出ると血液中に取り込まれて流れていきます。 この営みが、人間の身体を活力あるものにします。 心臓から拍出された血液が、血管を通って全身の細…

本当の自分を見つけるために、まず血流をよくする

本当の自分を見つけるために、まず血流をよくする もちろん人間の心は非常に複雑です。 単純に体の生理的な変化だけですべて決まるわけではありません。 血流をよくして体を整えるということは、ノイズを取り除くことにも似ていると思っています。 うるさい…

体の束縛を解けば、心の自由が手に入る

体の束縛を解けば、心の自由が手に入る 血流が心の状態に影響することを、漢方は遠い昔から知っていました。 思考そのものが血液と深くかかわっていると考え、血液を精神活動の基礎物質とみなしてきたのです。 実際、血流がよくなれば、心はすこやかな状態を…

命への感謝が血をつくる

命への感謝が血をつくる 食事を自分にとってちょうどいい量にすること。 血をつくる食材をしっかりと食べていくこと。 そんな当たり前のことが大切だということに気づかされます。 今の日本人は食べ過ぎや早食い、あるいは食事内容の偏りのために胃腸が弱っ…

血を増やしたければ肉食女子になりなさい

血を増やしたければ肉食女子になりなさい お肉を食べてほしいのです。 そして、肉は肉でも、牛でも、豚でもなく鶏肉です。 ほうれん草と鶏肉の100g中の鉄分の量を比較してみると、ほうれん草は2.0mg、鶏もも肉は2.1mgと一見同じように見えますが、野菜の中の…